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従業員70人の会社から4万人以上の会社に移ってみて驚いたこと

先日大企業への転職を果たした。
前職は新卒入社(リーマンショック直撃時期)で、地元の小さいソフトウェアエンジニアリング会社(エンジニアを派遣することを主とする業態の会社)に勤めていた。
前職からの転職の経緯はこちら


そこからいわゆる大企業と言われているところに転職して驚いたことを書いていく。
会社の大きさを計る一つの数値として従業員数でいうならば
70人⇒4万人の組織への変化だ。

キャリア入社の人数の多さ

これは入社した会社が丁度業務拡大のタイミングであり、さらに4月というタイミングだったからかも知れない。
しかし、4月にキャリア入社した人数がなんと50人を超えていた
繰り返すが前職は全社員合わせて70人弱だ。

福利厚生の手厚さ

まず感じたのは福利厚生の手厚さだ。

  • 住宅手当

  • 各種保険制度(団体割り)

  • キャリア支援

  • 社内ポイント制度

  • 保養所

などなど。
正直住宅手当は前職になかったもので、通勤が大変だったので職場の近くに一人暮らしを始めたところ交通費は減っただけで家賃などは自己負担という金銭的に苦しい状況になっていたので、賃貸生活の社員にとっては特にありがたい制度だと思う。これがあるのとないのとが、額面年収以上に大きい差になる。

社内ポイント制度とは?

これは存在自体初めて知った。
大企業や欧米などではある制度らしく、
「金銭以外で従業員に支払われる報酬」制度とのこと。

ポイントは決められた用途で使用することができる。例えば自己啓発に使用したり、リフレッシュで旅行に使用したり、社内製品の購入に使用したり。
保険金の支払いや一部ながら積み立てとして口座に入れておくことが出来る。これらのポイントが円に換算して年間10万以上頂けるとのこと。
正直給料以外にこんなにもらえるなんて、これまで生きてきた世界線から見ると本当に意味不明だ。

経営理念をはじめとした社外/社内研修が多い

これは自分が入社した会社だけかもしれないが、
経営理念の研修が非常に多い。
叩き込まれるといってもよい。

経営理念をまずは叩き込まれて、この会社の社員としてどうあるべきかをそれぞれに考えさせるという研修がかなりの時間用意されていた。

そして経営理念以外の技術的な研修も社内外問わず非常に多い。というか前職ではほとんど全くなかったのでそのギャップに驚いている。

自己啓発をとにかく促される

就業時間内外において自己啓発をしっかり促される。
今後5年10年で自分自身がどのようになっていきたいか、それを実現させるためにはどうしていく必要があるかをしっかり決めて、やっていく。
とにかく社員一人一人の成長を促す。
目の前の仕事だけをやっていればよかった前職とは良くも悪くも全然違う。

とにかく目標設定が多い

期初に設定する課題や目標、そして目標を達成する為に何が必要であるかというよくあるものではあるが、これが非常に項目が事細かにある。
将来的な目標設定に向け、今年何をやっていかなければならないことはなにか?というところまでかなり膨大かつ細かい年度毎の目標設定を行い、フィードバックしていく。

残業時間の徹底した制限

残業時間の管理や制限も徹底している。
前職では残業時間は30分ごとにしか付けれなかったが、この職場では分単位で付けられる。しかもPCの電源On/Offの時間とずれがあった場合はエラーとなる勤怠管理システムになっており、たとえ数分でもサービス残業はさせないようになっていた。
加えて、20時以降残業を続けるためには上司の許可がいるという徹底ぶりだ。

在宅勤務率の高さ

前職ではコストを理由として、在宅勤務システム導入が遅れていたこともあり、グループ内で1人が1ヵ月に数回在宅勤務していた程度だった。
それが今の現場は出社率3割程度。基本的に週2出社みたいなメンバーや、他のエリアにいるので普段は全く出社しないという方も少なくなかった。
在宅勤務はやりにくいよねぇなんて言っていたが、世間はもうとっくに在宅勤務が常識になっていたことに驚いた。

入社初日から有休が付与

有休は、新たに会社に入社しなおしたらまた半年間はないんだろうなぁと思っていた。それが初日から付与されていたということに驚いた。
本当にささいなことだが、これは地味にありがたかった。

何かあれば総務の人に聞けばすべて解決、が出来ない

以前の会社は、本社の総務の一人の人がおよそ全社員のすべてのことを把握してくれていたので、病気での休業保険のことや給与明細で不明な点があった場合などすべてその人に聞けば答えてくれた。
今はというと、すべて専用の会社の専用の部署がそれぞれまとめてやっているので、聞けばなんでも答えてくれる”誰か”というのは存在しない。
まず窓口の連絡先を探すところからはじめなければならない、というのは転職して感じたギャップだ。

会社規模が違うことで制度や福利厚生が大きく異なることをまずは実感している。

やはり社員数が70人から4万人以上と、会社の規模としてはけた違いの会社に来たので、制度や福利厚生が違うのは当たり前だが今はそこを大きく実感している。
しかし実際に働き始めてみれば新しい会社の不都合や働きにくさなど感じていくことは多々あると思う。これらについては今後追って記事にしていけたらと考えている。

転職して1ヵ月後に感じたこと

転職して1ヵ月後に感じたことはこちらに記事にまとめたのでもし興味があれば読んでほしい。

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