街のクッキー屋が作る3年保存クッキー「おともクッキー」完成への道のり②〜パートナー探し〜
前回の記事で、街の小さなクッキー屋が長期保存クッキーを作ろうと考えたきっかけを書きました。
まず私が取り掛かったのは「パートナー探し」。
私たちのお店は工房の規模も大きくはなく、
日々お届けするクッキーの製造で手一杯です。
これ以上スタッフへの負担は増やせないし、スタッフを増員して作業に当たるほどの製造所のキャパはありません。
なのでこのプロジェクトは、できる限り外部に協力してもらう形で進めていこうと決めました。
お金さえ払えればやってくれるようなところではなく、
私たちのこだわりや想いの部分を受け止めてくれ、アウトプットしてくれるパートナーが必要でした。
味が美味しければいい、長く保存さえできればいい、ではなく、その先の心の支えになるものを作るには
どうしても必要なことでした。
これがなかなかハードルが高い。笑
そして、「クッキー作りを外部に委託する」ということの
私の気持ち的な葛藤も想像以上にすごいものでした。
いつも来てくれるお客様ががっかりするのではないか?
味を妥協してしまうのではないか?
まだ何も始まっていないし、自分でやると決めたくせに、
早々に私の心は不安定でした。笑
まず、私が必要としているパートナーは、大きく4組。
クッキーを焼いてくれる会社、団体
クッキーを缶詰めしてくれる会社、団体
プロモーションを手伝ってくれる団体
デザインまわりをお願いする人
そのほかにも、これからどんどん新しい繋がりが必要となっていくと思います。
あ〜今でもドキドキです。笑
今ではスタッフと楽しく働いていますが、とにかく人に頼ったり、人と何かをするのが大の苦手。
逃げ出したい想いそのままに、今頑張っています。笑
まず、核となる、クッキーを焼くことをお願いできる会社探し。
実は早速つまずきまくる波乱のスタートでした・・・・
あの頃を思い出すだけで胸が苦しい・・・
次回はその時のことを書きたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?