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【26卒向け】25卒外資コンサル複数内定者が教える編入生の就活戦略~4月編~【4,000字】

これから就活を始める全ての26卒に有益な情報を詰め込んでいます。
なお、この記事は以下の記事を一部抜粋したうえで、改変したものです。


今回は、これから就活を始める編入生が4月に取るべき行動について解説します。

「編入したばかりなのにもう就活…?」と思われる方もいるかもしれませんが、編入生が就活で結果を残すにはこの時期から動き出すことが不可欠です。

サマーインターン選考が佳境を迎える6~7月に大量のレポート課題や試験を抱えることになる以上、4~5月に難関企業の選考を突破できるだけの実力を身につけ、6月以降は実践あるのみという状態にする必要があります。

その意味で、この4月から勝負は始まっています。

もちろん編入したばかりの皆さんに「1日中就活しろ!」と言う気は全くありませんが、早期に内定を獲得できれば心に余裕が生まれ、それが学業にも好循環をもたらします。

「いつになったら就職先が決まるんだろう…」というマインドセットでは、いくら興味のある分野の勉強ができる環境とはいえ、身が入らないですよね。

「興味のある分野を探究したい」という高い志を持って編入した皆さんには、早期に内定を確保し、心ゆくまで学業や課外活動に打ち込んでもらいたいと思っています。

是非、本記事を参考に少しでも就活を優位に進めてくださいね。




筆者について

簡単に自己紹介させていただきます。
私は旧帝大の編入生で、25卒として就職活動を行っていました。

見ていた業界は「コンサル」「IT」「金融」の3つです。

以下、私の就活実績です。

・日系戦略コンサル
・Big4
・総合コンサル
・外資IT
・日系大手IT
・政府系金融
・メガバンク3行
その他、日系大手複数

内定・インターン参加先

全体を通して納得のいく結果を残すことができたと感じているものの、編入生の就活戦略を語る記事がほとんど存在しなかったことから、就活戦略を考えるのにとても苦労しました。

この経験から、「これから就活を迎える編入生に何か役立てないか?」と考えnoteを執筆しています。

今後も編入生の就活無双に向けた記事を執筆予定ですので、ぜひフォローしてお待ちいただければと思います!


4月に取るべき行動

まずはこれから取り組んでください。

・就活サイトへの登録
・ガクチカ(400字)の作成
・自己PR(400字)の作成
・ベンチャー企業の選考を受ける
(・webテストの勉強)

それぞれ具体的に説明します。

①就活サイトへの登録

まずはGoodfind、ワンキャリア、就活会議、オープンワーク、外資就活に登録しましょう。


Goodfind

私の場合、3~4月はGoodfindを最も使っていました。
グループディスカッション等の講座や練習会(無料です!)が充実していますし、3月下旬頃から始まるベンチャー企業の選考情報はGoodfindだけでほとんど網羅できるので、6~7月の大手企業の選考を前に場数を踏むのに重宝しました。

正直、大手企業の選考が始まってからはほとんど使わなかったですが、就活序盤の練習機会確保にはもってこいのサービスです。


ワンキャリア

4月はほとんど出番がないと思いますが、5月以降は一番使うことになるのでこのタイミングで登録しておきましょう。

過年度のES設問や面接で聞かれた質問、選考フロー等の体験談が数年分掲載されています。
また、「合格の秘訣」というページは企業の特徴が非常によくまとまっていて分かりやすいです。


就活会議

ワンキャリア同様、ESの設問や面接で聞かれた質問が掲載されています。
少し異なるのは、体験談を寄稿した方の面接での回答も載っている点です。

特に就活初期はどのように回答を考えたらいいか分からないと思いますので、選考通過者の答え方を参考にするのが良いと思います。


オープンワーク

働いている人や退職された方による口コミが載っています。

これも4月はほとんど出番がないと思いますが、年収や残業時間等、説明会や逆質問では聞きづらい情報が掲載されているので、選考を受けている企業の実態を知るのに役立ちます。

4月の段階では、とりあえず登録しておくだけで良いです。


外資就活

私の場合あまり使いませんでしたが、登録しておいて損はないです。

戦略コンサル志望の方は、外資就活限定で募集をかけるファームの情報を見落とさないためにも必ず登録しておきましょう。


②ガクチカ(400字)の作成

サマーインターン選考のESでは、「学生時代に最も打ち込んだことを400字で教えてください」という設問が頻出します。面接においても、ガクチカと後述する自己PRが質問の中心になるので、4月からコツコツ作成しましょう。

企業によって200・300・500と異なる字数を指定するパターンも当然ありますが、400字ガクチカをベースに粒度を調整する方針で問題ないと思います。

書き方については、就活で結果を残している人に直接相談できるとベストです。ただ、編入生の場合、入学直後から先輩とつながりを持っているケースは少ないと思いますので、まずは就活サービスの無料講座やYouTubeの動画等を参考に書けば良いと思います。
有名どころのサービスが紹介している書き方であれば、大きく外すことはないはずです。

ガクチカが完成したら、必ず第三者に添削してもらいましょう。
私の場合は、以前在籍していた大学の先輩に添削してもらっていました。

「編入後、添削してくれる人が身近にいない...」という方は、エンカレッジ等メンターがついてくれるサービスを活用するといいと思います。
大学のキャリアセンターを使うのも良いですが、本選考を受けているB4やM2の方の利用で混雑していると思うので、就活を終えた先輩に聞くのが手っ取り早いと思います。

とにかく、自分一人だけで進めることのないようにしてください。5月以降実力が伸び悩む原因になります。


参考:編入はガクチカに使える?

使えなくはないですが、特に有利にはならないです。
肌感覚ですが、面接官は資格取得や大学受験と同列に捉えていたのではないかと思います。
というのも、ガクチカではチームで活動した経験が好まれる傾向にあるので、「図書館で毎日朝から晩まで1人で勉強して合格しました!」では評価されません。
チーム(コミュニティ)で編入を成功させたというエピソードであれば武器として十分使えると思いますが、私の場合1人で黙々と勉強していただけだったので、ガクチカには向かないと判断し別のエピソードを使っていました(バイト、サークルのエピソードで十分でした)。

ただ、自己紹介に編入エピソードを織り交ぜることはしていました。
「○○大学○○学部の○○です。以前は△△大学に在籍していたのですが、○○学に興味を持ち○○大学に編入学した経緯があります。(中略)課外活動では、以前所属していた大学で○○に注力し...」といった感じです。
そうすると、「どうして編入しようと思ったの?」「試験勉強で大変だったことは?」と面接官が興味を持ってくださることも多く、ガクチカで話さなくても自己紹介から流れで話のネタになりました。
伝え方次第では、向上心やチャレンジ精神、好奇心の旺盛さを幅広くアピールできると思います。

③自己PR(400字)の作成

「あなたの強み・長所を教えてください」という質問への対策です。
ガクチカと同様、サマーインターンで頻出するので早めに準備しましょう。まずは400文字で作成し、必要に応じて字数を調整していけば良いです。

繰り返しになりますが、まずは各種講座やYouTube等を参考に作成し、完成したら第三者に添削を依頼しましょう。


④ベンチャー企業の選考を受ける

先述したGoodfind経由で、とりあえず片っ端から応募しましょう。
「この企業は自分に合ってるかな?」とかは一切考えなくていいので、まずは面接の雰囲気や周囲のレベル感を知る意味で受けてください。

この時期のベンチャー選考は、「ES免除で面接にご案内します!」という謳い文句で練習台になってくれるので、ありがたく使わせてもらいましょう。

面接については、4月の段階では「ガクチカ」「自己PR」「弱み」「就活の軸」辺りをざっと用意しておけば一旦OKです。
面接を通して、想定外の質問や上手く答えられなかった質問が出てくるので、それらをドキュメントにストックして想定質問集を作りましょう

同時に、グループディスカッションもこの時期からコツコツ経験しておきましょう。
経験を積む中で、頭の使い方や得意な立ち回りが見えてくると思います。

なお、この時期の面接で合否を気にする必要は無いです。
大事なのは、6月以降の選考に向けて経験を積むことと、実践→修正のサイクルを確立することです。


(webテストの勉強)

私個人としては、参考書で勉強するよりも実際に受験して慣れるのが良いと考えていますが、不安がある方や戦コン志望で満点近く要求されるといった場合は、少しずつ進めておきましょう。

5月以降は勉強時間が取れないので、余裕を持って4月中には参考書を1周しましょう!

おわりに

今回は、就活を始めたての編入生が4月に取るべき行動について解説しました。

この時期はトップ層の就活生と集団面接やGDで遭遇することも珍しくないので、周囲のレベルの高さに圧倒されることもあるかもしれません。
しかし、コツコツ取り組んでいれば6月以降は逆に周囲を圧倒できるようになるので、是非本記事を参考に準備を進めてもらえればと思います!

5月以降も編入生のアクションについて解説しますので、続編をお待ちください!

それでは!


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