【おたべさんとは】#02・中学生のおたべさん

みなさんどうも。
おたべです。

12月に入り、
年の瀬と呼ぶような季節に入りましたが
いかがお過ごしでしょうか。

おたべさんとしては、
業務が忙しくなる反面、
ボーナスが入ってくることを待ち侘びながら
過ごしております。
(ゲス顔)

さて、今回ですが、
前回に引き続き、私のあれこれをお話します。

今回は中盤。
おたべさんの一番辛くて悩んでいた
中学生時代にスポットライトを当てていきます。
今回は割と長めなので、お時間ある時に
ゆっくり読んでくださいね。

「前回の記事読んでないわよ、アタシ。」
という方が入ればこちらからどうぞ↓↓↓


それではやっていきましょう。




1.今回の記事閲覧に関するご注意(必ず読んで下さい)

今回の記事には
いじめ、暴力、流血、精神的打撃、LGBT等の
表現を含みます。

上記の内容が苦手・嫌悪感 等を覚える方は、
閲覧することをお勧めしません。

また、閲覧するか否かの判断は
各自でお願いいたします。

責任は負いかねます。 




2.中学1年生

おたべさんも中学に上がりました。

楽しみと不安でいっぱい、という表現が
パズルのピースのように当てはまる、
そんな気分でした。

小学校と違い、クラスも増え、校舎も広く、
何より部活動が楽しみで仕方ありませんでした。

小学校の時、クラブ活動のようなものがあり、
バドミントンクラブに入っていたので
もれなくバドミントン部に入部することに。

また、クラスでは図書委員として活動しました。

小学校が全く違う子達と話すのは新鮮でした。
友達が少しずつ増えていき、
共通して好きな物の話もできたり、
「あ〜、中学楽しい〜」って優越感みたいなものに
浸っていた気がします。

そもそも制服、という代物を
身に纏うことが出来るのが嬉しかったですね。

なんでも形から入るタイプ
今でも変わりませんね。

なんだかんだ中1は
平穏な1年だったと思います。

余談ですが、
自宅から中学までの道のりが長いのと、
部活がハードということもあり、
この1年で8kg落ちました。

この頃は運動すれば直ぐに結果が出るので
大層幸せでございましたよ本当に(憤り)

1年間楽しいことばかりで、
中学生活って素敵だな〜と安直に考えていました。


この時はまだ幸せでした。




3.中学2年生

祝・進級、ということで2年生に。
別クラスで仲が良かった友達4人と一緒のクラスに。

今でもこの4人は良く集まります。
進学先や就職先も違えば、
趣味・嗜好も似て非なるものなのに
何故か集いました。多分ソウルメイトです。
そうなんでしょ?
切れない仲なんでしょ?

わかった、わかった、ありがとう。

2年生も幸先いいスタート切れたな、
と思う同時に、です。

天災は忘れた頃にやって来る。

そう表現した方がいいのかもしれません。


いじめが始まりました。
他クラスからの、僕に対するいじめ。

何がきっかけだったか、
正直もう覚えていません。

6月くらいからですかね。
ありもしない噂を広められたり、
ものを盗まれたり、
殴られる、蹴られるは日常茶飯事。

時には足を骨折した子から松葉杖を奪って、
それを凶器に殴られることもありました。

腰にダメージが入り、
深刻な打撲と診断されました。
動かす度に痛みが広がり、
まるでぎっくり腰のようで、
3ヶ月くらいはまともに体育の授業に
参加できませんでした。

また、他クラスの不良集団は
僕のクラスの明るく、中心的な人たちを利用し、
僕のいじめに加入するように促しました。

腰が治り、体育の授業にも復帰できた時、
2クラス合同で行ったドッジボールの授業を
未だに忘れません。

集中砲火でした。
もちろんクラスの子たちは彼らに利用されていて、
授業が終わったあと、同じクラスの子たちに、裏で
「ごめん」と謝られました。

僕がいじめられているせいで
この子は不良生徒に利用されている。
この子も、同じいじめの被害者なんだと。

そう思うと自分自身の存在が消えてしまえば、
と思うようになって自傷行為を繰り返しました。

自ら切った手首から流れる血を見て
まだ生きてる、と感じたかった、それだけです。

学校に行かない、という選択肢を選ぶことも増え、
だんだんと生きることが疲れていってしまいました。

学校に行って授業をしても、部活をしても
笑顔でいられることが減りました。
親の前でも無理して笑っていました。

学校を休むことが増えたあるとき、
最初に話した仲の良い4人が
僕自身を守るように動いてくれました。
居場所を作ってくれました。

休み時間に
廊下から僕を指名してこっちに来いと呼ぶ中でも
僕からそいつの顔が見えないように、
僕の机の周りを囲うようにして
守ってくれました。

そのほかのクラスの子も
それを察したのか、呼び出しをかけた子を
追い出すようになって、
それからはずっと攻防戦のような毎日でした。

今度はそれが嫌になり、
先生に直接話す場を用意してもらいました。

いじめの首謀者はわかっていました。
いつも先頭切って何かをしかけてくる "あいつ" だと、

何から話せばいいのだろうか、と
用意していただいた教室の椅子に座りながら
"あいつ" が入って来るのを待っていました。

しかし、教室の扉をくぐってきたのは
"あいつ"ではありませんでした。

小学校のころ、よく仲良くしていた友人でした。

驚きを隠せませんでした。
なんで?という言葉が
頭の中を往来するばかり。

友人とは中学で別クラスになったのを機に
話さなくなりました。

部活動は同じくバドミントン部であったものの、
友人はシングルスの選手で、僕はダブルスの選手。
必然的に僕のペアの子と仲良くする機会が増え、
話すことは完全になくなっていました。

なんでも、その友人は
クラスや部活で孤独感を感じていたらしく、
そんなところに現れた、
新しい友達が増えていく僕を
目の上のたんこぶだと感じた結果、
周りの人間に僕をいじめるように促したそうです。

僕が首謀者だと思っていた "あいつ" は
本当は首謀者ではなく、
友人に利用されていただけに過ぎませんでした。

中学という檻の中で
複雑に絡み合った人間関係が
あらぬ形で露呈し、吐き気がするほどでした。

話し合いが終了し、
和解という形に着地してからは、
僕をいじめる人は誰1人現れませんでした。

いじめがなくなってからは
僕自身もメンタルが安定し、
自傷行為もなくなり、1年生と同じ時のように
学校に行きたいと思うようになりました。

あのとき、クラス中から守ってもらったことには
感謝しかありませんし、
あの時のみんなは僕より遥かに強くて
素敵な人たちばかりでした。

いじめが無くなったあるとき、
何故守ったのか、自分たちが標的になる可能性も
ないとは言えないだろうに、と
親友の4人のなかでも
特別仲が良かった1人に聞きました。

帰ってきた言葉は
「友達、だからでしょ」
でした。

シンプルだけど刺さりました。
この時代にこんなセリフなんて、と思う反面、
本当は泣きたくなるくらい嬉しかったです。


壮絶な中学2年生でした。


 



3.中学3年生

いじめが無くなり、中学3年生になりました。
受験という言葉が頭を過るようになったのか、
みんな誰も大人しくなって様変わりしました。

仲良し親友4人とも全員別々のクラスになりました。

ただ1つ、大きな変化があったとするなら
真のいじめの首謀者が、
今度はいじめの標的になっていたことです。

ただ、話し合いの中には
今後は部活動の話以外2人は関わらないという
約束をした後なので、
向こうが助けを求めることもなく、
僕が手を差し伸べることもありませんでした。

正直彼のことはどうでもいいので置いておきます。


突然ですがみなさん、
普通の恋愛ってなんでしょうか。

えなに、重。
急に何、無理。って今思いましたよね。

ええ、おたべさんもそう思います。

でもこれが中3の時に
おたべさんを悩ませたことなんです。
いや、受験に悩めよとかいうのは受け付けてません。

単刀直入にいうと、
友達だからでしょ、と返した親友のことが
好きになっていたんです。

そうです、おたべさんは
所謂、LGBTのG、ゲイです。

その時気が付きました。

はじめは分からなかったです。

あのときああいうセリフをサラッと言ってくれた彼が
ただただカッコよく親友としての尊敬の感情か、
親友以上の関係になりたいという別の感情か。

女の子を好きだと思ったときもあったけれど、
気づけば彼のことばかり夢中になっていて、
たまたまネットで見つけた記事から
これは恋愛感情で、自分はゲイ、ということを
悟ることになりました。

そして同時に、隠さなければいけない、
自分は普通でなければ、という呪いをかけました。

彼も彼で、スキンシップが人より多く、
人懐っこい性格なところもあり、
毎日ドキマギしていた思い出があります。

髪を切るついでに髪型を変えたら
「え、なんか可愛くね?」と言われる始末。

体操服忘れたから貸してと言われ、 
貸し渡し、返ってきたら
「いい匂いした、また貸してよ」と言われる始末。

クラス・部活も違うのに、
「一緒に帰ろ〜」と待ち伏せされる始末。

え、好きじゃん、向こうも、絶対。
って有頂天になってました。

中3のおたべくん、
22歳のおたべくんから教えてあげる。

それ、あいつ無意識で誰にでもやってるし
大好きフィルターかかってるだけだし、
そもそも無意識で相手のこと惚れさせるやつは
あんまりろくな人間がいないと思うし、
それ以降あいつの雰囲気をどことなく求めるせいで
クシャって笑う人と眼鏡をかけてる人が
性癖になって拗らせるよ。やめなね。

はい。

ってことでどんどん沼にハマって
落ちていくわけです。

親友、同性という関係を利用して
ずっと近くにいてくれるように
色々やりくりしましたね。

おかげでメンヘラが誕生しました。
おめでとうございます(?)

でも結局、感情を押し殺すことを考えては考えて、
ろくな想いも伝えられずに卒業しました。

本当は一緒の高校に行きたくて、
親にお願いして塾まで通って、
やっと追いついた、ってところまで来たのに
「お前が女なら付き合ってたかもな〜」って
言われたことに過大ショック受けて
高校受験なんかめんどくさくなって
私立の高校に進みました。

もう彼を好きだと言う感情は無いけれど
逆に感謝しています。

この先ちゃんと恋愛できるようになるから。

ろくな男いなかったけど
大人になったら幸せになれる、と
22歳のおたべさんはお伝えしますかね。


そんな失恋をして
高校に進学する事になり、
現在のおたべさんを構築する人たちと出会います。





という訳で、中学生編終了です。
ハバネロくらい刺激が強い記事ですみません。

色々カミングアウト的なことも
勢いでしてしまいましたが、
中学時代は好きでも嫌いでもありません。

辛かったといえばそれで終わりですが、
今でも続く友人ができたことや、
いじめや恋愛があったからこそ
経験として今乗り越えられる壁もあります。
なにも辛いだけではありませんでしたから
こうやって過去として振り返れると思っております。

次回以降の記事では
今回のような注意表現があるものではないので
ご安心くださいませ。

次回はおたべさんの高校時代に迫ります。
中学で土台ができて、
高校でデコって輝かせた、みたいに思ってますので
楽しみにしててください(?)

次回もまた、
読み下していただけると幸いです。
よろしくお願いします🙇‍♂️

おたべでした、どうも。



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