【26卒向け】25卒外資コンサル複数内定者が教える就活戦略~6月編~
すべての26卒に有益な情報を詰め込んでいます。
なお、本記事は以下の記事を一部抜粋したうえで、6月の戦略をより具体的に解説したものになります。
今回は5月編に引き続き、26卒編入生が6月に取るべき行動について解説します。
なお、本記事は3~4月頃から就活を進めている前提で話を進めています。
6月以降就活に参戦された方は以下の記事も併せてご覧いただけると、より理解が深まるかと思います。
4月編はこちら↓
5月編はこちら↓
さて、6月に入るといよいよ大手企業の選考が本格化します。
(今年はさらに早期化が進み、5月から本格化しつつありますが…)
編入生の方は中間試験やレポートが大量に課される時期になりますが、この時期の取り組みが今後の結果を大きく左右するので何としても乗り切りましょう。
6月に大手企業のインターン選考を複数突破し、10~12月に優遇ルートで早期内定を確保できると、精神的にも余裕を持って編入生活を送れます。
単位認定が少ない人は3年生の1~2月に進級を懸けた期末試験に臨むことになると思いますが、「内定ないし、進級できるかも分からない…」という精神状態では共倒れになるリスクもありますので、最低でも1社は年内内定を獲得できるように頑張りましょう。
具体的な戦い方は本記事で解説します!
筆者について
簡単に自己紹介させていただきます。
私は旧帝大の3年次編入生で、25卒として就職活動を行っていました。
見ていた業界は「コンサル」「IT」「金融」の3つです。
以下、私の就活実績です。
全体を通して納得のいく結果を残すことができたと感じているものの、編入生の就活戦略を語る記事がほとんど存在しなかったことから、就活戦略を考えるのにとても苦労しました。
この経験から、「これから就活を迎える編入生に何か役立てないか?」と考えnoteを執筆しています。
今後も編入生の就活無双に向けた記事を執筆予定ですので、ぜひフォローしてお待ちいただければと思います!
6月に取るべき行動
まずは、6月に取るべきアクションを列挙します。
それぞれ具体的に解説します。
①パーソナル系想定問答集の完成
まずは「パーソナル系想定問答集とは何か?」を説明しますね。
これは「ガクチカや自己PR、就活軸などについての深掘り質問とそれに対する回答をまとめたもの」だと思ってください。
4・5月に公開した記事では、「ベンチャー企業の選考でとにかく場数を踏み、上手く答えられなかった質問をストックしておきましょう」と説明しました。6月中に、それらの質問に対し納得感のある説明ができるように仕上げていきます。
これは自分1人で取り組むには難易度が高いうえに限界があるので、就活生同士や内定者の方と模擬面接を行い精度を高めるのが良いと思います。
もちろん、そこまで志望度の高くない企業の選考で実践を繰り返す戦略でも良いです。
外資系やベンチャー志望の場合、早いと7~8月に最終面接が入りますので、その意味でも頻出するパーソナル系質問への回答は早期に完成させたいです。
②現時点での実力を踏まえながら、大手企業の選考に挑戦
「現時点での実力を踏まえながら」というのがポイントです。
選考ラッシュが始まったからといって闇雲に応募してしまうと、持ち駒を無駄にしてしまうためです。
4~5月のベンチャー選考の場合は、あくまで練習の位置づけなのでひたすら応募しても良かったのですが、6月以降は志望度の高い企業も含まれると思いますので少し慎重に進めましょう。
具体的には、「第1志望群」「第2志望群」のように企業の難易度と自身の志望度から受験企業を分類し、まずはtierの低い企業から応募していきます。
私の場合は第3志望群まで作っていたので、まずは第3志望群に応募してESや面接の通過率を様子見して、ある程度手応えを得た段階で第1・第2志望群に応募していきました。
通過率の目安は個々人によって異なると思いますので「○○%以上通過したら第1志望群を受けましょう!」等は言えませんが、信頼できる内定者や社会人の方に相談しながら進められると安心です。
併せて、「サマーインターンは何社受ければいいですか?」と聞かれることがあるので回答すると、どれだけ授業が忙しくても20社以上は受けたほうが良いと思います。
やはり実践を繰り返すことで選考慣れできる側面があるので、合間の時間を見つけて出せるだけ出してください。
このとき、数を出すことに囚われて1社あたりの質が下がらないように注意してください。
③ケース面接対策(コンサル志望者向け)
ここでは総合コンサル志望者向けに話します。
総合コンサルの場合、5月頃から最低限の知識を書籍でインプットし始め、6月前半にコンサル志望の就活生や内定者と何度か壁打ちすれば十分突破できる実力がつきます。
インプットにあたり、有名なものだと「東大生が書いたシリーズ」「過去問で鍛える地頭力」がありますが、「暗記する戦略思考」が個人的におすすめです。
アウトプットについては、SNSで壁打ち相手を募集するのも良いと思いますし、Matcher等のサービスを使うのも良いと思います。
重要なのは、本を読んで終わりにするのではなく、ディスカッションも含めてアウトプットの練習をすることです。
その理由については、以下の記事で回答しています↓
ちなみに、コンサル志望でなくてもケース面接対策をするメリットは一応あります。
特にGDで上手くメンバーの意見を集約させたり別の切り口から意見出しをしたりする際に、ケース対策で学んだ思考プロセスを転用することで良い具合に存在感を示せることがあります。
(もちろんサマーインターン本番でも同様のことが言えます)
ただこれは優先度低めなので、
①時間に余裕があり思考力を強化したい
②GDがどうしても苦手で、どのように発言したらいいか全く分からない
という方以外は取り組む必要ないです。
おわりに
今回は、26卒編入生が6月に取るべき行動について解説しました。
6月は1年で最も忙しいといっても過言ではないので、とても大変ですが何としてでも頑張ってもらいたいです。
この時期に就活を頑張ることは、冒頭で述べた早期内定につながるということにとどまらず、本選考突破に欠かせない普遍的な就活力を身につけることにもつながります。
私自身、6~7月に必死に就活に取り組んだことで秋以降はかなり余裕を持って過ごすことができたので、将来の自分のためだと思って毎日コツコツ取り組んでもらえればと思います!
さて、次回は7月に取るべき行動を解説する予定です。
基本的に6月とやることは変わりませんが、期末試験の準備に追われるとともに、徐々にインターン本番が始まる時期になります。
編入生特有の注意すべきポイントについて触れる予定ですので、是非フォローしてお待ちください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
質問やリクエストはDMにお願いします。
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参考:
サマーインターン攻略の全体像はこちら↓
秋冬インターン・年内早期選考の攻略法はこちら↓