見出し画像

SDGsの目標4〜6についての現状と私が考える対策



始めに

今回の記事では、前回掲載した記事「SDGsの目標1〜3」の続きである「SDGsの目標4〜6」について考えていこうと思います。

SDGs:2030年を達成年限とし、17つの目標と169のターゲットから構成されている世界共通の持続可能な開発目標のこと。

ゴール4:質の高い教育をみんなに

すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

画像1

↓日本の現状↓

まず始めに、目標4のターゲットを見ていきましょう。上記に日本ユニセフ協会がターゲットを掲載しているリンクを貼りました。キーワードとして”差別”、”読み書き”、”技術・能力”という言葉が目立ちます。私たち日本人にとって、教育の面での男女差別や読み書きができないことはあまり馴染みがないでしょう。しかし、本当にそうでしょうか。

私は未だ達成できていない面があると思います。それは、高校と大学の過程です。この目標4では、小中学校のみならず大学までの全ての学校が対象となっています。冒頭にある「SDGsの目標1〜3」でも記事にしているのですが、日本の子供の貧困数は7人に1人となっています。小中学校では義務教育を受けることができますが、高校からは日本の貧困層の子供たちは学校に行けていないのが現状です。その他の達成すべき項目として、育った環境や障がいを持つ子供に対していじめる生徒も多くおり、不登校や学校を中退してしまう子もいます。これが日本の教育面で課題にすべきことです。

↓対策↓

この課題から考える対策として、奨学金制度を増やすことや、差別されない学校に変革することが求められます。また、最近増えてきているオンライン授業をコロナ後も当たり前にし、就職活動時、学んだ環境を理由に左右されない世の中をつくるべきとも思います。

ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う

画像2

↓日本の現状↓

JICA(国際協力機構)によると、ジェンダーとは社会的・文化的に形成される性別のことで、最近よく耳にする「LGBTQ」やあまり浸透していないですが「IA+」が存在します。

ジェンダー関連のイベントとして、毎年6月には世界各国で「プライド月間」と呼ばれるものがあります。(日本はGW)プライド月間とは、LGBTQ+コミュニティを祝うもので、毎年多くのファッションや自動車ブランド、大企業などがこれに伴い、ロゴや衣類、企画などをLGBTの象徴カラーであるレインボーにして支持しています。

また、その他の取り組みとして、アンケート調査や書類等の性別のチェック欄に、「その他」をよく見かけるようになりました。

※これはLGBTを応援している企業の一例です↓↓↓

スクリーンショット 2021-08-18 18.42.49

これらの取り組みによって人々の理解が深められつつある今、未だに日本の至る所で男女差別が絶えません。例えば、化粧をしている男性を忌み嫌う人がいたり、女性の平均所得が男性より大幅に少ないことなど気になります。私も過去に飲食店でアルバイトをしていた時に、「男だから厳しくしてる」と言われたことがありました。

このように、日本国内には差別的発言や行動が絶えません。この状況に対して、どのような改善策を立て行動していけばいいのでしょうか。私は考えました。

↓対策↓

このジェンダー問題を解決するためには、今までの常識や伝統を変えるべきだと私は考えます。

2012年8月、東北三大祭りである青森ねぶた祭りの常識が一人の女性によって覆されました。今までは、「男性がねぶたを作る」という伝統でしたが、”賞”という結果を出した女性に対して男性が”認めた”という形で終わっていました。ねぶた祭りの話だけではないですが、この話を耳にして私はそれでも平等ではないと思いました。つまり、男女平等の社会の実現のためには許可制ではダメということです。

この男女差別やジェンダー問題解決のためには、一人一人が問題意識を持ってこの文化や伝統を変えていかなければ、完全にはなくならないと私は思います。なので、若者を始めとする日本人全員の意識改革が必要だと考えます。

ゴール6:安全な水とトイレを世界中に

すべての人々の水と衛星の利用可能性と持続可能な管理を確保する

画像3

↓日本の現状↓

世界には、トイレがなくて野糞をするしかない人が6億7300万人います。安全な水が飲めず、下痢制疾患で毎日1000人の子供が死んでいます。

日本で言えば、そのような人はゼロに等しいほどにいません。ホームレスの人は公共のトイレで用を足すことができ、公園の蛇口からいつでも無料で安全な水が飲めるからです。そんな当たり前なことをできない人たちが世界には22億人います。そこで、そのような人々を救うために日本からできることはないかと考えました。

↓対策↓

私は日本含め世界の排水量を削減し、その分の水を難民などの水が足りない人々に分配することが一番良い解決策だと考えています。

そこで、世界の排水量の20%を占めているアパレル業界作物を作るのに膨大な量の水が必要となる農業に目を向ける必要があると思います。他にもアパレル業界がもたらす水問題はあります。それは、化学繊維を使うとマイクロプラスティック*が川に流れ、海洋汚染の原因になっているという事実です。その川の水を飲めば、死の危険性すらあるのです。さらに、海へと流れ込めば、そこで生きる生物に悪影響を及ぼし生態系の維持も難しくなります。

*マイクロプラスチック:微小なプラスチックの粒子

私は日本国内に居るとしても世界で苦しんでいる人々の状況を変えるためにできることはあると思います。私たちはいつどんな時でも安全な水を飲むことができるこの環境を当たり前だとは思わず、大切に扱っていくことが大事だと考えます。

最後に

自分なりに対策を提示していますが、考えが変わった際には随時追記していこうと思っています。次のSDGs関連記事は、「SDGs目標7」です。

ありがとうございました



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?