火の元、根絶。
焚き火は禁止され、喫煙家は追いやられ、不倫は肩身を狭くする。
「あたろうか、あたろうよ」
北風がぴーぷー吹くころになると、火の“素”根絶やし圧力が強まってくる。
ぴーぽー。
北風の歌かと思えば消防車。
電話一本で火消しが飛んでくる。
あれはやっちゃだめ、これも禁止、、、。
今の時代、制限多すぎ。せちがらい。
「未然に防ぐ」は建前で、ほんとは監視の視界整備してんじゃないの?
倫理、ルールだから守って当たり前って思わせといて、みんなに深いところは探らせない。
ルールを課されるほうは課されるほうで、みんなが守っているから自分も右倣い、ではあまりに悲しい。
日本の民主主義って、隣人を重んじることだっけ? ご近所さんの顔色伺うことだっけ?
お上のいいつけ・躾優先! は、かの国の押しつけそっくりじゃんか。
焚き火は心の拠り所、人の寄り処、そこんところ、わかってちょーだい。許してちょうーだい、今からでも、もう一度。
ぼーっと考えてんじゃねーよ、な気持ちです。
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ーー現場から中継でお伝えした今日のお手紙は「毎週土曜日朝日新聞BEの『火の国』を楽しみにしている、火の用心、炎のゆらぎが好き」さんからの、ささやかな抗議文でした。
番組では引き続きみなさまからのお便りをお待ちしています。次回のテーマは、そうですね、せっかくですから「叱られちゃう」にでもしましょうか。
・・・アナウンサーさん、不用意なひと言とホットな手紙にご用心。
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