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導入園向けイベント ”おしゃべりきっつ”開催レポート vol.5

みなさん、こんにちは!スマートエデュケーション大澤です。
9/14(水)に開催した「おしゃべりきっつ」のレポートをお届けします。

今回はフリートーク。きっつに関するお悩みや、やってみたいことを共有し、みんなでアイデアを出しあいました!
面白い事例もたくさんご紹介いただき、とても充実した時間となりました。
ご参加くださった先生方、本当にありがとうございました!そして、今後もぜひご参加ください!

今回のおしゃべりきっつでは、次のような質問やトピックが出ました。

● みなさん、どのくらいのペースできっつをやっていますか?

「月1回」「年少、年中は月1回、年長は月2回」「週1回」「導入したばかりだが、クラス活動ではなく自由遊びのなかで使っていく予定」
など、いろいろなお答えがありました。

きっつは遊びや学びの「道具」であり、何かを習得するための「カリキュラム」ではありません。回数や活動内容は、先生方の保育方針や子どもたちの興味に合わせて、自由にアレンジしていただければと思います。

●アトリエに iPadを置いて、子どもたちが自由に使えるような環境を整えている

宮崎県中央ヴィラこども園さんでは、アトリエにiPadを置いて、子どもたちが使いたいときに自由にiPadを使える環境を整えているそうです。
アトリエにはさまざまな素材が置いてあります。いろいろな素材を使って創作した作品を写真に撮ったり、動画の素材にしたり。まだ始まったばかりの取り組みですが、これからいろいろな活動に発展していくことを楽しみにしているというお話でした。

ちなみに中央ヴィラさんは、10月の発表会の劇にmobieを活用する予定だそうです!ぜひ、今度のおしゃべりきっつでは事例をご紹介いただきたいですね♪

● 園の生活を伝える動画を、子どもたちがmobieで作成!

東京都萩山まるやまこども園さんは、コロナによって保育参観が中止になってしまったことを受け、こどもたちがmobieを使って園の生活を伝える動画を作成したそうです。
3歳さんは「自分の好きなおもちゃ」
4歳さんは「登園から降園までの生活」
5歳さんは「園で好きなところ」
をテーマに、写真を使って動画を作成。とても素敵な作品ができあがったということでした!
実際の作品、ぜひ拝見してみたいです。

mobieは、写真や絵を使って簡単に動画をつくることができる教材です。「お話づくり」と考えると少しハードル高く感じますが、子どもにとって身近なテーマを選んで、写真や絵とともに子どもの気持ちやおしゃべりを録音する。そんな風に考えたら、いろいろな動画が生まれそうです。
萩山まるやまこども園さんの取り組み、素晴らしいですね。

mobieの活動のヒントについては、こちらもご参照ください。

ぜひ皆さんも、気軽に挑戦してみてください!


● おとねんどの活動がしっくりこない……。

また、ある園さんからは「おとねんどの活動にちょっと悩んでいる」というお話がありました。「カエルと雨」などのテーマに沿った音づくりを子どもたちはとても楽しんでいるのですが、楽しみすぎて「カエル」や「雨」というテーマから遠ざかっているように感じているとのことです。「楽しむことは大切ですが、楽しいだけで終わっていいのか」というご相談でした。

先生のおっしゃる通り、楽しむことはとても大切です。でも子どもたちの様子を見て「音づくり」からちょっと外れてしまっているように感じてしまうという気持ちもよくわかります。
もしかしたら「カエル」と「雨」というテーマが、子どもたちの実際の興味関心から少し遠いところにあるのかもしれません。
例えば普段の興味関心に近いテーマで音づくりをしてみてはいかがでしょうか。
子どもたちの間で「虫とり」が流行っていたら、「虫の鳴き声図鑑を作ってみよう」「虫の鳴き声コンテストをしてみよう」などの活動をすると、みんな本物らしい音をつくるために一生懸命になるのではないかと思います。
「おとねんど」には「自由テーマ」があります。その自由テーマも活用して、ぜひ先生の自由な発想で楽しい活動をしていただきたいと思います。
もしヒントが必要な場合は、遠慮なく大澤(osawa@smarteducation.jp)までご相談ください!

● 保育がちょっとマンネリ化している……。

「きっつの活動がちょっとマンネリ化してきている気がしています。何か視点を変えて楽しく活動する方法はないでしょうか」というお悩みもありました。

この質問に対して、あすなろこども園さんが先日の公開保育での「お店やさんごっこ」の活動について紹介してくださいました。
保育の内容については、こちらのレポートをご参照ください!

あすなろこどもえんの金子先生は「きっつを特別な時間にするのではなく、子どもの普段の遊びに融合させることで視野がとても広がった」とお話されていました。

先ほどのおとねんどでも書きましたが、例えばクラスで「虫とり」が流行っているのであれば、、アートポン!のフォトテーマを使って「虫とり」にちなんだテーマで作品をつくることもできます。子どもの興味関心をベースにして考えると、新たな活用方法が見えてくると思います!

アートポン!のフォトテーマの活用方法については、こちらもご参照ください。

● 作品展できっつを活用したい!

また、ある園さんからは、「作品展できっつの教材を活用したいけど、何かよいアイデアはあるだろうか」という相談がありました。

あすなろこどもえんさんが事例を紹介してくださいました。
あすなろこどもえんさんでは、作品展に参加してくださるご家族が「アートポン!」を体験できるコーナーを作ったそうです。作品展のテーマにちなんだ作品を参加者の方にも作ってもらうことで、創作の楽しさを味わってもらうとともに、きっつについての理解も深めてもらった、とのことでした。
また「さがせ!ひよこちゃん」を使って、作品展を鑑賞しながら宝探しも楽しんでもらう計画をしている園さんの事例も紹介させていただきました。

作品展できっつを活用したい!という園さんのお声、よく聞きます。こちらもぜひ引き続き事例をご紹介していけたらと思っています。

子どもの興味・関心と接続した活動をしてみよう!

きっつでは、マニュアルや指導案をご用意していますが、必ずしもその通りに活動しなくてはいけない訳ではありません。子どもの遊びを広げたり深めたりする道具として活用していただけるといいな、というのが私たちの願いです。

おしゃべりきっつでは、これからも皆さまの保育のヒントになるような、いろいろな事例をご紹介していきたいと思います。
導入園の先生同士でお話しすることで、安心感を持つことができ、新しいことに挑戦したい!という気持ちになれた、というご感想もいただいています。
引き続き、楽しくおしゃべりしていきたいと思いますので、ぜひお気軽にご参加ください!

次回予告

さて、次回の「おしゃべりきっつ」は
10/19(水)第1部 13:00~14:00  ・第2部 16:00~17:00です。
テーマは引き続き「きっつで秋を楽しもう!」
です。
秋はいろいろなイベントがあると思います。
アートポン!、とりえ、おとねんど、mobieなど、きっつの教材を使って行事の思い出を作品にしたり、秋ならではの遊びを深めたり……。
普段の保育と融合したきっつの活用方法について、おしゃべりしませんか?
ぜひ、お気軽にご参加ください♪

詳細はこちらをクリック!↓

過去のおしゃべりきっつのレポートは、こちらから!↓



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