休日の思考と行動は一致しない

先週一週間は、病院通いで本当に長く感じた。中喉頭癌と診断されてからほぼ毎日のように病院へ通っている気がする。検査、検査の連続。最終診断の結果待ちの為、通院と検査は一区切り。身体も必要な検査の為、内視鏡やそれに伴う薬、点滴、で、内蔵も休む暇がなかった。今となってはよく持ったなぁ…と…。

しかしこの先の結果を知らなければ此方も動きようがない。入院は確定している。他に転移やその他の病気を患っていないか、今後の制限はあるか。…結果後の入院だからその辺りは問題ないだろう。ケアは必ずしてくれるだろう。

今日は家内のイベント出展の為、必要な物を会場まで運搬、搬入、設置とお手伝い。別件で仕事を抱えている分、全然寝ていない家内と共に車を出した。搬入開始時間に到着を目標に少し早めの到着を心がけて車を走らせた。幸いにも渋滞は差ほどで会場に到着。勝手が分からなかった為、車を停めるパーキングを探す。誘導員がいて事前搬入を伝えると、そのまま通され、設置ゾーンの搬入口に車を横付け。荷物をおろして、荷物を家内がカートで運んでいる間に、車を駐車できる場所の案内を受けていたので駐車後、設置ブースへ家内を追いかける。設置は少し手間取ったが、まだ搬入来場者が少なかったのでスイスイと進む。もともと少ない量だったのか、設置もシンプルにしていたのか、短時間で終了。これなら、渋滞がなければ娘の帰宅時間迄に家に着く。

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早々に会場を後にして、帰りは渋滞もなく、昼食を取って無事に帰宅。娘の帰宅時間より早かった。明日から3日間、本当のイベントだ。頑張って。

家内が忙しい中、此方は留守を預かる。字が字なら、オイラが家内にならないとおかしいな。変わってイベントに出るわけにもいけないし、コロナ禍の影響で出展者も一人と決められている。手伝えないもどかしさが正直ある。

考えてみれば、鬱を患ってからずっと、家内に負担ばかりかけている。家事、育児、仕事…。オイラはずっと頼りっぱなしだ。「禄で無し」。今年に入ってから家内の仕事は増えて、本当に主夫になっている。家事の比率はオイラに比重がかかる。それでも家内を報いる事ができているだろうか?まだ足りぬ、本人はそう思っているかもしれない。そこで、癌が診断されたのだから…。負担は一気に家内にのしかかる。それでも笑顔を絶やさず、オイラの鬱、癌を和らげる為に頑張っている…。

オイラはずっと家内に甘えっぱなしなのかもしれない。彼女の掌でずっと遠くに飛ぼうとしても結局は彼女から逃げられない。コロコロと転がされている。でも姉さん女房では決して当てはまらない。結局は惚れたら負けなのだ。互いがそうなのかもしれない。

今日は体調の休日だったよな…。でも愛する家内の為、出来ることを最大限、頑張ってみよう。

年末は家族で年越しだ。

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