2022年8月のおんがく

2022年9月3日 20:05

はじめに

本エントリーはその月に聴いていた曲を体系的にまとめ、"自分の人生をおんがくを通してアーカイブ化すること"でコロナ禍において自分の思考を整理する実験的試みの2022年8月編です。
やり方を変えて2021年1月から継続している試みとなりますので、過去の試みは下記エントリーからご確認いただけますと幸いです。
※あくまでも私の個人的な感想です。

■2021年のまとめ

■前月のエントリー

■韓国音楽学概論

① Milena / Sweet Sour Legacy

WAVYから2021年にデビューしたMilenaのSweat Sour Legacyです。
今月のNo.1ベストソングです。
ゆったりしたテンポと雰囲気。
PaloaltoとのコラボレーションソングとなったMatter of Taste"각자의 취향"なども然りですが…彼女の楽曲に共通する空気感は心地良く、ラウンジDJなどで絶対にかけたいなと思っている一曲です。
まだ計画途上なのですが…
2022年度下期にはもしかすると東京某所で月に一回residentでDJをするような機会をいただけそうなので、その初回にはこの曲を絶対にかけます。

② Golden Child / Miracle

Golden Childの6thミニアルバムAURAからカップリング曲のMiracleです。
今月のNo.2ベストソングです。イントロの実家感、落ち着く感じが最高。

Kpopはメンバーのビジュアルや美しいアートワーク、MVなど楽しむことができる要素が非常に多いのですが…
音楽的側面においても細かいトレンドの波があり、各グループそのトレンドの波を意識して表題曲が選ばれているように感じます。

一方で本曲のようなカップリング曲はある種そういったトレンドにハマっている曲ではない物が多いですが、隠れた名曲が多く、アルバムを通して聴く事で"たまたま"そういった隠れた名曲に出会えた時は音楽を聴いていて非常に楽しいひとときです（TWICEとかは多い印象…）。

③ 박재범 (Jay Park) / Bite

Jay ParkのMore Vision設立以降、To Life, GANADARA, Thoughts of You, Need To Knowに続く5作目の楽曲Biteです。
今月のNo.3ベストソングです。
安心と信頼の盟友Cha Cha Maloneによるビートは本曲においても素晴らしく、この曲はアニメーションMVもスタイリッシュでかっこいいです。
深夜にずっと見ていたいような映像。

④ 캐시 (K.vsh) / Double Under (Feat. The Quiett, aiai)

韓国ラッパーが大集合し、15分を越す長編楽曲となったAUTOMATICのREMIXやeillのデビューシングルの中のカップリング"one"で客演も果たしていK.vshの最新シングルであるOn the WheelからカップリングのDouble Underです。
元ネタはわからないのですが、イントロ頭の（おそらく）サンプリングから少しダークな雰囲気に移り変わるシーンの展開が美しいです。

⑤ Jukio Kallio & Daniel Hagstrom / Falling (in Love) on the Dancefloor

これまでの楽曲たちとかなり毛色が違いますが、ゲームFALL GUYSのサウンドトラックからFalling (in Love) on the Dancefloorです。
今月は相変わらず自分の計画力の無さから仕事の面においても非常にバタついてしまうことが多く、反省することばかりの1ヶ月でした。
自分の心に火をつけて仕事モードに切り替える際によく聴いていた楽曲です。

⑥ DPR IAN / Ribbon

今般11月にZepp Hanedaにて来日公演が決まったDPRクルーのフロントスリー、DPR IANの最新アルバムからこれまたカップリングのRibbonです。

このアルバムはDPRらしく多様なジャンルが織り交ぜられ、いずれも素晴らしいのですが、比較的ダークな印象の本曲が一番印象に残りました。
2分20秒以降の荘厳で重厚なインストパートが特に印象的であり、ダークな雰囲気でありながらも本日記で一曲目に紹介しているMilenaの楽曲と同様にラウンジDJでかけてみたい一曲です。

今月はかなり少なめの6曲です。
表題曲よりもカップリング曲や少し昔の曲を思い返したり、出会って聴き返すことが多かった1ヶ月でした。
次点で聴いていて印象的だった楽曲たちとしては…

LF SYSTEM / Afraid To Feel