科学を否定する人間はだいたい自分が独裁者になりたいだけじゃないかって話
アントワーヌ=ローラン・ド・ラヴォアジエという人がいまして、フランス革命時期の人で質量保存の法則の発見、酸素の命名などの功績から「近代化学の父」とも呼ばれている人です。応用化学科出身の自分としたら偉人の一人です。
フランス革命時期ということで察した方も多いかもしれませんが、この人もまた革命後の粛清の嵐に巻き込まれてギロチンにかけられます。その時の裁判長から「共和国に科学者は不要である」と言われ、「フランス人民に対する陰謀」というなんともわけのわからない罪状で死刑の判決がくだ