謹賀新年・練岩難しすぎい！

明けましておめでとうございます。
もう松の内も明けたというのに何ですが、ご挨拶申し上げます。本年もゆるゆると絵について更新して参りますので、お時間ある方は読んでいただけるとうれしいです。

年が明け、コンビニのぜんざいも食べ、ゆっくり過ごしていたのですが、画材買いました！京都の老舗メーカー吉祥さんが販売している「練岩(ねりいわ)」という画材です。練岩は岩絵具とガラス(！)を混ぜて独自の液で固めたものらしく、見た目は顔彩と同じです。私も届くのを楽しみにしていて、届いたら即効で色見本の制作に取り掛かりました…が。

難しい。

とっても難しいですこの画材。顔彩に苦戦していた私でしたが、顔彩さまがやさしい菩薩に思えました。なにしろ日本画の経験がないからなのか、独特のつぶつぶ感に慣れません。多少キラキラしてもいる絵の具です。粒子が大きいというか…仲良くなるにはだいぶん時間が必要なようです。

コンペに出す絵を新たに顔彩で描いたのですが、死ぬほど丁寧に描いてみたら、以前描いた絵がヤバい！粗い！と思いました。こうしてひとつずつ階段を昇ってゆくのですね…。