大手町くずろう@ベンチャー経営

教育学部卒、セカンダリSIにてSEを3年。教員を目指すも適正に疑問を感じ外資系金融でSEを3年。創業3年のブティックSIに転職。資産運用特化のプロジェクト完遂数は常人の3倍。IPO準備を契機にCFOに転身し3年で東証マザーズ上場。経営企画担当Now。「くずはくずでも星屑のくず」

大手町くずろう@ベンチャー経営

教育学部卒、セカンダリSIにてSEを3年。教員を目指すも適正に疑問を感じ外資系金融でSEを3年。創業3年のブティックSIに転職。資産運用特化のプロジェクト完遂数は常人の3倍。IPO準備を契機にCFOに転身し3年で東証マザーズ上場。経営企画担当Now。「くずはくずでも星屑のくず」

最近の記事

アフターデジタル2な世界

みなさん、こんにちは、大手町くずろうです。 今日は、「アフターデジタル2(UXと自由)」という本を紹介します。この本は、昨年ベストセラーとなった「アフターデジタル(オフラインのない時代に生き残る)」という本の続編です。著者は、UXデザインコンサルティング会社(株式会社ビービット)の藤井さんです。 ちなみに、この本には、DXとUXという略語が激しく出てきます。ともに「X」なのですが、かたやトランスフォーメーションの「X」でもうひとつはエクスペリエンスの「X」です、笑。 裏

    • ファリテーション・フレーズ

      こんばんは、大手町くずろうです。 今日は「ファリテーションがうまい人って、どんなフレーズを多用しているだろうか」と、ふと考えてみた。 簡単にいうと 相手の話を受けて、「それって、簡単にいうと、こういうことだよね」という確認をする。これは非常に有用だと思う。一緒に議論に参加している人への助けにもなる。議論についていけず置いてきぼりになっている人は結構いる。そういう人たちが、「なるほど、簡単にいうと、そういうことだったのか」となり、再び議論に加わりやすくなる。 それは別途議

      • よい事業計画とは

        こんばんは、大手町くずろうです。 本日は「よい事業計画」について考えてみたい。 くずろうは「よい事業計画は安心と興奮で構成されている」と考えている。これは宇宙兄弟にでてくるエディ登場のシーンでの「リーダというのは安心と興奮を同時にくれる」のパクりですが、本当にそう思います。 では、安心と興奮で構成される事業計画とはなんなんでしょうか。 結局のところ何を伝えたいのか対象となる事業をいくつかに分解し、リスクがあまりなく(既存ある事業と同程度のリスクはある)、安心してくださ

        • New外見力

          こんばんは、大手町くずろうです。 本日は「アフターコロナに求められるNew外見力 」について考えてみたい。 見た目と年収の関係 経済学者のダニエル・ハマメッシュ氏が書いた"Beauty Pays(美しいことは価値がある)“という本があります。非常にざっくりいうと、美男美女とそうでない人では生涯所得が4760 万円も違う!ということが書かれているようです。(実は読んでません、笑) くずろう的に勝手な解釈をするとこれは“ハロー効果”と“ピクマリオン効果”のいい循環によるもの

          いつになったら英語が話せるようになったといえるのか

          こんにちは、大手町くずろうです。 今日は、「いつになったら英語が話せるようになったといえるのか」について考えてみたい。 個人的に、外国人と会話を持つことは緊張を伴う。この緊張は一体なんなのだろうと、友人に相談してみたところ、随分とスッキリする回答が得られた。 コミュニケーションに求める期待値が違う日本人と欧米人ではコミュニケーションに求める期待値が異なる。日本人のコミュニケーションは、聞き手に責任があるコミュニケーションであり、欧米人のコミュニケーションは話し手に責任が

          いつになったら英語が話せるようになったといえるのか

          積み立てと取り崩し

          こんにちは、大手町くずろうです。 今日は、「積み立てと取り崩しのベストミックス」(資産運用)を考えてみたい。 成果の実感とは、なんだかんだで実現益 「定期定額の投信積み立て」というのは、本当に素敵な仕組みだと思う。給与天引きで、毎月定額積み立てをすれば、自動化され、投資の意思決定にいちいち悩むことなく資産形成をしていくことができる。長期でほったらかしにしておけば投資成果に一喜一憂することもない。 もちろん、これは理解している。ただ、いまひとつ面白みに欠けるということはな

          内部管理体制構築の第一歩

          こんばんは、大手町くずろうです。 今日は、「内部管理体制構築の第一歩」について考えてみたい。 実はベンチャーCFOは意外にもこんなことに困っていたりする、たぶん。 社内のネットワークのダウン、ファイルサーバのダウン、PBXがダウン。グループウェアがダウン。停電対応。回線増強。冗長化。データバックアップ。シャードIT。BYOD。情報セキュリティ。顧客からのDD。PC発注。モニタ発注。複合機リース。社給スマホ。IT資産管理。在宅勤務環境構築。オフィスの拡張。増床。引っ越し。

          内部管理体制構築の第一歩

          対話を武器にする

          こんばんは、大手町くずろうです。 今日は、「他者と働く(「わかりあえなさ」から始める組織論)」という本を紹介します。​ちなみに、私は現在、埼玉に住んでいますが、この本の著者は埼玉大学の経済経営系大学院の宇田川准教授(経営学者)のデビュー作だそうです。奇遇。とはいえ、経済経営系大学院は東京のサテライトキャンパスで開催されているのだとは思いますが、笑。 この本、NewsPicks の出版社(https://publishing.newspicks.com/)が出しています。N

          感情労働を最小化したい

          こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「企業や組織の内部における感情労働」について考えてみたい。 「感情労働」という単語を先日初めて耳にした。Wikipediaによれば、次のような労働らしい。「肉体労働」と「頭脳労働」のほかに「感情労働」というものがあるということだ。 感情労働(かんじょうろうどう、英: Emotional labor)とは、感情が労働内容の不可欠な要素であり、かつ適切・不適切な感情がルール化されている労働のこと。肉体や頭脳だけでなく「感情の抑制や鈍

          SIビジネスの突破口

          こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「SIビジネスの突破口」について考えてみたい。 オンサイトからオンラインへまず、SIビジネスの入り口は、顧客の業務プロセス全体を知るために運用保守から入るのがいい。スマイルカーブ的に考えてもそれがいい。ここから日常的に顧客の業務アプリケーションやその関連業務と向き合うからこそみえてくる顧客業務の非効率は相当ある。 例えば、顧客の業務プロセス上に存在している既存かつ複数の業務アプリケーションの維持管理を一括で請ける。つまり、AMO

          負けない新撰組とは。

          こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「組織というもの」について、考えて(妄想して)みたい。 理想のスモールチーム個人的には、小さなチームは次のような形で成長していくのが理想だと思っている。安心感とともに生産性を高めたい。 ひとりでひとりぶんの仕事をするより、 ふたりでふたりぶんの仕事をする方がよくて、 さんにんでさんにんぶんの仕事をすると不思議と安心感が生まれて、 よにんでよにんぶんの仕事をするとなんだか余裕がうまれてきて、 ごにんでごにんぶんの仕事をすると自然と

          SIビジネスとドッグフーディング

          こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「SIビジネスとドッグフーディング」について考えてみたい。 言葉の意味ドッグフーディングという言葉を調べると、次のような説明がある。 ドッグフーディング(dogfooding)とは、社員が自社製品や自社サービスを日常的に利用すること。もしくは正式リリース前の自社製品を社内テストで積極的に使用すること。その日常的な利用の中から、自社製品の試験運用やベータ版の改善を目的に、ユーザービリティ確認や問題点の発見を行う。(https://

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          数値目標は必要か?

          こんにちは、大手町くずろうです。 「数値目標(売上とか利益)はなぜ必要なんですか?」「売上ってどうして上げ続けないとならないんですか?」みたいな話でモヤモヤすることがある、今日はこれを考えてみたい。 目標は必要なのか?いきなり話をそらしてしまうが、では、ご自身のキャリアを考えるときにはどうしているのか?みたいなことを考えてみてほしい。 おそらくみなさんなんらか「目標を設定」し、「現状を把握」し、そのギャップを埋めるための戦略というか方法を考え、実行し、進捗をみて軌道修正

          業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは

          こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは?」について考えてみたい。 一般的に業務というものは、複数のベンダーから提供されるサービスを利用して運営されていることが多い。各サービスは、複数ユーザーへの展開を前提としているため汎用性は高いが、柔軟性は低い。更に、その汎用性故に各社の業務を完全にはカバーできないため、隙間領域(その大きさは各社によって異なる)が生じる。ここがITとして検討すべき業務プロセスにおけるラストワンマ

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          SIビジネスとSDGs

          こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「SIビジネスとSDGs」というテーマで書いてみたいと思います。 働きがいも経済成長も システムインテグレーション(SI)を「ASCII.jpデジタル用語辞典」で調べてみると次のような記載があります。 企業の情報システムの導入に際し、ユーザーの目的に応じた企画の提案からハードウェア、ソフトウェアの選定、システムの開発や構築、運用までのトータルなサービスを提供すること。(ASCII.jpデジタル用語辞典より、引用。) もちろん、

          With/Afterコロナで、SIビジネスはどう変われるか

          こんにちは、大手町くずろう、です。 本日は、SIビジネスのアフターコロナを考えてみたい。 さて、システムインテグレータ(SIer)での働き方には大きく2つの働き方がある。「客先常駐」と「自社開発」である。 With/AfterコロナでおきるSIビジネスにおける大きな変化(期待)は、客先も自社もなくすべてオンラインになることだ。もはや「客先常駐」か「自社開発」かの区別がない世界がやってくる。千載一遇。 ということで、「客先常駐」や「自社開発」という働き方の区別がなくなる

          With/Afterコロナで、SIビジネスはどう変われるか