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エリスリトール

◇エリスリトールとは

エリスリトールは1950年代ごろから

販売が開始された甘味料の一種で、

自然界では、果物やキノコが持っている

糖アルコールです。

食品中には醤油や味噌などの調味料、

ワインなどにも含まれています。


◇エリスリトールの構造

エリスリトールの元は、「ブドウ糖」です。

他の「糖アルコール」と違い

水素を添加し還元して生まれるわけではなく、

酵母を用いていることで、「ブドウ糖」を

発酵させて作られます。


◇エリスリトールの特徴

○甘さは比較的控えめ

グラニュー糖(ショ糖)の甘味度を100%としたとき、

エリスリトールは約70%です。

後述する特徴もあり、後を引かないさわやかな

甘みを持っています。


○カロリーゼロ

エリスリトールで最もよく注目される特徴は

エネルギー値0kcalの糖質であることです。

甘味料でありながらカロリーゼロという特性は

様々な食品や製菓の材料として用いられています。


また、血糖値の上昇に影響がなく、

インスリンの分泌もありません。

上記のことから、現在では日常生活の中で

使用しているご家庭もいらっしゃいます。


○清涼感がある

「キシリトール」と同様に、「エリスリトール」

にも溶けることで熱を吸収する性質があり

「糖アルコール」全種の中で最もこの冷却効果が

あるとされています。

これを利用して、ガムやキャンディの製菓にも

使われています。


◇ラカント

現在、スーパーでも販売されている甘味料に

「ラカント」というものがあります。

これは成分のほとんどが「エリスリトール」

出来ているため、上記で紹介した特性があるにも

関わらず、甘さは通常の砂糖と変わらないという

甘味料です。



※bitesjapansquadの投稿 : Ironman_fe

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