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物語のおわり-ワインディングロード
サイクリングが趣味の綾子が、彼氏の剛生から文学の才能の無さを叱責され、好きな作品を否定され、挙句の果てに、第一志望だったテレビの制作会社の内定通知の報告をした時は、祝い言葉は一切なく、むしろ文学から逃げたやつに面白いドラマが作れるはずがないと言われる。
剛生に対してとてつもない怒りを覚えると共に、綾子に対しても「言い返してやれよ」と不満を感じた。この私の怒りの正体はどこにあるのだろうか。何を恐れ
【愛とは、恐れを手ばなすこと#00】
・この本を選んだ理由:
今のわたしは、父を恐れ、母を憎んでいる。でも、本当は"ただ一緒にいるだけ"を感じてみたい。
・"はじめに"を読んでの印象に残った部分と理由感想
「誰かから何かを手に入れる必要を感じ、その必要が満たされたときには相手を愛し、満たされなかったときには相手を憎む」
わたしは、無意識的に人間関係を損得で考えている。そして、"侵害"されることを恐れ、反射的に怒りをつくる。侵害される