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リベンジ夜ふかし

眠りたいのに眠れないという不眠のときもあるが、リベンジ夜ふかしをしてしまうこともある。

リベンジ夜ふかしとは、日中自由時間がなかったりして満足出来なかったときに、夜ふかしすることで満足感を取り戻そうとする行為のことだそうだ。

このリベンジ夜ふかしに陥ってしまう人は、日中忙しすぎて自分の心を満たすことが出来ないという人がほとんどだと思う。

しかし、うつ症状がひどかったりで日中寝てばかりいたけれど、夜になって少し動けるようになって、何も出来なかった一日を取り返そうとするのもリベンジ夜ふかしに入るのではないかと思う。

私はうつ病のとき、双極性障害のうつ状態がひどかったときにリベンジ夜ふかしをしていた気がする。

リベンジ夜ふかしと言っても一日何も出来なかった自分を責めて、これから日の昇る少しの間に今日生きててよかったと思えることをしたいと思っていた。

実際、そんなうつ状態のときになにかできるほど気力はないし、今日生きててよかったと思えることなんてないから日中ベッドから出れずに天井を眺めるしかできない。

でも、深夜だと、同居している人も全員寝ているしなにかして成果をあげなきゃと思ってしまう(何の成果だよ笑)

私は会社員として働いていたときも、昼間、いや、6:00〜0:00ぐらいまでは毎日中がなかったのでリベンジ夜ふかしというか徹夜ばかりしていた。

少しの時間でも自分の好きなものを見たり、食べたりしないと壊れると思ったから。

でも、実際どう頑張っても睡眠時間が取れていないのだからストレスで壊れて病院送りになったのだけど。

リベンジ夜ふかしっていうのは精神疾患なりかけだと思う。

ちょっとライトな言い方しているけど、精神疾患なりかけというか、片足突っ込んでいるというか。

リベンジ夜ふかししないと日々満たされない人はどうしたらいいんだろう。

きっとそういう人は余裕なんてなくて何もかもが精一杯だと思う。

好きなユーチューブチャンネルと1つ見れば一日分の満足が得られるわけでもないだろうし、好きな曲を聞きながら帰宅すれば満足というわけでもないと思う。

満たされる時間がいるんだと思う。

好きなものに触れればいいとかそういうことではなくて。

リベンジ夜ふかしなんてしたくないけれど、忙しくない私でもしてしまう夜がある。

今睡眠に入って、今日を終わりにして、本当に良かったのかなって。

本当にこれでいいのかなって思うときがある。

生きているただそれだけでいいっていうし、私もそう思いたいと強く思う。

でも、実際は生きているだけでは満たされない。

ほんの些細なことでもいい、昨日より前進が欲しい。

欲張りだと思う。

でも、この渇きのような感情の行く先をどうしていいのかわからない。

私はこれからもリベンジ夜ふかしをしてしまうのかもしれない。

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