見出し画像

【バラを何本送りますか?10本?15本?】【負け方ができました】


鳥取で地方創生の活動をしております大塚です。

【バラを何本送りますか?10本?15本?】
ジョブズの言葉、
「女性を口説く時にライバルが10本のバラを送ったら君は15本のバラの送るのかい?そう思った時点で君の負けだ」
鳥取では大手に属する企業さんの新規事業に関するMTGに参加していたのですが、
”バラを何本贈るか”の会話ばかりになってるのかが気になってました。
他社よりどう優位性を出すか、同じ事業をする中でどう勝つかといった話です。
差別化は大事ですが、同じ物差しばかりで戦うのは効率が悪いです。
理論的に正しくてまさに誰がやっても成功するビジネスはありませんし、もしあってもより大きな資本によってすぐに取られます。
元アップルの前刀さんも「マーケットは市場の後追い」と本の中で仰ってるように、ベンチャーが勝負するポイントはど真ん中よりも少しずらした方が効果的です。
ど真ん中正論で勝負するほどの資金力がないからこそ、あらゆる手を尽くしていかないといけないですし、属人性は高くなるかなと思います。
そして誰でもできる企画に入っても価値は薄いと思っちゃうんです。
みんなができないことをやるから、価値があり、やりがいがあるのだと思います。
「それ無理だよ」って言われると、より気合が入ります。
どうにかしてうまくいかないかと頭に汗をかくくらい考え続ける時間は好きな時間です。
ランチェスター戦略として、一点突破をまずどこで行うかが勝負ポイントになります。
あれこれやりたい気持ちを抑えて、まず一点突破する。
これは言葉では簡単に言えますが、心を保つのは難しいです。
隣の芝は青く見えますし、壁があると楽な方に逃げたくなるのが人の心です。

【負け方ができました】
今日重いMTGが4つありました。それぞれでなかなか緊張しました。
緊張環境ってやっぱ大事ですね。神経が磨かれます。
そのうちの一つのMTGにおいて意図してたことが伝わらず、
悪い方向へ勘違いされたことがありました。
これまででしたら自己防衛をして、「もういいや」となるところなのですが、
出たところ勝負で対面して話をしてきました。
言い訳等は無しで、ただただ非を認めて謝ってました。
本当は言いたいことたくさんありました。
ただグッと堪えて。もちろんこちらが悪いところはあったので、そこも含めて話はしっかりと受け止めて。
結果的にこれで終わりになるかと思いきや、相手側の反応が変わり、
今後も方向は変われど続いていくことになりました。
これはびっくりです。
先方は絶対に今日で切る予定だったと思うのですが、着地が意外な方向でした。
その時”負け方”ができたと感じました。
ここ数年いい負け方ができてないと感じることが多かったです。
敵と思う人が出てきてしまいます、気持ちも萎えます。前向きになることが怖くもなります。
勘違いされても否定されても向き合って話をした結果、想定外の着地をしたのです。
他の方はもっと早い段階からできることかもしれませんが、私には最近できるようになったことです。
膝を突き合わせるの意味がわかりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?