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私と初めて会った本当の社会人

1992.夏頃、初職の2歳年上の #中途採用 の女性が入社した日からその半年後に退職するまでに起きた出来事。

彼女の歓迎会当日に体調不良で急遽欠席すると当時の上司にしたら、快く思わず叱責され、

主賓である彼女に謝れ

と叱責された。

又、幹事役だった私の教育係の先輩も嫌そうな顔で会費を返還した。

当時の飲み会は学生時代の遊び感覚で行っていると考えている私に対して、仕事の一環として強制参加しなくてはならないというルールを理解していない

という社会人1年目らしい未熟さを露呈した事で怒ったのだろう。

翌日、彼女にその件で謝罪したら、私の体調を気遣って快く許してくれた。

上司達を怒らせてしまったことに対して申し訳ないことをしていたものの、彼女の初職時代に同様な思いをした経験があったことを話してくれ、

これから一緒に働く人達の闇の部分に気をつけて欲しい

ということを教えてくれた。

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私の同期と一緒に昼食をとっていた時期があり、彼女が前述のような上司のやり取りと同性の先輩達の嫌がらせがあったという話を聞かれ、上司と先輩達に彼女のことを聞かれたら黙秘して欲しいと言われた。

同時に上司から同様な話をされ、彼女から見て優しそうな私に面倒を見るように言われ、随時報告をして欲しいと言われた。

本来ならば彼女の教育係の先輩の女性は #いじめ 加害者としてあげられており、 #新入社員 である私がすることではない

と、その先輩に訴えたものの、そのようなことをしていなくても、

被害妄想だ

としか答えてくれなかった。

口にしなかったものの、私と教育係の男性の先輩が不仲であることを感じたことから同様に感じ、斜に構えた感じでの対応したのは確かであり、

コミュニケーション不全

であるとしか言いようがない。

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1年の中でも最も多忙な決算期の仕事に参加してもらえずに、彼女とともに途中で帰らされ、会社から離れたファミレスで食事をした。

初職は経理だったものの、彼女の前職も同じだったことから、

決算業務は会社における最も重要な仕事であり、初めから仕事が与えられなかった私達2人は落ちこぼれだよねぇ
上司に執拗な質問責めをされている私の姿を見て幻聴がし、それが原因で長期間の有給を取った。
1歳年下の先輩は軽微なミス等があっただけで私達2人だけにキツく注意をして、何も反論できずに返事のみしかできなかったのに対し、他の人が同様なことをしても何もしていなかったことから悔しい思いをしていた。
入社当時は優しく接してくれていた先輩達の豹変ぶりから出社できなくなり、異動を希望していた。

と吐露し、職場で言えなかった心情を共有し、いい時間を過ごした。

翌日、彼女は収支が合わないまま伝票を起票してしまう大失態を犯してしまい、1歳年下の先輩に叱責を受け、他の社員に迷惑をかけてしまう程の落胆をして、再び長期間の休暇を取った。

そうなった原因は昨日の吐露した言葉がそのまま仕事に出てしまったかもしれなかった...。

その翌日に異動の辞令が出たものの、そのまま退職してしまい、本来人事宛に返却する筈だった着用した制服を1歳年下の先輩宛に送られたり、同梱したお世話になった先輩達へのお礼に送った値札付きの手帳を投げつけながら

非常識だ!

と怒りを露わにしたところを目撃した。

やっぱり彼女の戯言は本当だった...。

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彼女が退職し、入れ替えで配属された別の1歳年下の先輩を邪険な人物であると見抜き、彼女をいじめたと思われる先輩と私をいじめるようになったことから、辛い現実を知った。

同じ職場の同期は誰もおらず、寂しい思いをしてきた私としては、家族以外で辛いことがあっても愚痴を零し合えるような心強い関係が必要であるということを、そのまま姿を消した彼女が教えてくれた半年間であった。

 #職場いじめ #統合失調症 #精神疾患


只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。