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米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿207

第206回から続く


いろいろな資金フロー


ブルームバーグ記事からの引用です。

・投資家はテクノロジー株から逃避、「ベビーバブル」形成で―BofA

こちらは、James Picernoさんがシェアしてくださったツィートとチャートです。


James Picernoさんからの引用~アメリカの景気先行指数、5月にふたたび下落。2023年第3四半期から2024年第1四半期にかけての期間、米経済は縮小するだろう

・昨日述べた、ここから6月30日までのところ、まずチェック、いろいろな資金フローが見られることになるでしょうから。

・もちろん、ハードランディング(米経済・景気の急減速、リセッション)というところ、意識もしていますし、頭には入れています。リセッションの声が聞こえて来れば、それがマーケットの視線の中心に据われば、過去の例で見ても株は約2割下落していますから。
過去の寄稿で述べましたが、すでに、現在、NBER(全米経済研究所)は、リセッション認定の準備を進めているという、アメリカの然るべき専門家の主要メディアを通してのコメントもございました。

TGAの再構築~米政府の会計年度末が9月30日


TGAの再構築~米政府の会計年度末が9月30日ですから、イエレンさんは8月を目途にして、この6月からこの第3四半期にかけて再構築を行うでしょう。

・前回、TGAの再構築時は、2021年の12月中旬から2022年6月にかけての期間で、この期間、株約2割下落してました。

上記に述べている事、また「・」で記しましたような事を意識している事は事実です。これらの事がどんなタイミングで株のマーケットに意識されるて行くのかという事と、第190回の寄稿で述べました2024年初旬から「債券のQE時代がやってくる」「国債買戻しを米財務省が主導する」~「流動性を供給する」という大変重要な事。
こういう事柄や時間軸の中で、今年における、QTの状態。
QTもろかぶりの状態になって、差し引きネットで流動性に対してネガティブになる状態は、いつどこでなのか。それを観察しています。


ブルームバーグ記事からの引用です。

・アトランタ連銀総裁、金利据え置きを支持―インフレ鈍化に十分


ハト派寄り、タカ派寄り、という議論は脇に置かせて頂きまして。
過去の寄稿で述べ続けてきました通り、ボスティック総裁のおっしゃる~「今の水準を年内、そして来年に入っても長く据え置くことに違和感はない」~僕個人は、基本、この考え方を基準に考えております。「高い、を、より長く
金融状況が引き締まる事によって、25ベーシスポイントの金利の引き上げと同様の効果をもたらすこと、それを正当化することは難しいことではないはずですから。
「この期に及んで、金利の水準があまり関係ない事をパウエル議長はすでにもうわかっているはずだ」という事を、引用を用いさせて頂きながら、過去の寄稿で述べて参りました。

49日の法要


さて、余談と致しまして。
避けて通る事の出来ない現実に直面しております。
たとえ話ですが、普通に生活などする時に、このくらい生活費がかかるかな~とか想定、そう思いながらいても、実際の生活ではその3割、4割増しお金がかかったりとか。

実父の死去に伴い、どうしても49日の法要を、つつがなく執り行うまでは、喪主として、落ち着きませんし、これまでしてきたような生活とは全く異なる生活を、現在している事は事実です。やらなければならない事が、当初考えていた3割増し、4割増し、それ以上あるんだなあという事を思い知らされ、痛感致しております。

よって、マーケットに対して何もしておりませんし、出来てもおりません。
今年につきまして、自分が実際に行動をとったのは、2月と3月だけです。

4月末から6月初旬にかけましては、実父のそばにいる事だけを考えておりました。

長いという表現が適切かどうかわかりませんが、ツィッターのプロフィールのところに記しているような期間、金融市場と関わってきましたので、そうそう、突然、感覚が鈍ったりとは、おこがましいですが、あまり考えておりませんが、「さあ、今日も戦争だあ~。よし、やるぞ~」という状態には現在ございません。

この状態は、いっとき今後も続かざるを得ないと考えております。私事で大変恐縮ではございますが、今後も寄稿させて頂けます時に、出来るだけ寄稿させて頂けますよう努めて参ります。
明日からまた少しの期間、寄稿をお休みさせて頂きます。
定期的な毎日の寄稿ではございませんが、もちろん、全て、全文無料記事でございます。

寄稿出来る時には、仮に短い文章であっても、ポイントのみを寄稿させて頂きます。自分が考えております事を、皆さまの、なにかしらお役に立てて頂けますように、寄稿させて頂けます事は、アウトライヤーにとりまして、ひとつ生きがいでもあります。

また、何か思いつくことなどございましたら、ツィートもさせて頂きます。

引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
アウトライヤー拝




第208回へ続く




最後に …
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私、アウトライヤーは、OUTLIER とは関係ありませんが、
OUTLIERは素敵な商品です
OUTLIER 「相乗的にパフォーマンスを高める食品と栄養素を集約。」


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アウトライヤー
より。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。
🍅注意事項
①不特定多数の者により随時に、誰でも閲覧可能な無料記事です。
投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません
③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。

『アウトライヤー寄稿』は利益を保証するものではありません。

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