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導入園向けイベント ”おしゃべりきっつ”開催レポート vol.2

みなさん、こんにちは!スマートエデュケーション大澤です。
今回は5/24(火)に開催した、きっつ導入園向けのオンラインイベント「おしゃべりきっつ」のレポートをお届けします。

おしゃべりきっつとは
きっつの保育を実践している現場の先生方と一緒に、「きっつのこんなところが楽しい!」、「子どものこんな姿が見られて嬉しい!」、「きっつのここがちょっと難しい」、「こんな時、皆さんはどうしてる?」などなど、きっつにまつわるいろいろなことを、気軽におしゃべりする会です。

第一部 (13:00〜)、第二部( 16:00〜)ともに全国各地の園さんにご参加いただき、大いに盛り上がって、あっという間の1時間でした!

まずは定番の「おやつ紹介」から!

おしゃべりきっつで一番大切にしているのは、リラックスして楽しくおしゃべりすること。それには「おやつ」が欠かせません。ということで、今回も「おやつ紹介」から始まりました!

各地の名産品からコンビニで見つけた掘り出し物まで!甘いおやつとしょっぱいおやつを組み合わせて準備万端の先生も(笑)。どれもとっても美味しそうでした。

きっつの保育、ここが楽しい!

さて、本題のきっつについてのおしゃべり。最初のテーマは「きっつの保育、ここが楽しい!」、「子どもたちのこんな姿が嬉しい!」です。
ひとりひとり、紙に書いて発表していただきました。

いつも静かな子が、きっつの時間にはお友達と積極的に関わっている。
・子どもたちが、いろいろな発見をした時の、キラキラとした笑顔が嬉しい。
みんなが参加できて、自由に表現できるところが楽しい。
・普段はなかなか絵を描けない子も、きっつの時間には積極的に絵を描いている
子どもの気づきや発見を聞くのが楽しい!
・子どもの新たな一面を見ることができる。
子どもたちの創造力の凄さに、毎回驚かされる。
・おとなしい性格の子が自分の意見を伝えられるようになった。
創造力が豊かになり、チャレンジ精神が生まれてきた。
お友達と上手に協力できるようになった。

きっつの教材を通して、主体的で協働的な遊び・学びが展開されていることがよくわかります。
発表を聞いている先生方も頷いたり、わかる!とお話しされたり。保育の喜びを共感し合える、とても楽しい時間になりました。

アートポン!のフォトテーマを使ってみよう!

続いての議題は、アートポン!の「フォトテーマ」。
アートポン!には背景を自由に設定できる機能があります。フォトテーマを使うと、きっつの保育以外でもいろいろな場面でアートポン!を活用することができるので、とてもオススメです。今回は、いろいろな事例をご紹介させていただきました。

詳細につきましては、こちらの記事をご覧ください!

きっつの保育、こんなこと悩んでます&他の園に聞いてみたいこと

最後は、「きっつお悩み相談室」です。悩んでいることや他の園さんに聞いてみたいことを発表していただきました。園さん同士での素敵な情報交換の場になりました!実践園さんのいろいろなアイデア、ぜひご参考にしてみてください。

Q:回数を重ねると保育がマンネリ化してしまう。何かよいアイデアありますか?

・クレヨンで色を塗るだけではなく、いろいろな素材・廃材を使って制作しています。(アートポン!)
・「海」・「空」など既存のテーマだけではなく「フォトテーマ」を活用すると、テーマに広がりが生まれて、いろいろなことができます。園庭写真を背景にして、「オリジナルの遊具を作ろう!」などの活動をしました。(アートポン!)
・今年度から登場した新しい教材を活用してみるのはいかがでしょうか(mobieやわくわくスコープなど)

Q:発表がなかなか盛り上がらない。どうしたらよい?

聞いている子どもたちに、感想を言ってもらったり、発表者に質問したりしてもらうと、聞いている子も飽きずに発表の時間を過ごすことができるし、盛り上がります。
・全員で前のスクリーンやモニターを見て、一人が発表するという方法もありますが、グループごとにiPadを配って、手元でiPadを見ながらグループ単位で鑑賞したり発表しあったりするのもよいのではないでしょうか。

Q:アートポン!などで、子どもによって絵を描く時間に差があるとき、どう対応していいかわからない。

・早く描き終わってしまう子については、まず作品をカメラポン!で取り込んだ後で、さらに絵を描き足してもらったり、下絵の裏の白い面に新しい作品を描いてもらったりしています。一人につき、何回も作品を取り込んでもよいと思います。
ゆっくりな子は、途中で作品を取り込ませてもらって、まずはみんなで鑑賞します。その後で続きを描いてもらい、完成したらまた作品を取り込んでいます。

Q:アートポン!の保育の締め方(どう声がけして終わればよいか)がわからない。

・「空」、「海」、「ジャングル」など、一つのテーマに対して、子どもたちは創造力を発揮していろいろな作品を作ってくれているかと思います。みんなが素晴らしい作品を作ってくれたこと、みんなのアイデアが集まることで素敵な「空」や「海」が完成したことを伝えてみてはいかがでしょうか。
また、「空、海、ジャングルなどにどんな生き物がいたら面白いか、考えてみてね」や「図鑑や絵本などで面白い生き物を見つけたら教えてね」など、好奇心や探究心を深められるような声がけをしていただくのもよいかな、と思います。

Q:「とりえ」で自分が撮った写真を覚えていない。どうしたらよい?

・被写体に近づきすぎて撮影すると、何を撮影したかがわからなくなってしまいます。写真を撮るときは、なるべく「引き」で撮るようにお伝えいただくとよいと思います。そうすると、どこで何を撮ったのかがわかりやすくなります。「ぬりえ」の時に、ピンチアウトで写真を拡大することができるので、色が小さく写っていても問題はありません。

Q:4歳児の「つなげっと」で、マップの中から人物を選び出すのが難しくて、子どもたちが集中して遊ぶことができなかった。

・マップの中には、たくさんの面白い人物や、面白い建物などがあります。まずはマップを眺めて何かを発見することを楽しんでもらい、発見したことを発表してもらうのはいかがでしょうか。無理してたくさん正解を出す必要はありません。一つでも「あわせっと」ができれば、大成功!!全然正解できなくても、マップで面白いものを見つけられたら大成功!!という気軽さで、遊んでみるのもよいと思います。

Q:月に何回きっつをやっていますか?

(多くの園さんが、月に2回程度でした)

Q:自由遊びへのICTの取り入れ方を知りたい!

各クラスに4台ずつiPadを置き、他の遊びと同じようにiPadのコーナーを作っています。まずはクラス活動で遊んだことをのある教材を、自由遊びの時間に使ってもらったりしています。最初はiPadに子どもたちが殺到していましたが、時間を決めて順番で使おうね、と話をし続けたら、子どもたちも、いろいろな選択肢の中の一つとして考えられるようになり、iPadだけが人気ということもなくなりました。

Q:グループで協調性を高められる教材は何かありますか?

・「おとねんど」、「とりえ」、「つなげっと」、「探せ!ひよこちゃん」など、2〜4人で1台のiPadを使う教材は、すべて協調性を高められると思います。協力することがとても上手になりました。

お悩みコーナーでは、「日々勉強ですが悩みはありません!『完璧』よりも『楽しい!』を目指して取り組んでいます」という心強いお言葉も。
「完璧よりも楽しい!」。これは、きっつの保育のキーワードかもしれません。
「ワクワク」して「夢中」になっている瞬間にたくさんのことを学ぶのは、大人も子どもも同じですよね。先生方が子どもたちと一緒にたくさんのワクワクを体験できるよう、私たちも全力でサポートさせていただきます!
ぜひ、これからも「おしゃべりきっつ」で、一緒に楽しい保育を追求していきましょう♪

次回予告

さて、次回の「おしゃべりきっつ」は
6/22(水)第1部 13:00~14:00  ・第2部 16:00~17:00です。
テーマは「おとねんど」。まだ「おとねんど」を使ったことがないという園さんも、もちろんご参加いただけます!
ぜひ、奮ってご参加ください!
詳細はこちらをクリック!↓


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