見出し画像

プロのパティシエが「CRAFT BOSS タルト」をつくってみた

大好きなサントリーCRAFT BOSS。
こちらを使ってコーヒータルトを作りたいと思います。


まずはキャップの形状をシリコン取りをする準備。

通常シリコン取りは、元となる型を置いてその上にシリコンを流すのですが、
僕は型を浮かせて取る事が多く、
少しトリッキーな装置を作ります。


チャッキリ(ドロッパー、デポジッター)というパティシエが使用する道具の
固定台にクラフトボスをセットします。
これのために作られたのかと思うほどフィットしました。


凝固剤(sosa)の蓋で高さ調整、、


フィルムをカットして、


クッキーの抜型をセット。
ここにシリコンを流します。


愛用の食用シリコン。
2液混合タイプなので、
2種のシリコンを1:1で混ぜ合わせ、
可能であれば真空機で空気を抜きます。



クッキー型の中にシリコンを流しました。
シリコンは暖かい方が早く凝固するので、
暖かい部屋に半日置きます。



このようなキャップのシリコン型が完成しました。
さっそくチョコレートを流し込んでみます。



さあ、チョコレートが凝固したら外してみます。


この瞬間がワクワクです。



取れました!
チョコレートのクラフトボスキャップ。


タルト台を作ります。
タルトを空焼きし、その中に、
チョコレートとコーヒー粉末を絡めたパフを敷き詰めます。
軽い食感とコーヒーの香りを演出します。


その上にクラフトボス ガナッシュ
(クラフトボスとチョコレートを合わせたもの)を流します。


その上にのせるケーキのケーキ型は、
クラフトボスのペットボトルをそのまま使用します。

ペットボトルを任意の位置でカットし、
その中にチョコレートを流し、
チョコレートケースを作ります。

ペットボトルのペット材はチョコレートと非常に相性がよく、
きれいにツヤ良く仕上がります。

今回はクラフトボスのペットボトルに入っている凹凸模様も、
チョコレートに反映されることを狙っています。

そのチョコレートケースにケーキをモンタージュしていきます。
構成はこのような構成にしました。



完成。


断面。


トロリと中心のCRAFT BOSSソースが流れ出します。
ボナペティ!




※CRAFT BOSSパッケージは前デザインのものを使用しています。

この記事が受賞したコンテスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?