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筋肉がつきにくい体質

筋肉はいくつか種類があります。その中で自分で鍛えることのできる骨格筋の働きは、新陳代謝の向上、血流にも関係してきます。健康のためにもある程度の筋肉はつけておくことが必要です。

筋肉がつくとは?

筋肉は、筋トレや運動などを行って、壊れたところを修繕するためにタンパク質が集まり、太く強くしていくのを繰り返してパワーアップしていきます。

まずは材料のタンパク質を十分にとる。

タンパク質の一日の必要量

消費量や性別などでも変わってきます。運動を特に行わない方なら体重1kgあたり0.8gくらいと言われています。

私が健康指導を行う時はウォーキングも合わせておすすめすることが多く、体重1kgあたり1~1.2gとお伝えしています。
体重50kgの方なら50~60gのタンパク質量です。

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参考までに。タンパク質量

〇ざっくりお肉類(種類により細かくは変わります)100gあたり20ℊ前後

〇納豆1パック 7.5g前後

〇卵1つ 7.5g前後

この辺りは比較的タンパク質を多く含むと言われている食材です。

本格的に筋肉をつけていくならば運動強度も上げる必要もありますので、さらにタンパク質も必要となってきます。

運動もできているし、タンパク質も摂っているのに筋肉がつかない!

同じように過ごしていても筋肉がつきやすい人とそうでない人がいるかもしれません。

◆そんな時に中医学から見てみる!

中医学で筋肉のイメージは肌肉です。肌肉は脾が統括していると言われています。脾とは消化器系の働き全般をさしています。

筋肉がつきにくい方は脾が弱いかも??

摂ったタンパク質を吸収分解し、どれだけ活用できていますか?というところにつながって行きます。

脾が弱い方は気力が不足しやすくなる傾向があります。
気力はエネルギーや内臓や体内組織を動かす力、機能のイメージです。
気が不足しやすければ作り出したり修復する機能も低下です。

◆脾が弱い方の特徴

筋肉がつきにくい、お通じが不調、食欲がない、食前または後にもたれる、むくみやすい、風邪をひきやすい、疲れやすい、眠たくて仕方ない など。

◆脾を養う食材

お肉類、かぼちゃ、大豆、山芋、さつまいも、人参、きゃべつ、りんご、米、はとむぎ など。

お酒や味付けの濃いもの、辛いものでダメージを受けやすいので摂りすぎていれば注意です。

もしタンパク質もしっかり摂っているのに上手く筋肉がつかない時は、まずは腸の働きが低下していないを見てみるとよいかもしれません!


ご質問などございましたら答えられる範囲になりますがお答えしてみようと思います。
コメント欄にお願い致しますね。



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