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空間会議がZoomより良い3つの理由

コロナによる出社の自粛、それに伴うリモートワークが一気に加速しています。
弊社は2年前から完全リモートにしておりまして、1年前にはリモートワークで起こり得る問題と、未来の働き方についてまとめたnoteを公開しています。
https://note.com/oukaichimon/n/n06e148410c20

そんな弊社は今「非同期コミュニケーションはSlack、同期コミュニケーションは自社製の空間会議システム桜花広場」を使っています。
同期コミュニケーションの方法はZoomなどありますが、なぜわざわざ自作したか。Zoomの何が不満でわざわざ1年半かけて新システムを作ったか解説したいと思います

1.顔面の共有じゃなく、空間の共有が大事

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 ZoomやSkypeで話をするとき、全員が一斉に喋り出して場が混乱することがあると思います。
 桜花広場は顔面ではなく空間を共有するコミュニケーションツールです。自分の右にいる人が喋れば右から声が聞こえ、喋りかけたい人の方向を見れば相手にそれが伝わります。このわずかな事が脳の負荷を減らし、多人数での音声会議の無意識のストレスを減らしてくれると考えています。
(注:桜花広場では会議参加時ヘッドフォンやの装着を推奨しています)

2.通信量を食いつぶしてまで、顔を見たくないし晒したくない

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 世のテレビ会議はなぜかお互いの顔面を晒し合うことを求めます。㈱桜花はそれを「通信量の無駄」と呼んでいます。
 桜花広場は「音声」とVR版では「首や手の座標データ」、非VR版では「首の座標データ」しか転送しません。これにより3人で1時間会議をしても12Mbyte程度に通信量を抑えています(一般的なテレビ会議の約1/20)。
 また顔を晒さない事には「威圧的な態度で会議を支配する人の排除」と「常時監視されていない気軽さ」という2つの利点もあります。
 前者は宮藤官九郎さんとラジオで対談したときに気付かされた事で、無言で威圧的な態度をとって忖度させ、いざ問題が起きると「俺は何も言っていない」と逃げる上司を撲滅できるのです。
(上のスクショのようなキャラクターに無言の威圧的な態度を取られても、我々は平気です)
 後者の方は説明抜きでも解ってもらえると思えます。

3.参加者全員、ポインターの共有ができる

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 これはなんでZoomに無いの? と不思議なのですが、上のスクショのように桜花広場は全員がレーザーポインタを持っています(PC版の立方体のキャラにも)。これによって「資料のここ」が全員できるようになっています。
 またPC版だと移動ができます。世界で初めて会議に「高さ」の概念を入れることに成功。移動すること、腕や頭を動かすことで会議にインタラクティブ性が加わり、ぼんやり誰かの顔動画を見ながら話をするテレビ会議より断然飽きが来ないです。
 また資料の共有も全参加者からできます。WinPC版、Rift版はPC上のすべてのウィンドウを共有できます。


桜花広場がZoomより不便な点
そんな桜花広場ですが、やはり完璧なシステムはなく、Zoomより使いづらい点があります。

1.動画の共有ができない
 桜花広場はもともとTrelloで書いたタスクをスタッフにVR上で共有するために作ったので、静止画の共有しかできません。
 エンタープライズ版オプションで、DropboxやGoogledriveにいれた動画ファイルの共有機能はありますが、リアルタイムに操作画面を共有することはできません。通信量を抑えるために今後も導入予定がありません。

2.会社のセキュリティ、セキュリティソフトと相性が悪い
 とくにNortonとの相性が最悪で、AmazonからダウンロードするだけでZipファイルを消しにかかります。
 会社のファイアウォールにひかかった場合はスマホテザリングで回避。セキュリティソフトにひかかった場合は一時的にOFFにしてもらって回避してください

桜花広場PC版の操作方法動画

VR版と非VR版、どっちを使えばいいの?
・議長やアジテーター、会議にフルコミットする人はVR版がいいです。
 まず議長は何人もの会議参加者を見渡しながら、発言を拾っていく必要があり、この時マウスで首を振るよりはHMDをつけて見渡した方が楽です。
 続いてアジテーター。これは身振り手振りのノンバーバルコミュニケーションが有用になります。こういう方はハンドルコントローラのあるVR版が良いです。
 最後に会議にフルコミットする人、していることをアピールする人はHMDがいいです。HMDをかぶると他のものがまったく見れなくなるので、強制的にフルコミットが約束されます。

・非VR版は上記に当てはまらない人にオススメです
 ハーフコミットで会議に参加しながら、別の作業を同時並行で行う。会議に参加しながら必要な資料や情報を検索、共有する。自分にとって重要じゃない会議については、気楽にながらで会議に参加できるので、精神的負担もすくないです。

桜花広場紹介サイト

販売サイト(アマゾン)





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株式会社桜花一門代表取締役高橋建滋です。漢字ばかり続くので戒名のようです。2013年からVRにどっぷりはまり、会社を辞め、独立、起業。今はVRオフィスでVRコンテンツやサービス作ってます。

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