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ココロの筋肉ツウ

友人にヨガのインストラクターがいて、先月から夫婦でパーソナルレッスンを受けています。

先月から始めて、昨日2回目のレッスンを受けてきました。

朝起きた時や、寝る前にできる基本的なものを教えてもらっています。

1回目も、2回目も終わった後は、足がプルプルして翌日からは全身バキバキに筋肉痛になる。

高負荷をかけたトレーニングや激しい運動をしたわけではないのに、なんで筋肉痛になるのか最初は不思議でした。

ゆっくりとした動きの中に筋肉への負荷が程よくかかり、普段使っていない筋肉が使われているようです。また、呼吸を一緒にすることで身体に意識が向いていく感覚がありました。

わたしは、腰が丸くなっていることと、下半身の太ももが発達しすぎて裏側が固くなり伸びがイマイチであることがわかりました。

長年の姿勢の習慣や、スポーツで鍛えたものが原因だと思います。

それが「良い」とか「悪い」ではなく、そういう状態だということがわかりました。


1回目のレッスンの後、毎日教えてもらった動作を5分でもいいからやるようにしました。

すると、2回目のレッスンでは「前回よりも腰が伸びているよ」とフィードバックもらえて自分の体の変化を感じることができ、努力が実ったような気がして嬉しかったです。

2回目のレッスンでは全身運動の動作の復習や、背中や下半身の基礎となる動きをゆっくりとやり、それだけでもかなりきつかった。

筋トレは高負荷をかけて筋肉を痛めつけるやり方だけど、ヨガは動作や呼吸を通して身体の筋肉をちゃんと使っていくんです。

その過程に、自分の内面を見つめる瞑想があるように感じる。


身体を通して、自分のココロとつながるときがあります。

仕事で嫌なことがあったり、傷ついたことがあると、その時の気持ちを思い出してムカムカ・モヤモヤします。

これまでは思い出したくもない気持ちを反復して、痛みに慣れようとしているのかもしれないと思っていました。

だけど、最近は自分の身体をより感じるようになって別の考えが湧いています。

ヨガをして、今まで使っていなかった多くの筋肉を感じて、自分の身体への信頼が増したような感覚がありました。


動けると思っていたことができなかったり、逆に動けないと思っていたことができたり。


仕事の人間関係で嫌だなとか、傷ついたことがあったら、今まで動いていなかったココロが動いたんだなって。

まずは、その動いた気持ちを受け止めたい。

もしかしたら、今まで使ったことのないココロの部分を使って筋肉痛のような状態なのかもしれないとポジティブな仮説を立ててみました。

日々、ココロの筋肉ツウです。



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