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霧島温泉日記1 新湯温泉

みなさんはどんな時に旅をしますか?ワタシは毎年10〜11月にかけてお腹を空かせた小動物のようにゴソゴソと旅をします。楽しむというよりも心の浄化に近いでしょうか・・。


ど平日に羽田空港第一ターミナルから鹿児島行きの飛行機に乗る女。

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LCC運行されるようになってから随分経つけど、まだ少し迷う

SKY?スカイマークさん。 右かい?左かい?   右でごわっす


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ん。カゴシマ かごんま ハングル表記になっちゃったニダ〜


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航空運賃お安いのにピカちゅう可愛いしサービスがいいですね


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到着したらまず1階でバスチケットを買います。職員さんご案内が丁寧。


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時間つぶしの足湯。

この時はまだ霧島温泉の素晴らしさなど知る由もなく、これしきで感動している可愛いらしいワタシでありました。


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コ〜〜っ!!美味しそう。人気は下の段だって。ハム卵、コーンにしよっと!


お宿の新燃荘に向かう


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やっと来たから乗ろう!


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丸尾(温泉市場の前がバス停)で乗り継ぎ。


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雨だから誰もいない。さみっ


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※降りるのは新湯温泉入口  12:30 発


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モクモクと霧で道中真っ白。

強烈な硫黄臭が美しく幻想的なムードを掻き消してきます。

私の中に眠っている野性がメラメラメラメラ・・。


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<新湯温泉入口>で降りたら、大通りの三叉路を左下方向へ降りる


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あった〜


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硫黄リバー流れる


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あれれ。すごく綺麗。全くひなびていない。


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勝手にアメニティ。ウェルカム食料を仕込む女。


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これでよし。つまみ食いしてたら3時になっちゃったな。

6時からお食事ですね。

7時になればお客さんが完全にいなくなるから混浴入るといいってよ。


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それまであったまろ〜

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内湯が4つ並んでる。

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このお風呂✖️2

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こちらのお風呂✖️2

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ウサギ暖簾チラっ

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ネコちゃんの労い暖簾いいねえ

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露天はガッチリと囲い。半露天ってとこかな。

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この写真だと露天ってわかんないか。雨が冷たいのよ〜


部屋で顔面パック&爆睡してからお食事だ〜

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あらま。想定外の空間演出。BGMがまるで女性専用spaよ〜


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サツマイモだったかなあ。ポタージュ。美味しい。

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酢の物、煮物、ズッキーニパプリカおしゃんなぬた

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虹鱒のお造り。コリコリ食感。しまっている。釣りたてでしょうね。

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腹ペコだから先にご飯もらちゃった。やっぱお刺身にはご飯だっ

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牛のカレーかな。そんなにスパイシーさはない。

女将さんなかなかエッジがきいていらっしゃる。インドのロングワンピがお洒落。若旦那さんとの出会いはアジア旅かしら?とか勝手に妄想する小動物である。メニュー説明が早口で聞き取れないが聞き直すくらいなら早く食べたいので黙って頷くだけ・・。


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ヤマブシってキノコ初めて食べた。分厚くて煮えにくいから手で割いた。

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不思議・・。味噌でもなく醤油でもない。

黒味噌の田舎風鍋だそうです。(ホームページで確認)

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鯛の粕漬け。西京焼きみたいなお味。酒粕?がダイレクトにコンモリのってて斬新。下には透明のキレイなお出汁の餡掛け

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ご馳走様でした!お腹落ち着いた!!

少しずついただけるのでOL女性からも喜ばれそうな内容でした。

本番のお風呂があるからお酒飲みません。


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フロント出て正面の階段を降りる。


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女湯から混浴露天風呂が繋がっています


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女湯内風呂


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とろとろ  こっくり・・・。

感動だね✨ しゃ〜〜わせ😭


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お花の暖簾をくぐります

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階段になってますよ〜

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お〜〜雨が寒くて入れませ〜ん 明日待っててね


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お部屋で鬼ころし飲んで寝ます🍶

とても寒い日でしたが手足がカッカして暑いくらいでした。この源泉はかなり効きます。肌もツルっ


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晴れた!!朝風呂日和です。


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露天までのアプローチが広々してていい

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浴槽内低い階段ずんずん歩いていきます

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ここからは自然との対話。


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目を閉じると山の神様と一体になれる感じがします。

呼吸しているだけで気持ちが良く幸せ・・。


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しばらくこうしていましょう(長く入れるお湯ではありません)


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色即是空 ぽか〜〜〜ん


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ただただ蒼い乳白色に見惚れてしまいます。


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夢じゃない


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ずっとアナタのことが好きでした・・。全身で愛しています。



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   あああ あ〜

       たまら〜〜〜〜〜〜ん



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最後内風呂で十分に体を温めましょうか。今日はとっても暖かいけどね


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朝からおもてなしですね。


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ありがたくいただきます。


ご飯を食べたら女将さんに質問タイムコーナー

急に喋り出す女。

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手前にバス停があったけどあれに乗ればいいのですか?

ぶっぶ〜〜〜っ!!ダメ〜〜っ!!


新湯温泉入口


なんとバス停がないんだってさ!!こわこわっ


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時刻表をよく見てやっとわかりました。あくまでも山巡りをする人のためのバスであり、決してツーリストが便利に移動するためのバスではありません。ここ注意点です。


女将さんお世話になりました。


山道をぐんぐん歩く。変なおじさんが車寄せてくる(私より全然若いだろうけど)

「どこ行くの?乗っていきなよ」

え?!今時いるのですね。私は瞬時に木と一体化し遠くを向きました。こんな僻地でどっか連れて行かれたら今頃どうなっていたかわかりません・・。


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標識見えてきたら


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三叉路の道に向こう側に立つのよ〜 by女将さん

は〜〜い



あとがき

なんと贅沢な時間だったのでしょうか。生きてればいいことってありますね。雨で登山する人がいなかったからでしょう。たまたま宿泊客は私一人でした。

あられもない姿で美しく雄大な大自然を拝み源泉を独り占めできるなんて、きっとこれからの人生で訪れないことだろうと思います。本望って言ってもいい。

もう一生分の運を使い果たしました。(そんなことおっしゃらないでまた来てくださいよ〜by女将さん)


複雑な交通機関も女将さんの案内が的確で問題ありませんでした。辿り着けず怒ってしまう方もいるのだそうです。こんなに山深い神聖な場所で感情を乱されるケースもあるのですね。自分がそうじゃなくて良かったですよ。危ない危ない。

冗談はさておき、ワイルドな源泉溢れるエスニックドレスの若女将がいるお宿は最高です。感無量・・。



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新燃荘

住所 〒899-6603 
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968
電話番号 0995-78-2255
アクセス JR日豊本線霧島神宮駅より林田温泉乗換、霧島温泉行きバスで40分、新湯入口下車徒歩10分、又は林田温泉より車で7分
車で、九州自動車道えびのI.C.から県道30号線、県道1号線経由30km


続く




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