自信がない→踏み出せない→自信がないのループを脱出するために
自信をつけるにはどうすればよいか、という相談をよく受けます。そこで、最近あった「自信をつけた人の事例」をもとに、どうすれば自信を取り戻せるか整理してみました。
自信がないから踏み出せない。
踏み出せないから自信がつかない。
自信がつかないから踏み出せない。
踏み出せないから自信がもてない。
自信がもてないから足がすくむ。
この繰り返しは永遠に続くように思えて、なんとか脱出したいと悩んでいるわけです。自分でもループに入っていることに気づいていて、ループを抜け出せないことに悩んでいるわけで、だからこそループ脱出のためにも、どうすれば自信をつけられるかを質問してこられます。
この質問者さんは、自信をつけることさえできれば、勇気を出して躊躇していた一歩を踏み出せると考えています。
行動していない状況で、自信をつけるのは難しいです。たとえ他人から褒められても、何に対して褒められているのかわからなかったり、褒められた事実を信用できないのです。自覚できないわけですね。
結局、自信をもてるのは、自分ができたと自覚できるとき。
成功した
やりきった
できなかったことができた
できないままだったけど前進した
成長したことが自分でもわかった
そういう自覚ができたとき、自信になります。
一歩を踏み出せず、失敗を怖れてチャレンジせず、行動していない状態で、自信を手に入れることはできません。自信をつけることさえできれば行動できるのに!と考えるのは解決できません。行動が先で、自信は後です。
ところが、行動があれば自信が持てるかというと、そんな簡単でもないのです。難しいことにチャレンジしようと意を決しても、そのレベルが高すぎて早々に心が折れてしまったり、能力とのギャップを痛感するだけで終了することがあります。そんな行動だけでは、自信を持つどころか、気が滅入ってしまいます。
ほんでもってどうすればいいのか、なんですけど。
ちょっとの背伸びで届くくらいの行動から始めることをお勧めします。
たかだかこんな小さいこと、レベルの低いことをやってるなんて、わたしってダメだな。そう思うかもしれませんが、それくらいのことから始めるのが近道です。高すぎる目標や進むべき方向で攻めると、いつまでも自信ないループに戻ります。こんなしょうもないことでも、できると嬉しい。こんな当たり前もことでも私にとっては初めてのこと。恥ずかしいほどのスタートだけど、とにかく前進しててスゴイ!
そう思えることから始めてください。
それと、前進したことが明らかになるようなことから始めるといいですね。
1週間で〇〇回、とりあえず5行、などです。
最初は量が一番わかりやすいです。質を問わず、です。続けていれば、質は上げられます。
褒めてくれそうな人に伝えておくのもいいですね。
コーチがベストですが、家族、友人に「質を問わずにやってるので、とにかく行動したことを褒めてね」と頼んでおくのもよい方法です。
成果がわかる工夫も必要です。
スタンプラリー式、グラフ式、などで自分の行動を別の方法で可視化しましょう。
そして最後のおすすめです。
できなかったことを紙に書いていきます。
毎朝走ることを決めて、できなかった日があればそれをノートに書きます。
webページを作ったのに、思ったようなdesignにならなかったら、それをノートに書きます。
スポンジケーキを作って、ふくらまなかったら、それを写真とともにメモします。
一見ネガティブな行動に見えますが、これは自分の行動を承認する行為です。一歩踏み出したからこそできること。書き綴ったノートは失敗集のようにみえて、実際は成長途中の行動記録でしかありません。
闇雲に褒められることを求めるより、自分の行動を自分で承認する小さな積み重ねが、自信へと導いてくれます。
これほんとですよ。
だからわたしは今日もnoteを書いています。今年はnote50本書く「50チャレンジ」を実践しています。中身の質は問いません。毎週1回書けるといいなぁと思っています。
今週もこうして1つ書くことができました。よくやった→自分!
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