来週からはじまりますね！＜正倉院展　奈良国立博物館＞

いよいよ正倉院展の開催日が近づいてきましたね。「奈良国立博物館」で10月24日〜11月9日まで開催されます。

「第７２回正倉院展」ポスターグラフィック

ポスターが、綺麗ですよね。これ鏡なのですが、本当に美しい。エキゾチックな雰囲気もあり、夜光貝と思われる装飾も素敵です。

行きたいな〜…。

実は、スケジュール上厳しく、残念ながら行くことができないのです。行った方はよかったら感想を教えてください（笑）

正倉院展って具体的にはどんな展示会なの？と思っていらっしゃる方もいるかもしれないので、簡潔にご説明しますね。

■正倉院展ってどんな展示会？■

東大寺にある正倉院にある宝物を公開する展示会です。正倉院にある宝物は、聖武天皇が崩御し、悲しみにくれた妻の光明皇后が天皇がお使いになったものを仏にささげようと東大寺に納めたものや奈良時代を代表する宝物です。

正倉院は天皇の命令がないと決して開けることができない勅封の倉。そのシステムにより、宝物は長い年月を経ても綺麗な保存状態が保たれ、しかも記録付きで残っています。

公開は年に1度で、しかも毎年見れるものは異なります。1300年も前の貴重で美しいものを見れるワクワク感、きっともう二度とお目にかかることはないかもしれない(すごい品数があるから)という緊張感がたまらないですね。

■今年のテーマは？■

今年は、「薬」がテーマです。天平時代の薬ってどのような効能で、どのようなものが使われていたのだろう？想像するだけでとっても興味深い。昔の薬って意外なものから作られてるパターンがあるからそれがとても面白そうだなと思ってしまいます。

■秋の奈良はおすすめ■

この10月～11月の奈良に行くこと自体が本当におすすめです。秋のセンチメンタルな雰囲気と古都の趣が絶妙にマッチしているので最高です。特に夕暮れ時になると、「なるほど。この風情・感情が昔の人がいう『もののあはれ』なのかもしれない」なんてつい思ってしまいます（笑）

奈良にはよく遊びに行くのですが、書いていたらまた猛烈に行きたくなってきました（笑）正倉院展も来年こそは足を運びたいですね！！