商店街の招き猫たち。
ソメイヨシノ発祥の地、豊島区駒込の小さな商店街を歩いた。
霜降・染井銀座。
そこで、何匹かの猫を見かけた。
某喫茶店には、椅子に飛び乗るには自重がありすぎて「人の手を借りたい」猫、
タバコ屋の番台に気まぐれで立つ散歩好きのよその飼い猫、
気位が高く礼儀正しい、三つ指つきながら霧避け上から上から目線でヒューマン・ウォッチングにいそししむ猫。
ご丁寧にも猫が陽だまり浴する小公園まで用意されている。
路地に迷えば、また違った猫が出てきて、にゃあ、すりすり。
ここは招き猫のいる商店街。
猫も可愛がられて幸せそう。笑ってるようにも見える。
「招き猫」+「笑う門には福来たる」の好循環だ。
猫が左手挙げるは商売繁盛祈願という。
お言葉にあやかって、小さな商店街で販売している食材、食器、その他のいくつかで『笑う招き猫福袋』を描いてみた。
「コーラに、輸入食品、卵に生鮮、団子に焼き鳥、パンに一膳の箸、そして包丁、おまけにフライパンつけちゃう! の大盤振る舞い! これだけ入って○○○円!」
祈・商売繁盛!
そしてなにより『福よ、来い。』。
ここで暮らす招き猫たち、サクラ発祥の地だけあって、そろいもそろって肉球が桜模様でできている。
信じるか信じないかはアナタ次第。
少なくとも筆者のイメージで闊歩する猫たちは、サクラの足跡をぺたんぺたんとつけていく。
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