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2022年5月のおんがく

はじめに

本エントリーはその月に聴いていた曲を体系的にまとめ、"自分の人生をおんがくを通してアーカイブ化すること"でコロナ禍において自分の思考を整理する実験的試みの2022年5月編です。
やり方を変えて2021年1月から継続している試みとなりますので、過去の試みは下記エントリーからご確認いただけますと幸いです。
※あくまでも私の個人的な感想です。

■2021年のまとめ

■前月のエントリー

■韓国音楽学概論


① ASTRO / Candy Sugar Pop

顔天才ことチャ・ウヌや、定期的に良曲を提供してくれる名コンビ、ムンビン&サナが所属するASTROの9ヶ月ぶりのカムバックアルバム"Drive to the Starry Road"のタイトル曲"Candy Sugar Pop"です。
今月のNo.1 ベストソングです。

この曲、何が良いかを言語化するのすごく難しいのですが…とにかく打ち込みのシンセベースが良い(特にサビのところ)。
楽曲の作詞にはメンバーからジンジン、ムンビン、ラキが参加。
清涼感あふれ希望に満ちた本曲は過去曲と比較しても間違いなく一番好きですし、カッコいいなと感じます。
メンバーのMJが兵役のためにカムバック活動に参加できていないのですが、戻ってきてから完全体でのパフォーマンスに期待しています。

ドラムの頭の入りや曲のテイストがBTSのButterに近く、Kpopにおけるドゥンバキ流行が完全に終焉し、ポップス流行にシフトした感を感じさせる一曲です。


② Amiide / Picnic In The Park (feat. Chocoholic & Jyodan)

リリースされたタイミングは少し昔になってしまうのですが、5月中に仕事のお客さんと一緒に行ったお店で掛かっていて"これは…!!"となってからしばらく聴いていました。
2020年に解散したヒップホップクルーCIRRCLEのメンバーであったAmiideのソロ三作目、多数のプロデュースワークも手がけるChocoholicと元CIRRRCLEのJyodanとの楽曲"Picnic In The Park (feat. Chocoholic & Jyodan)"です。
今月のNo.2 ベストソングです。
ChocoholicとAmiideは以下の楽曲などで過去作も共作しています。

最初にこの曲を聴いた時、もしかしてCIRRCLE再結成した?と思ったのですが、それは夢でした…
気づけば自分が大学生時代に行っていたVisionもContactも再開発の関係で無くなってしまいますし、もう一度渋谷のクラブで彼等のパフォーマンスを観たいな…と懐かしくなってしまいました。

2022年になってからは特に能動的に音楽をdigって聴くことがめっきり少なくなってしまったので、こういった偶然の音楽との出会いはもっと大切にしていきたいところです。

CIRRCLEならびにAmiideの楽曲はいずれも素晴らしいので是非沢山聴いてほしいです。


③ NOA / It Ain't Over (Prod. KM)

YGエンターテインメントの元練習生でトリリンガルシンガーのNOAの新曲"It Ain't Over (Prod. KM)"です。今月のNo.3ソングです。

2022年よりNoteを使用した記録を続けていますが、異なる方法で人生と音楽をまとめていた2021年の頃から何度か彼の曲は取り上げています。今回も漏れなく良曲でした。

これは6月の出来事に一部被ってしまうのですが…
6月といえば新卒の採用面接が本格化するタイミングということで、本業の関係で面接を受けている子のフォローなどを行うことも多かったのですが、気づけば彼等は2000年生まれ、ゴリゴリのY2K、Generation Z世代という事実に驚いたのでした。NOAも2000年生まれであり、今回の曲は"即、戦力"をテーマに専門学校のプロモーションタイアップになっている…という点も興味深いです。


④ tofubeats / not for you

もう何度も取り上げまくっているtofubeats先生の2022年5月18日発売のアルバムから"not for you"です。

この曲(というかアルバム)は今月通勤時に電車に乗っている時に一番聴いたかもしれません。
アルバムが家に届いてから、嬉しすぎて特典の山根さんの描き下ろしジャケットを丁寧に額装するなどもしてしまいましたね…

彼のオンラインリリースパーティーの日の夜、最近かなりの頻度で通っている浅草橋のバーで友人とレモンサワーを飲んでいたのですが、壁面にプロジェクターで映像を投影して観ており、パンパンのクラブやライブハウスで音楽を聴いていた日々がまた懐かしくなってしまいました。
以下にリンクを貼っておきます。


⑤ TAEYEON / INVU (ZHU Remix)

SMのEDMレーベルiScreaMからリリースされた少女時代TAEYEONの楽曲"INVU (ZHU Remix)"です。
3rdアルバムの表題曲INVUを3人のリミキサーがremixしたiScreaM第15弾からアメリカのプロデューサーであるZHUがリミックスしたverです。
今すぐクラブでかけたい…

リミキサーのZHUはsoundcloudなどで精力的にリミックスや自身の名義での曲をリリースし、Apple Musicでも彼の曲を聴くことができます。

INVUは原曲も良かったですが、さすがiScreaM…ボーカルトラック以外のバックトラックは完全に別物の曲に仕上がっています。
違和感無く、むしろ個人的にはremix ver.の方が好きです。

少女時代は8月に5年ぶりに完全体カムバックすることが発表されていますので、非常に楽しみです。


⑥ Mori Calliope / MERA MERA

V tuberのMori Calliopeのメジャー1st EP「SHINIGAMI NOTE」から表題曲のMERA MERAです。

この曲は楽曲のカッコ良さも然り…ですが、映像も素晴らしく、
ガソリンスタンドやマンションの一室、エレベーターの籠内などの背景映像と2次元のV tuberであるMori Calliopeの融合が違和感がありそうで無い…ギリギリのバランスでマッチしているところが凄いですし、好きです。

プロデュースは安心と信頼のmaxilla…
彼等は今SHIBUYA PARCOで以下の展示も会場制作のディレクションで入っていますので、会期中に時間を見つけて見に行かねば…と思ってます。

メインビジュアル…草薙素子の表情が妖艶でカッコいい…

⑦ LE SSERAFIM / Blue Flame

元IZ*ONEのメンバーである宮脇咲良、キム・チェウォンが所属し、HYBE傘下のSOURCE MUSICから5月2日にデビューしたLE SSERAFIMの1st ミニアルバム"FEARLESS"からあえて表題曲ではないもう一つの活動曲"Blue Flare"です。

THE SHOWで音楽番組での1位も獲得し、これから波に乗っていかねば…という直後に、校内暴力告発議論の中でメンバーのガラムが活動休止になってしまったことは残念です。
満を持して世に放たれたGLAM以来のHYBE、パンシヒョクプロデュースグループですが、やはり呪いは解かれないのでしょうか…

正直、あまり楽曲面では好きと言えない LE SSERAFIMですが、ロゴなどをはじめとするキービジュアルはいずれも好き。
さまざまな問題を乗り越えて、次回作に大いに期待しています。

IM FEALESSのアナグラムになっている。
キービジュアルもカッコいい。

⑧ VVON / Hold Up (Feat. 쿠기 (Coogie), SUMIN)

韓国のラッパーVVONが、最早語るも烏滸がましいハイパー売れっ子プロデューサーのSUMIN(今回はプレーヤー/シンガーとしての参加)と、2022年1月にAOMGにジョインしたばかりのCoogieとコラボレーションした"Hold Up (Feat. 쿠기 (Coogie), SUMIN)"です。

VVON、Coogie、SUMINが三者三様バラバラの声質でありながら、各パートごとにメインボーカルを分けることで楽曲がしっかり成立しています。
プロデュースはGXXDことVangdale。
GXXDプロデュースの楽曲×VVONとCoogieのボーカル+隠し味のSUMIN節…最高な組み合わせのワケよ…

VVON以外の3人は過去の日記でも度々登場していますが、今年はVVONの動向にも着目していくことになりそうです。


⑨ 向井太一 / 99' feat. CrazyBoy

向井太一の5枚目のアルバムANTIDOTEから表題曲の"99' feat. CrazyBoy"です。
向井太一くんも昔小さいライブハウスやクラブのステージで歌っていたところから瞬く間にスターダムを駆け上がって行ってしまった感があるのですが、今回はCrazyBoy (三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー ELLYの変名)とのコラボレーション。売れまくってるな…

私自身もうすっかりおじいちゃんになってしまったのか、最近は朝早く(5時とか)に目覚めてしまうことが多くなっているのですが、この曲は目覚まし代わりに聴いていることが多かったです。

本アルバムは他にも盟友TAARがarranger / composerで参加しているGlitter Boxなども良かったですし、アルバムを通して聴くことをオススメします。


⑩ SPENSR / Draw Me (feat. VivaOla)

楽曲の作詞作曲、トラックメイキングからアレンジ、ボーカルまでその全てをマルチにこなすアーティスト、SPENSRのVivaOlaとのコラボレーションシングル"Draw Me (feat. VivaOla)"です。

2分30秒程度と短い曲ですが、イントロの後、終始鳴っているシンプルなコードもシンセの音色が絶妙であり、中毒性がハンパない曲です。

MVもめちゃめちゃ良い。
SPENSR、VivaOla共にライブで観たことがないのですが、コロナもようやく落ち着いてきそうですし、2022年は彼等のライブパフォーマンスを観たいです。


今月もきっちり10曲です。
次点で聴いていて良かった曲たちとしては…

Yerin / ARIA

88rising BIBI / Best Lover

東京スカパラダイスオーケストラ / サボタージュ(VS. ALI)

MONDO GROSSO / Everything Needs Love feat. BoA (RE-NEW JP)

Cosmos Midnight / Bang My Line

Boi B / TAKEMETOTHEMOON (feat. SUMIN)

COCONA / 아무래도 (Amoo-rae-do)

MINSEO / #Self trip

NTX / Black Hole


番外編 新しい街に会いに行く

あっと言う間に人生を駆け抜けていくと、過ぎ去った日々のことは忘れてしまいがちですが、そんな時に写真は本当に便利ですね。
ちゃんと写真を撮っておくことで想い出を記録できます。

今月はGWなどもあり…
実家に母のお墓参りに行くべく帰省し、旧友とお酒を傾けたり…

4月末の写真ですが、GW中ということでご愛嬌
山形市の居酒屋で食べた玉蒟蒻。相変わらず美味しい。

Avexのアートフェアのレセプションに参加させていただき、久しぶりにパーティーらしいパーティーに参加したり…

久々の大沢伸一

初めて高校の同級生たちとゴルフをして、その足で富岡製糸場に訪れてみたり…

男の子の性なのか、機械の写真にときめきがち。

図らずも銀座のバーのトイレでベルナール・ビュフェの絵画に出会ったり…

思わぬところに思わぬ名画。

下北沢で人のふれあいの営みに出会ったり…

下北沢Bonus Trackの中の風景。

有楽町で新しいアートと街が溶け合う姿に出会ったり…

なんと原状復旧できるようにテープで描かれている。
有楽町のビルとビルの間。

九段下で東京の中の数少ない自然の中で寝転んだり…

九段下の森の風景。
九段下で生野菜を頬張る。

東京藝大でアートに触れ合ったりしていました。

藝大の入口
Tokyo Geidai Digital Twin

最近は本当に平日も休日もシャトルラン状態なのですが、
ストレンジャーシングスシーズン4のvol.1も発表されましたし、少しずつ見進めていきたいです。

ストレンジャーシングスのメインポスタービジュアル

さてさて来月、6月ですが…
今のところ特筆すべき点がないので、変わらず楽しく生きていきたいところです。

以上。
2022年6月が良い月になりますように。
ファイティン!

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