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目的があると何故成長スピードが早いのか...

本日は「目的があると何故成長スピードが早いのか...」について考えていきたいと思います。

夢や目標を作ったほうが良い」なんてのは子供の頃からよく言われている話だし、別に疑問を持つ必要性もそんなに感じない気がします。
でもそもそもなんで夢や目的を持った方が良いのか?

まず思いつくのは、目的が明確だと逆算してやるべきことも明確になること。それによって無駄がなく目標達成までの日々が何も考えずに生活する日々よりも圧倒的に濃くなる。

それだけでも十分かもしれませんが、最も良いのは「一つ明確な目的のある軸」があると世の中から得られるエッセンスの量が段違いになる点ではないでしょうか?

ある明確な目的に突き進むとき、常日頃その事を考える事になると思います。きっと夢でよく見ることになるレベルで。

そうして、戦略を立ててその目的に必要な情報を調べ上げ続けると思います。
それが一定の段階を超えると、普段見ている街の景色や、普段何気なく見ているテレビ、広告、漫画そんなところから無意識にヒントをもらうようになるはずです。

さらに、あらゆる物からヒントやエッセンスを得る事を能動的に始めたら、それだけで日々得られる情報量は目的が何も定まっていない人の何倍にもなると思います。

その得られるエッセンスは、何も関係ない別ジャンルから、自分の目的にまで応用できるわけですからとても抽象度の高い情報という事になります。
この抽象度の高い普遍的なエッセンスというのは、今の目標以外にも必ず応用が利きます。

つまり、「目的があると何故成長スピードが早いのか...」の大きなポイントとしては、目標達成のために普遍的で応用性の高い抽象的な情報を日々蓄えることができるから。と思っています。

このように「一つ明確な目的という軸」を作って、目的達成のために外に目を向けて情報をキャッチすることが良いみたいな話はよくあります。

例えば1965年の初版が刊行された不朽の名著である、ジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方」という本では、新しいアイデアを考えて検証するまでのプロセスを5段階で説明しています。

「材料収集」→「材料の消化」→「孵化」→「誕生」→「検証と発展」

今回の記事で言うと、「孵化」という工程が重要です。
「材料収集」→「材料の消化」までの過程は凄まじい量のインプットです。そのインプット作業の後の「孵化」では「敢えて、目的を忘れて日常を過ごす」という事をします。
そうするとある瞬間何かをきっかけに自分に蓄積された情報と他の情報が紐づき新しいアイデアが生まれるという工程です。

これが無意識に世の中のものからエッセンスを得ている状態ですね。

これを能動的にやる方法をhow toとして書いてあるのが、SHOWROOM前田裕二の「メモの魔力」という本です。
この本は完全に能動的で、世の中の情報から自分の琴線に触れたものに対して、抽象化し自分の目的に転用するプロセスをメモを使ったテクニックで実現するというコンセプトです。

少し話の軸がぶれているような気もしますが、まとめです。

目的を持つと、目的を達成する過程の中で、自身の目的に対する依存度の低い抽象的な情報も多く手に入る。
その結果、あらゆるものに応用可能な知識やスキルが蓄えられているため成長スピードに差が出ている。

よく「こんな事ばかりしてて大丈夫だろうか?」と悩むこともあると思いますが、無我夢中になったものからは必ず他に活きるスキルも蓄えれているので、自分が決めた目的なら自分が納得いくまでやり続けたいですね、、、

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