53歳のおんな~養子と出会う~
自由に生きる!
53歳、自分の死後を考えるおんながいました。身近な人の死や自分の老いについて考えるようになりました。テロや戦争による影響もありました。そんなときに出会ったのが、33歳下の女性でした。
のちにその女性を養子にしました。養女となった女性は、おんなが78歳で亡くなるまで面倒を見ました。おんなが妹の世話になるのを嫌がったからでした。
彼女の名前は、シモーヌ・ド・ボーヴォワール (Simone de Beauvoir)、フランスの哲学者です。「第二の性」や実存主義、またジャン=ポール・サルトルとの長年のパートナー関係で知られています。サルトルの住処にプラスティック爆弾が仕掛けられた1961年、53歳でした。
↓サルトルと共にキューバの政治家・革命家のチェ・ゲバラを訪ねるボーヴォワール。(画像はWikipediaさまからお借りしました)
自由に生きるために!
比較できない人生とはいえ、わたしも自分の意思で自由に生きたいと思っています。しかし、死後も自由に生きようとは思ってもいませんでした。せめてこのサボテンが自由に生きられるよう、誰か引き取ってくださいませ。
自由に生きるの意味はひとによって違うように思います。わたしの場合は、自由に生きるため、決め事が必要です。それを自由と呼ばない人もいるでしょう。自由は難しいものです。
しらんけど
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