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21卒 DeNA新入社員奮闘記!オセロニア運営チームでの1年間

もうすぐ新年度。
昨年、この時期にオセロニア運営チームに新卒で配属されたフレッシュ4名の記事を投稿させていただきました。

21卒は2名がオセロニア運営チームに配属され、すでに重要な仕事をまかされバリバリはたらいています。そんな2名にも先輩と同じようにnoteに寄稿してもらいました。

では早速……

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ただの”エンタメ好き学生”から”逆転オセロニアのゲームの中の人”に

こんにちは!
『逆転オセロニア』運営チームでゲームプランナーをしているS丸です。

私は、2021年に21新卒としてDeNAに入社し、そこからゲームプランナーとして
約1年間『オセロニア』運営チームとして活動させていただきました。

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今回は、
①新卒入社するまで
②新卒入社してから〜現在まで
の2テーマでお話しします!

①新卒入社するまで

私が新卒で入社するまでの学生時代は一言で言うと「自由」でした。
ざっくりと何をしてたのか話すと、

1.大学入学と同時にダンスを始め、約3年間髪型もドレッドヘアーにしてダンス三昧の生活
2.ダンスを始めたことをきっかけにアメリカの音楽に興味を持ち、大学3年生の時に、約1年間アメリカへ留学。
3.留学中に日本では経験しないような危険な目にあうという経験をしたことで、自分の人生を見つめ直し、「エンタメ業界」で働きたいと感じるように
4.就活では会社選びをエンタメ業界に絞って上から10社面接にいき、就活で唯一心から働きたいと感じた「DeNA」に入社
5.入社後はトントン拍子で気づいたら『逆転オセロニア』のゲームプランナーに

という自分でも今思い返すと本当に自由だな...と感じます笑
親に本当に頭が上がりません!

正直、今の自分はやりたいこと(=エンタメに関わりたい)を仕事にさせていただけているので、本当に恵まれているなと感じます。
今までの自分は「ゲーム」というものをそこまでやってきていなかったのですが、
オセロニア運営の仕事は本当に新しい学びが多く、飽き性の自分が1年間も続けられていることに驚いています。

…と、まあ入社前に関してはこれくらいにして、ここからは入社後のお話をしたいと思います。


②新卒入社してから〜現在まで

入社してから最初に取り組んだのは、
ひたすら「オセロニアをプレイすること」です。
これまで、ゲーム自体ほとんどやってこなかった私だったので、まずは「ゲームを知ること」から始めました。
1ヶ月間でシーズンマッチを約700戦程やってたこともあって、
なんとか入社して4ヶ月目には「ダイヤモンドマスター」になれました。(勝率が低い笑)

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「ゲームプレイング」と並行する形で、「ゲームプランナー」として1年間で約8施策を担当しました。
特に大変だったと今感じるのは、

・ハロウィンフェスタ
・年末年始逆転祭オールスター
・年末年始逆転祭超駒パレード
・年末年始逆転祭CM記念

の4つのイベントです。
特に「年末年始逆転祭」に関しては、もう本当に大変でしたね…

大きい施策というのはそれに伴って考えることが膨大です。その上、オセロニアンの皆さんの「期待を超えなければいけない」というプレッシャーに耐えながら日々奮闘してました。
そしてリリース当日を迎えました。
反省も多かった施策ではあったのですが、オセロニアンの皆様の喜ぶコメントを『新着オセロニア』の生配信で拝見させていただき、本当に感動しました。

あの瞬間だけは全てが報われて肩の荷が下りる最高の瞬間でした...
オセロニアンの皆様の喜ぶ声が「もっと良いものを提供したい!」という
私達プランナーの活力
となってます!
(下の2つのスタンプも自分が企画したんですけど喜びの声が多くて嬉しかったです!)
※作成はアートチームとデザインチームに担当していただきました!

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③オセロニアンの皆様との初交流

そんなオセロニアンの皆様と初めて関わらせていただいたのは、
ゲームプランナーとしてではなく、大会スタッフとして参加させていただいた時でした。

初めての大会スタッフは「2021年8月のサマーカップ」で、
その後も「オセロニアンダブルス」「オセロニアマスターズ」の大会スタッフとして、
オセロニアンの皆様と関わらせていただく機会をいただいたのですが、
大会スタッフを通して、衝撃を受けたのは「ゲームというコンテンツでここまで人と人が熱く関われるのか!」ということでした。
これまでの自分のゲームへのイメージというのは、「オンライン上でのみ繋がるもの」だと思っていたのですが、
大会では「オセロニア」というコンテンツを介して、幅広い世代の方々が、「本気で」そして「楽しく」対戦されている様子を見た時に、「自分の作った企画で皆様をこんな風に喜ばせたい」と感じるようになりました。
特に、2021年12月に行われた「オセロニアンダブルス決勝」では、
体育会系部活動の全国大会と言っても過言ではないほど、緊迫感ある試合が多く、
「『逆転オセロニア』というゲームでこれだけのドラマが生まれ、感情が揺さぶられるのか」と感動したことを今でも鮮明に覚えています。
今後も積極的に大会スタッフで参加させていただき、たくさんのオセロニアンの皆さんからいろいろ学びたいと思っています!
そして、そんなオセロニアンの皆様だけでなく、運営で働く方々もみんな「オセロニアが大好き」だったということも衝撃的でした!
オセロニア運営で働く前の自分は
「自分が関わっているゲームはプレイしない」と思ってました。
だって「仕事の間、常にそのゲームのことを考えているのにプライベートも考えるなんてしんどくないか?」と思ってたんですよ!

ただ実際は、けいじぇいさんをはじめ、
様々な方がオセロニア運営で働かれているのですが、休憩の合間や休日にオセロニアを開くと、いきなり【練習バトル】を申し込まれて対戦することも多々あります。
「めっちゃみんなオセロニア好きやん!」と思いましたね笑(...あ、自分関西出身なんです)

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↑これは自分がよく使うデッキです   

という感じで1年間を通して、色々と自分の想像と違った「ゲーム業界」で働かせていただいてるのですが、ついに来年からは2年目ということでまた新しいオセロニア運営が誕生するわけです。

自分が感じた『逆転オセロニア』の素晴らしさを後輩に伝えつつ、
7年目のオセロニアでしっかりと「オセロニアンファースト」を実現できるように努めます!
応援よろしくお願いいたします!


いちばん大切な"感情”に触れられる仕事をしてみたくて

どうもこんにちは。
『逆転オセロニア』運営チームでプランナーをしているたろうです。

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<目次>
・文学部生の文学部らしい就活
・どうしてゲームプランナーに?
・オセロニアの新卒業務って何するの?
・6周年イベントについて
・1年目を振り返って:大変だったこと
・1年目を振り返って:楽しかったこと
・今後について

①文学部生の文学部らしい就活

大学時代は、ゲームもインターンも特にしておらず、音楽と映画に熱中していました。
入社面接では、ITに微塵も関係のない音楽のことを話したのですが、ありがたいことに興味を持っていただいて、
3年生の秋口に内定をいただきました。
しかし、明確な野望があったわけではないので、入社を決意するまで4年生の夏ぐらいかかってしまいました。

入社の決め手は、面接のスタイル/質問が面白かったことや、社員の方々の雰囲気を踏まえて、
「パラメーターの偏った個性も尊重してもらえそう」
「”むずかしおもしろい”ことができそう」

と感覚的に思ったことです。

②どうしてゲームプランナーに?

私が入社した昨年は、新卒全体研修にて、DeNAの各部署の方々のお話をオムニバス形式でお伺いする機会がありました。
就活時は、まさかゲーム業界に足を踏み入れるとは思ってもいなかったのですが、
ゲーム事業部の方々のお話に強く共感して、配属を希望しました。

特に魅力的に感じたのは以下の点です:

・人間にとって一番大切である、”感情”の部分に触れられる仕事である点。
特に、オセロニアンの祭典の過去映像を見て、こんな素敵な仕事ができたらいいなと憧れを抱きました。

・シンプルに、”面白いか、面白くないか”という右脳的な観点が重要視される点。
”お金を増やすためにお金を増やし続ける活動”に興味が持てず、上記はその対極のように感じられました。

音楽も、映画も、ゲームも、どれだけ最高な作品でも、それではご飯は食べられないし、病気も治せない。
にもかかわらず、エンターテイメントやアートはいつの時代も途絶えないことが、個人的には不思議でした。
だいぶ大げさですが、この個人的な課題について何年間か考えて、文学部でも色々学んだ末、
今度は、自分自身も作り手にまわって、その一端を担うことができたら面白そうだなーと思うようになりました。

話がふわっとしているようにも見えるのですが、本当にそういうモチベーションでプランナーをやってみようと思いました。

また、話が少し逸れますが、アメリカに10年間住んでいた背景もあり、
日本文化に魅せられて、和楽器、着物の着付け、日本文学(最近は谷崎の『陰翳礼讃』を読み直しました)を趣味としています。

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そういった意味で、日本のゲームカルチャーであったり、いわゆるオタク的な文化にも惹かれるところがありました。
「日本でゲームの仕事をする」という概念が、なんとなくかっこよく感じられたのも、安直ながらこの仕事をやってみようと思った理由の1つです。


③オセロニアの新卒業務って何するの?

・5月
オセロニアチームにジョイン!
初めてオーナー(イベントの責任者)をやらせていただいたのは強駒パレードです。遠夜くんの時です。

・6月〜9月
コレクションガチャ、超駒パレード、季節系イベントについても、一通りイベントオーナーを経験。

・10月〜2022年2月
6周年イベントのオーナーになり、毎日が「文化祭前日状態」でした。
その間、新規イベントなども3件企画しました。
内2件は、いろいろな事情でリリースされませんでしたが、徒花とは全く思っておりません。

・3月
またしても、別の大型イベントのイベントオーナーをやらせていただくことになり、現在も企画中です。
並行して、イベント企画だけではなく、月全体の計画策定など他業務も少しずつ行うようになりました。

④6周年イベントについて

中でも、特に頑張って取り組んだのは6周年イベントです。

遡ること2021年5月、チームにジョインして最初のオリエンテーションにて”シュウネン”の話がありました。
当時は”シュウネン”というものが、世のゲームにとってどれほど大切なものかを理解できていませんでしたが、
「1年目でも頑張れば”シュウネン”みたいなイベントも任せられちゃうかも??」(※イメージ)
と先輩がおっしゃっていたので、
「なるほど!”シュウネン”というのはスゴイイベントなのか。”シュウネン”をやらせてもらえるように頑張ろう!」
と素直に意気込みました。

しかし、いざ10月頃になって、6周年イベントに着手してみると、
そんな無邪気な好奇心では到底乗り切れない大仕事であることを痛感しました。
それまでの業務は、1週間程度の規模のイベントを数回経験していただけだったので、
カウントダウンイベントも込みで2ヶ月規模のイベントを企画することの大変さに、まず打ち当たりました。

正直、1人では手も足も出ない状態だったのですが、
1年目の初めから私のメンターを担当してくださっている金髪でパッと見怖い(けど実は優しい)先輩と、
5周年イベントを担当されていた、物言いがハッキリしている(けど重要な時には優しい)1個上の先輩
主にサポートしてくださったおかげで、なんとかリリースまで漕ぎ着くことができました。
他にも、本当にたくさんの方にご協力いただき、オセロニアチームの総力を上げて作ったからこそ、
愛が詰まった周年イベントになったのではないかと思っています。

全体を通して、個人的にこだわったポイントは、"シンプルさ”です。
どこまで行っても「ゲーム」なので、構えずラクに楽しめることを大事にしました。
例えば、「ひと目で考えずに理解できるビジュアル」を実現するために、
バナーやロゴの仕様書にはかなり時間をかけて、UIチームやアートチームの方と何度もご相談をさせていただきました。
あるいは、「わざわざスケジュール帳には書かないけど、なんとなく頭の片隅で覚えていられる」状態を作れるように、カウントダウンの演出や、情報出しの仕方についてもたくさん考えました。
また、周年においてオセロニアンの皆さんに最も伝えたいのは”感謝の気持ち”なので、
矛盾するようですが、”わかる人にはわかる”系の細やかさや、長く遊んでくれた方こそ嬉しい内容も意識しました。
このように、ヘビーなユーザーさんに目を向けていくと、どうしても複雑な道を突き進みがちなので、
”山盛りながらも、ストレートに嬉しいイベントであること”を大事にしたいと思いました。

⑤1年目を振り返って:大変だったこと

・やはりゲームというものに疎いので、子供の頃から一貫してゲーム好きな他チームの同期にまず圧倒されました。
今でも手当たり次第にいろいろなゲームを遊んだり、(お堅い人間なので)ゲームにまつわる書籍をたくさん読むようにしたりしています。

▼もちろんオセロニアを一番やり込んでいて、最近ようやく3000勝突破しました:

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・企画を考える際、とにかく情報収集することや、仕組み的に筋を通すことでいっぱいいっぱいになってしまい、色々こねくりまわした結果、オセロニアンの皆さんが本当に楽しいと思うことから遠のいてしまうことがあります。

それを遊んだらどういう気持ちになるの?
自分自身も遊びたいと思えるイベントなの?
”成立している”だけで、何が面白いのかわからない。

という壁に何度も立ちはだかり、考えたものが全て振り出しに戻ることがいっぱいあります。
どこの業界のどこの企業も「顧客第一」のようなものを掲げていますが、実際に仕事をしてみて、はじめてその難しさがわかりました。

⑥1年目を振り返って:楽しかったこと

・日々の楽しみ
自分の企画に対して、オセロニアンの皆さんがツイッターやYouTubeのコメント欄で反応してくださるのを見ると、本当に嬉しいです。
毎日が毎日華やかな業務ばかりではないですが、オセロニアンの皆さんの生のご意見をリアルタイムでいただくことができるので、常に責任感を持って仕事に取り組むことができます。

しかし、ここに関しては課題感もあります。
自分の中では「こんなイベントがあったら喜んでいただけそう!」と思って出したものに対して、反響がほぼゼロだったり、反対に、それほど大きな反響をいただくつもりではなかったものに対して、意外にも「神運営」「待望」と好評をいただいたことがあります。
このように、自分の感覚/仮説が実態とズレていることがあるので、これからもチューニングしていきたいと思っています。

・細々とした楽しみ
結局、オセロニアというゲームのことがいちユーザーとしても好きなので、
デイリーミッションとデイリーコロシアムで毎日少しずつ星のかけらを貯めたり、
配信者さんの動画を見てデッキを真似してみたり、
月末に布団に丸まってひたすらカップ戦を頑張るのも今や楽しいルーティーンです。

▼あえて調べずに、自力でデッキ研究するのが好きです。これは最近研究中のデッキです:

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⑦今後について

この1年間は、オセロニア運営の先輩方に教えてもらうことや、助けてもらうことばかりでした。
2年目は、もっとチームにギブできる部分を増やしていって、最高の『逆転オセロニア』7年目をオセロニアンの皆さんと共に創っていきたいです。


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毎年、オセロニア運営チームに入ってくる新卒は1年でとても頼もしく成長してくれています。オセロニアを楽しんでくれているオセロニアンの皆さんの投稿や姿を見ることや、運営チームへの反応の一つ一つが刺激となっているからだと思っているのですが……

温かく成長をみまもってもらえると嬉しいです。

運営チーム ブランディング担当 かじさん
〈次回の配信予定日:2022年4月上旬〉

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