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【旅の記録 #36】 マスターとの再会(長崎)

長崎を初めて訪れたのは、2008年だった。
2022年の11月、イベントをするため福岡の門司まで行ったので、そこから少し足を伸ばして長崎にも行ってきた。10年以上ぶりに。

これは2008年に長崎へ行った時の記録。
とても素敵な珈琲屋のマスターに出逢ったのだった。そのマスターはお元気にされているかな?
またマスターにも会いに行こうと思った。

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旅の記録 episode.36

長崎 編


福岡の天神から長崎へはバスで行った。
乗り換えなしで、2,900円というお手頃さ。

長崎駅前で美味しいちゃんぽん屋を探してみたら
皇上皇というお店がヒットした。

めちゃくちゃ当たりだった。おいしい。

今回は大好きな安藤裕子さんのライブを目当てに長崎へやって来たので、観光は少しだけ。

2008年にも回った場所を振り返る気持ちで、
ライブ会場の近くを歩いた。

(大浦天主堂)

足元にはあの日と同じ印。

チューリップ模様からオランダ文化を感じる

ライブ会場も、あの日と同じ活水女子大学。

可愛い大学だ

ライブ後は、少し雨に濡れたオランダ坂を見届けて、あのお店に向かう。

路面電車に乗って少し。懐かしの南蛮茶屋へ。

変わりのない佇まい。
懐かしくて胸がきゅんってなった。

扉を開けると、、、

あの日と同じく中村さんが迎えてくれた。

お水のグラスから本当に素敵。注文をするとき、中村さんに話しかけてみた。

「あの、中村さんですか?」

「はい、そうですよ」(少し驚かれた顔で)

「10年以上前になるんですが、以前にも来たことがあって。中村さんが大阪でお勤めだった会社が私の勤めていた会社の取引先だったという会話をさせていただいて、、覚えていらっしゃるでしょうか?」

「あ〜あの時の。覚えていますよ。○○という会社の話をしましたよね。いやーあの時の。」
(とても懐かしいような表情で)

「久しぶりに長崎へ来たので、また立ち寄らせていただきました。」

「いやーそうですか。大阪のね。」

「あの時少し人生に悩んでいて。相談ごとのようなことをさせてもらったのですが、今はフリーランスになって、なんとか自分のやりたいことをできています。」 

と、報告をした。

きっと相談ごとの内容までは覚えていらっしゃらなかったけど、私と話したことは覚えていてくださった。

あの日は食べなかった白いケーキ
とても美味しかった


綺麗な白髪を見て、だいぶご高齢になられたんだと分かった。また数年後に来ます!と伝えてお店を出た。また再会できたらいいなあ。

お元気で!と見送ってくれたような気がする。

南蛮茶屋のすぐそばにある眼鏡橋

そのあとは、再び路面電車に乗っておにぎりを買いに行った。どうやら長崎では、締めおにぎりという文化があるらしい。

夜の10時頃だったけど少し行列ができていた。

翌日の朝に食べた。めちゃくちゃ美味しかった。

長崎2日目。と言っても、今回は滞在時間が少なくて。朝9時には空港に向かわなくてはならなかったので、ホテルの近くに朝から開いている良いお店がないかと調べてみた。

すると、ホテルから徒歩10秒くらいの場所に素敵なお店を見つけた。

NGS COFFEEという珈琲屋さん。なぜこのお店に行こうと思ったかというと、

ラテに飛行機マークを描いてもらえるからだった。こんなに旅の締めくくりとしてふさわしいお店があるだろうか。店主さんも旅好きらしい。

オープン直後に入らせてもらった。

一緒に頼んだプリンは、過去イチ美味しくて。
朝から至福の時間を過ごすことができた。

長崎2日目は、ほんの1〜2時間の滞在だったけど福岡イベントから数えると5泊6日の長旅になっていて。6日目の朝、たまたま見つけた飛行機ラテのお陰で、素晴らしい旅の終わりを迎えることができた。

episode.36 おわり

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