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◇「浸透圧」とは?
生きた細胞を包む、「細胞膜」は、
膜の内側にある液体の濃度と
外側にある液体の濃度が異なる場合
両方の液体の濃度が同じになるよう
調整するために、濃度の薄い方から濃い方へと
水を移動させます。
細胞膜は、移動させる水分を選択し、
通過させて、それ以外を通さない
「半透膜」という性質を持っています。
この膜の内と外の液体の濃度差によって
生じる圧力を「浸透圧」と言います。
![](https://assets.st-note.com/img/1655489030363-xKiUYk57Ds.png)
◇細胞膜と浸透圧による水分の移動
○細胞膜の外側の濃度が高い場合
外側の液体の濃度を下げようとして、
細胞の中の水分が外へと流れ出していきます。
その際の細胞は脱水状態となります.
![](https://assets.st-note.com/img/1655489029713-ayKYFiBTgz.png?width=800)
例
・ジャム作りの際、最初に果物に砂糖をまぶすと、
水分が大量に出てくる。
・肉や魚、野菜に塩をふりかけると
水がにじみでる。
○細胞膜の内側の濃度が高い場合
内側の液体の濃度が高いと、それを薄めるために
外側の水を吸っていきます。
この時、細胞は移動した水によって膨張します。
![](https://assets.st-note.com/img/1655489030161-Ei4NbL0dWQ.png?width=800)
例
生の果物や野菜を水につけると
その水を吸い、シャキッとする。
※bitesjapansquadの投稿 : Ironman_fe
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