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視覚に囁く『小ご絵』

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いつも大きくて立派な扉ばかり見せられてきたように思う。 深く考えることなく、大きくて立派な扉ばかり追いかけてきたように思う。 だけどいつもうまく開けられるわけじゃない。 ある… もっと読む
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2020年10月の記事一覧

ハッピー・ハロウィン。

東京飯倉片町交差点、夜10時。 仕事帰りに信号待ちをしていたら「かっこいいですね!」の声。…

『ウォーリーをさがせ!』なのか?

ウォーリーをさがせ! といっても、Wall-Eのほう。 ディズニー映画の、未来のゴミ収集ロボッ…

故きを温ね新しきを知る。

地元の商店街に大きな金魚鉢がある。 金魚鉢といってもかなりでかく、建造物と一体化された構…

商店街の招き猫たち。

ソメイヨシノ発祥の地、豊島区駒込の小さな商店街を歩いた。 霜降・染井銀座。 そこで、何匹か…

『狼と7匹の小山羊』

幼少時、『狼と7匹の小山羊』を読んだとき不快だった。 喰われる子山羊という設定もいやだっ…

犬のおまわりさん。

猫は気楽。 好奇心に誘われて、気分の向くまま浮浪雲(はぐれぐも)。 塀の上で、ひとんちの庭…

『ガラスの靴と7人の小人』

「どこにも見当たらないの」シンデレラ 置いていかれたシンデレラのガラスの靴を、白雪姫の7人の小人がこっそり運んでいった。 で、献上! 「あら、素敵な靴。これ、私のじゃないわ。でも、ぴったり」白雪姫 同じグリム童話の中で、不思議な接点を持ったふたりの姫。 本のページをめくっていた現代の女の子が異変に気づいた。 「たいへん、歴史が変わっちゃう」時をかける少女 王家の血筋にいる白雪姫、裕福で物は豊か。 「でも片方だけじゃ役にたたないわ」と生涯ガラスの靴を履かなかったこ

童謡『汽車ポッポ』現代流の解釈。

今でこそのどかでノスタルジックな童謡も、1937(昭和12)年、レコード・リリース当時は出兵を…

世相カメラ

シャッターを押すと、世間の真実を写し出す『世相カメラ』。 聞くところによると、カメラの気…

「火中の虎の子を拾う」

喧々諤々?    ーーよく聞く。 ジャン・レノン? ーーこの間、初めて聞いて笑った。 そ…

ゾウの時間 ネズミの時間 人の弛緩。

ふとした時に、まるで関係のないことを思い浮かべることがある。 記憶の配線が複雑ということ…

目黒のサンマ。

いけぶくろ〜 池袋〜 山手線内回りの駕篭(かご)列車、間もなく発車いたしま〜す。 町民は道…

色香マツタケ、味シメジ。

※アートとして描いていますが、後半に18禁のイラストを掲載しているため、有料コンテンツとい…

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能ある鷹は爪を隠す。