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通信

いまさらだが、個人への連絡手段の多様化がはなはだしい。facebookやLINE、LinkedIn、メールアドレス、SMSなど、枚挙にいとまがない。メールで連絡しても反応がないから、facebookでつつくなんてことはよくあって、1人1人がどのオンラインネットワークを頻繁に使っているのか、ちゃんと見極めていく必要がある。なにかとややこしい時代になったものだが、まったく知らない人とつながるチャンスは格段に広がっている、ともいえる。大学生の就活視点からすれば、OB訪問や社会人との関係構築もだいぶやりやすくなったのではないか。

しかしメールを使う機会は、本当にぐっと減った。社内メンバーへの連絡手段はSlackというチャットツールでことたりてしまうし、仕事にしろプライベートにしろ、社外コミュニケーションのメインツールは、僕の場合は、facebookのメッセンジャーになってしまう。LINEは特にLINEでなければいけない必然性がどこにもないので、ほぼ起動しない。もちろん添付ファイルがあるものや、取引上や契約上・管理上のやりとりの多くは、メールがいまだに活躍する。しかし「こんなことあったで」みたいな気軽なやりとりから、もうメールは突き放されてしまったのだ。あと役に立つとすれば、新サービスへの登録のタイミングくらいだろうか。

フレンドと繋がるツールだったはずのfacebookは、いつのまにやらウォールにニュースや記事・プレスリリースなんかが流れる、仕事色あふれるツールになってしまった。とはいえ気楽なので、メールで頼むとなんだかかしこまってしまうような内容を、メッセンジャーでぽんと投げることができる。しかしフレンドという概念からすると、もうリアルではないツールだなとつくづく思う。ふつうであれば疎遠になった友人はもう「友人ではない」という扱いになろうが、facebookで友人をやめるケースはほとんどない(ようにみえる)。僕の友達リストを見渡しても、(失礼な話で恐縮ですが)だれだかわからない人がけっこういる(むこうだって、僕を見てそう思っているに違いないのだ)。本来、友人になるプロセスって難しくて、相手と同じコミュニティに属している時期がありながら、長らくいてストレスがなく、信頼しあえている状態なんじゃないかと思う。それは「知り合い」という状態から、お互いにある心理的関係の変遷を経るわけなんだろうけど、それをオンラインで表現するのは難しいんだろうな。自動的に判断してくれればありがたいんだけど、いまや友人ツールとしてまったく機能していないので、まあ気にしなくていいのかもしれない。1000人以上の友人って、到底現実感ないよね。

まあfacebookにはスパムが少ないのは素晴らしい。メールに話を戻すと、名刺交換しただけで、相手サービスのメールマガジンを購読することになるという奇妙な状況だけは、切になんとかしてもらいたいものだ。

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株式会社ハウテレビジョン代表。noteでは日常で感じたことを、思うがままに投稿しています。
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