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【ケース面接突破の秘訣】いただいた質問に答えるPart2【1,700字】

前回に引き続き、いただいた質問に回答します。
Part2は「ケース面接におけるディスカッションのコツ」です。

ケース面接のインプットに限って言えば、「過去問で鍛える地頭力」のような書籍やインターネット上の情報で事足りるのですが、ディスカッションパートについてはあまり語られることがないです。

しかし、一般にケース面接は思考時間よりもディスカッションパートの方が長く(思考時間5分 + ディスカッション20分など)設定されていることから、ケース面接突破のためにはディスカッションの立ち回りが重視されていると捉えることもできます。

実際、一部のファームでは思考時間0分(ノータイム)でスタートすることもあるくらいなので、「いかにディスカッションで思考力・コミュニケーション能力を示すか?」は重要な論点と言えます。

そこで今回は、総合コンサルのケース面接において通過率100%の筆者が、ディスカッションパートで意識すべきポイントについて解説します。(戦コンはほとんど落選したので、あくまで総コンにおけるケース面接のコツだと思ってください)



ディスカッションのコツ

①発表は結論ファーストで

これはディスカッション以前の話になりますが、就活生の壁打ち相手をしていて気になる点なので説明させてください。

「○○の売上を上げるには?」というお題に対して、前提条件や施策の説明を飛ばしていきなり「客数×単価に分解し...」とプロセスから説明される方がいらっしゃいますが、面接官の立場に(壁打ち相手として)立ってみると「今、何について話しているんだろう?」となることが結構あります。
すでに意識できている方は全く問題ないんですが、コンサルの場合「わかりやすく相手に伝える力」はクライアントを説得するために非常に重要な能力だと思うので、人物面接に限らずケース面接でも結論ファーストを心掛けましょう。

発表で要点が伝わらないと、その後のディスカッションで前提の確認や発表内容について聞き返される時間が増え、ディスカッションが発展しないです。


②面接官の意見を積極的に取り入れる

「〇〇についてはXXだと思うんだけど、どう思いますか?」と面接官に指摘されたときに、「いえ、それは違います。」と絶対に論破しないでください。
現役のコンサルタントを論破するのはまず無理ですし、何より印象が悪くなります。

ひ○ゆきの真似はやめましょう

その代わりに、「おっしゃる通りだと思います。そのうえで、自分の思考プロセスに取り入れるとしたら、〇〇という施策や論点が考えられると思います」というように、積極的に面接官の考えを取り入れディスカッションを発展させましょう。
これができると、思考の幅や深さ、コミュニケーション能力をアピールできます。


③見当違いでもいいので堂々と話す

私の仮説ですが、面接官は「この学生をクライアントの前に自信を持って出せるだろうか?」という観点を少なからず持っていると思うので、実際にクライアントに説明するように堂々と振る舞いましょう。
「この施策で合ってるか分かりませんが...」という姿勢では、クライアントからの信頼を失ってしまいますよね。

私はサマーインターン選考で的外れな施策を発表してしまい、面接官が反応に困るという経験をしましたが、②③のポイントを特に意識しディスカッションで巻き返したことで無事に通過できました。
(最終的にオファーをいただきました!)


④楽しんでいる姿勢をアピールする

逆質問で「コンサルタントとして活躍して人にはどのような共通点がありますか?」と複数の方に質問したのですが、知的好奇心を重要視している方が特に多い印象でした。
ですので、「この学生は考えることが好きそうだな」と思わせることも大切だと思います。
そのためには、③でも説明したようにやはり堂々とハキハキ話すことが大事なのではないかと思います。

おわりに

今回は、ケース面接におけるディスカッションのコツについて回答しました。

総合コンサルに限って言えば、ケース面接はポイントを押さえておけば十分に突破できます。

是非、本記事を参考に良いディスカッションにしてくださいね。

では!


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