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できる士業は、脇差を差す

結婚相談業をしていと、やたらと職業に詳しくなる。特に士業だ、
士業は、士という漢字があるせいなのか「士(さむらい)業」と呼ばれる。「士農工商」はなくなったというが、実は、残っている。士業はなんだかんだで偉いといわれる。路上で、すれ違ったら、道を開け頭を垂れてなくてもいいが、庶民はありたがる。婚活もそうだ、「サムライはモテる」受託率も高い。

がんばって士業になったみたものの

士業になる為には必死で勉強し、難関の国家資格を合格しなければならないとサムライにはなれない。サムライにも、ひと昔前の大河ドラマの「龍馬伝」ではないが「下士、上士」という身分格差がある、言わなくてもわかるが士業も弁護士、会計士が上士にあたり、下士が行政書士、中小企業診断士と言われる。禄高にも差がある。
但し、下士でも、才覚で上士を越える稼ぐサムライもいる、上士でも喰えない、貧乏旗本(名はあるのだが、ビンボー侍)のようなサムライもいるのも事実

士業は、「現代のサムライ」である。なんか、ぐちゃごちゃになりそうなので、士業=サムライと呼称しよう

「宮使い」か主を持たぬ「浪人」か

サムライにもいろいろある、会社や行政に所属する「宮使い」サムライと独立した「浪人」サムライ、大半のサムライは、一身独立「浪人サムライ」をめざす。報酬もデカくあばよくば、法人化しサムライを従える「城持ち大名」にもなれる。けどほとんどが、るろうにん「浪人」である。浪人でも「食える浪人、食えない浪人」がいる

「るろうに剣心」から観るサムライの生きざま

話は変わるが、浪人侍はカッコイイ 、映画だと「子連れ狼」「座頭市」アニメだと「るろうに剣心」など、浪人を扱った作品を観ると、ある共通点がある

・剣の達人
・基本独り
・剣術しか知らない

だからカッコイイのかもしれない、が潤っている感がなく、何かが枯渇しているそれは、金銭なのか?心なのか?わからない?だからカッコいい?

どんな依頼でも受ける、孤高の子連れの敏腕弁護士(また遊んでしまいました…)


「空手バカ一代」サムライ

簡単に言うと、昭和のマンガ、空手だけ極める「空手バカ一代」ではないが大半の士業が「技術バカサムライ」である。今でいうとそれしか知らない俗にいう「オタク気質」ともいう、

知識があるが「人間性がないサムライ」である。話していても、ふつーの人にはわからない専門用語を使い、「お前の言ってることわかんねーよ」とクライアントからキレられる…日本のサムライに多い。
中には「テレビドラマで出てくるような」食える、サムライもいるが、天才クラスでほんの一割、9割は、知識に溺れ、鼻にかけた「知識ナルシスト」になりほとんど食えないのが現状、

「剣の太刀筋は見えるが、ひとが見えていない」

浪人侍映画やマンガが訴えるのは、「ひととふれあい、ひとを観ろ」だ「るろうに剣心」なんてまさに当てはまる。


婚活も、仕事も、マーケティングもすべて…ひとを観ることが大事です。

サムライになったからって食えるわけじゃねぇ

ずいぶん前だが、知り合いの社長と話していて、士業さんのクライアントも多い、食えない士業は「資格だけ持てば食える」という考えが強く、変なプライドも高いという。まさに「技術バカサムライ」、報酬の少ない食えないサムライの事だ、そんな「技術バカサムライ」が持っていないものがある脇差だ、そんな物語がある「巌流島の決闘」だ


「刀じゃsないし~!櫓です~ろ!」 たぶん、こんな感じだったのでしょう
(んなわけあるかい!)

太刀のみで負けた…佐々木小次郎

脇差とは、太刀の横にある「ちっちゃい刀」(短刀)の事、脇に差すから脇差、時代劇のサムライを観るとよくわかる。


わかるかなぁー 普通の刀よりちっちゃいんだよね


大半のサムライは、太刀のみで勝負しようとする、太刀とは「国家資格」である。今の時代、太刀のみでは無理である、あの宮本武蔵も二刀流だから勝てた、佐々木小次郎は長太刀一本で負けた、増えすぎたサムライ…しのぎを削る「毎日が巌流島」なのである。俗っぽくて書きたくないが、あの大谷選手も二刀流でだ(書きたくないが、わかりやすだろう)

じゃぁ、脇差ってなんなん

脇差とは、「資格とは別の自分の特技」である、
知り合いで、勝手にあげるさせてもらう
仲のいい弁護士で「ゲーマー」専門分野は「知財」の弁護士先生である、

太刀が、弁護士
脇差が、ゲーマー

自らゲーマーであるため顧客の気持ちがわかる。

知り合いの社労士でガンダムから組織学を学び、法人の組織改革を専門としている

太刀が中小企業診断士
脇差がガンオタ(ガンダムオタク)

彼は、社労士とは呼ばないでという 「シャー労士」
商標も取っている、彼しかシャー労士と言えない

最強の組み合わせである。
この組み合わせは
決して「足し算ではない掛け算なのである」、どんな技でも繰り出せる、「二刀流」宮本武蔵が勝てた理由でもある

おサムライだけでない

ゲリラや農兵的な、起業家でも同じだ、知り合いのIT社長も子供の頃からイラストやマンガを描き、家の商売のPOPを書くほど「イラストが描ける」が強味、「IT×イラスト」である。書籍も出版しており、ITをわかりやすく、イラストで描いてある。「イラストが描ける」は強みだだがイラストだけでは駄目だ
生き残れない。かけ合わせることで、1割の天才に勝てるのだ

※イラストはすべて著者が書いたもの、本人が書いているのでわかりやすい。IT弱者にお勧め!

庶民は刀ではないが、鍬や鎌、武器は持てる、一揆や革命は起こせる。「本業×特技」の二刀流で勝てる。但し×(かける)なので、どちらかがゼロだとゼロにしかならない。経験値や知識が多いほどどんどん増える かけ合わせも大事である

一割に勝ちたいサムライは、脇差(特技)を持て

それがあなた強みになり、他の追随を許さない、最強のサムライになる、「るろうにん」なる前に士業は特に考えてほしい。



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