ソフトウェアエンジニアに反ワクチンがいないのは、他人の作った新しいものを信じないと仕事にならないから説

ツイッターでこんなことを書いたら色々な反応や意見が出たので、もうちょっとnoteで深堀りしてみようと思います。なお、このツィートでは反ワクチンと雑に書きましたが、もう少し細かく定義すると次のツィートの後者のようなものを想定しています

『自然派ママ』という単語に見る他者への不安と不信

なんとなく直感的に思ったのが『自然派ママ』という奴です。工業製品を信じず、自然由来の成分こそが正義という宗教なわけです。
エンジニアの仕事ってその対極にあり、工業製品=他人 を信じないと仕事にならないのじゃないかと。他者を信じることと、他者を正しく疑う事を両立する民

他者を信じることと、他者を正しく疑う事を両立させている民

コンデンサの理屈を信じ、シリコンウェハースの製造者を信じ、CPUの設計者を信じ、メモリーの製造者を信じ、OSの設計者を信じ、ツールを作った会社を信じ、SDKを作った人を信じ、多くの他者を信じ、巨人を信じて肩に乗っているから仕事ができるんじゃないかと思う。
もちろん疑わしい挙動が出た時は、きちんと正しく疑い、原因を切り分け特定し、ただしく対処する民族でもあるのではないかと思うのです

俺、ソフトウェアだけど疑っているし、0から全部設計した方が単価が高くなる◯×▲□△◎~

OKわかった。実は君にだけ伝えよう。この文章はBotが書いており、君たちを騙すために書かれている文章なのだ。君だけが知っている世界の秘密さ。だからこのウィンドウを閉じ、今日はもう仕事を辞め、軽く一杯やって温かい布団でゆっくり寝てくれたまえ。

不安や不信は原因があるわけじゃなく、そういう脳の構造だから。

そういう脳の人は、砂漠に一人いたとしても不信にさいなまれるし、ビル・ゲイツの息子として生まれて莫大な財産があっても不安にさいなまれる。
自然派ママから工業製品や他者の仕事への不安と不信を拭うことはできないのかもしれない。
逆にソフトウェア業界は、他者を信じ、工業製品を信じられる脳の人が集まるのかもしれない。

そもそもだ、他者への不安と不信が強い人は
Print("Halo World");
でHaloWorldって表示されるのが不思議で不安で不信で、それ以上いけないのかも。素直に「こう打てばこうなる」と身を任せられる人だけその先に進むのかも?

でも、そういう人もスマホを使ってSNSやっているよね?

高度に発達した科学は魔法と変わりない、って誰か偉い人が言ってました。自然派ママにとってスマホは工業製品ではなく、神が作りたもうた魔法の道具なのかもしれません。
あと人は生まれたときから身の回りにあるものは自然にあるもので、35歳以降に知ったものは新しいものとして拒絶する・・・なんてのも偉い人が言ってました。
なのでスマホとか携帯電話はスルーなのかもしれません。よく知らんけど。
そしてだから「5G」という新しい単語が出てくると「5Gはけんこうひがいがーーーー」と不安と不信の脳の人が、その対象を見つけて言い出すのかもしれません

俺、35歳以上だけど新しいものに◯×▲□△◎~

文句なら、これを言った偉い人を探し出して直接言ってくれ

結論っぽいの

そんなわけで、反ワクチンは他人を信じられないからかかるもので、そういう人は他人を信じないとやってけないソフトウェアエンジニア業界には入らないんじゃないか。
だからソフトウェアエンジニア界隈に反ワクチンな人はいないのじゃないかって思ってます(0ではないだろうけど)

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