黒い白クマ

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黒い白クマ

脚本/小説を書いて生きていこうとしている物書き兼役者兼大学生。物書き目指してる方、もがく黒クマを眺めて楽しみたい方と友達になりたい。※はりこのトラの穴、pixiv、小説家になろうでnoteにあげていない作品閲覧可能です。※私の作品を無断転載しないで下さい※

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    何か見たり、聞いたりしたものの感想はこちらにまとめておきます。一個人の意見。

  • 戯曲「サンドリヨン」【完結】

    貴方にお届けするのは、童話「サンドリヨン」をモチーフにした舞台。案内人と共に、ハッピーエンドを見届けに行きましょう。さぁ座って。緞帳が上がります。  ――本日はこの、サンドリヨン、またはシンデレラ、灰かぶり娘などの名で親しまれている、美しい姫君の話を致しましょう。姉は何故あっさりとサンドリヨンに謝罪したのか。夫人は何故サンドリヨンを目の敵にしたのか。魔法使いは何故サンドリヨンを助けたのか。王子は何故会って間もないサンドリヨンに惚れ込んだのか。サンドリヨンは何故姉を快く許したのか。さて、では参りましょうか。魔法の靴が導く、ハッピーエンドを見にね。 ※当作品は小説です。戯曲というのは題名であり、戯曲形式の作品ではございませんのでご了承ください。 ※pixiv、アルファポリス、カクヨム、なろうでも公開。

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トラウマ持ちの探偵といじめっこの高校生が半生を語り合う話

あらすじ「今更だけどさ、別に話さなくてもいいし、聞きたくなきゃ言ってね。」 「それは、そっくりそのままお返しします。」 片手だけ手袋をした髪の長い男と、高校生の少女。この日初めて顔を合わせた二人は、それぞれの「懺悔」を吐き出すために向き合った。伝えるべき相手はお互いじゃないけれど、それでも…… 「俺は人を殺した」と苦悩する探偵と、「私は今もまだいじめっ子だ」と叫ぶ少女の人生の、一瞬の交差点。 前書き・注意喚起※一部暴力描写・性描写・並びにいじめやマイノリティ差別への言及

    • 2024.9.19進捗報告

      ……フラグ、回収!!! 一か月ぶりですねこんにちは!!!研究!一応!進めてます! 八月はバイトで貰ったのか夏風邪を引き、直るころにはまたバイトに行く感じでなかなか現状整理に至らず。なんかいつもこんなんだな、社会人出来る気がしないぜ。 ま、とはいえ何もしなかったわけではないんすよ。報告がむずいだけで。 前回チラッと話した通り研究以外をどう進めるかとかも模索しつつ……って感じなので、しばしnoteは書いてたけど放置してた記事とかを書き上げて投稿するのがメインになりそうです

      • 報告

        そういや以前巻き込まれた無断転載騒ぎの余波で、本日から「私の作品を何に使うにしても必ず私に一報を入れる」といるルールに変更になりました。よろしくお願いします。 騒ぎ自体は終結しています。 どこかのタイミングでこの騒ぎの顛末とか色々ぼかしつつお伝え出来たらなとは思うのですが、まぁまとめたらきっとまたメンタルに来るので落ち着いた頃になると思います。 そしてもし万が一ですね、この度の騒ぎの主犯の方、お心当たりある方ね、みていらっしゃるとしたらちょっといいでしょうか。ここにはい

        • +3

          ミステリーボックス開封レポ(微ネタバレ)

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          小説書いてるといつもこう

          小説書いてるといつもこう

          英語ラップに立ち向かう会~"No Exit"の翻訳詞を作る~ #2

          この記事の続きです まだ残りのところの歌詞は奮闘中なんですが、 と言っていた部分、ここを作り直して来ました。 本家歌詞と和訳Now your sanity is hanging on a trivial experience 今貴方の正気は些細な出来事にかかっています Activity designed to keep your fragile mind intact 貴方の壊れやすい心を傷つけないように作られたアクティビティ The monotony is limin

          英語ラップに立ち向かう会~"No Exit"の翻訳詞を作る~ #2

          店で本棚をバーッと見てた時、スパイファミリー読んでないのに「あ、今目に入った色はスパイファミリーだ」と思った。背表紙の戦略としてあまりにも成功しているなァなどと思う。なかなかカラフルな本棚の中で「あぁこの色」となる色は難しいと思うので、おいそれと真似ができない装丁戦略だが。

          店で本棚をバーッと見てた時、スパイファミリー読んでないのに「あ、今目に入った色はスパイファミリーだ」と思った。背表紙の戦略としてあまりにも成功しているなァなどと思う。なかなかカラフルな本棚の中で「あぁこの色」となる色は難しいと思うので、おいそれと真似ができない装丁戦略だが。

          ズオウとヒイタチのぬいぐるみが欲しいという話

          ズオウとヒイタチのぬいぐるみが欲しいという話

          まだ存在しない小説の後書き〜好きなゲーム音楽発表ドラゴンがまた英語詩の話をしている図〜

          前書きこれはThat's Not My Neighbor(以下TNMN)というゲームの二次創作を書いている傍ら、あとがきでも書いておくかと勝手気ままに話し(書き)始めたら、何故か二千字にも及んでいたので開き直ってnoteに持ってきて再構成したものです。ちなみに二次創作は出来上がってません。後書きってなんだよ。後に書けよ。 (ちなみにかきかけの原稿はここにある) いや後に書かないんだよな僕マジで。前書きも後書きも書きながらなんか気まぐれに書いて、あとからこれ作品の前かな、

          まだ存在しない小説の後書き〜好きなゲーム音楽発表ドラゴンがまた英語詩の話をしている図〜

          Haffalumps and Woozles の翻訳詩あぁするしか何ともなかったんか問題~How to make 日本語詞~

          前書きこのnoteはHaffalumps and Woozlesの一文の翻訳を考えながら、 とか作る時に、自分がどうやって日本語詞を作っているかの思考の流れを全部書き出してみたものです。 ご注意 翻訳って所謂二次創作より露骨に法律上扱いがむじーので、なにか翻訳する時は ・本家が無料で公開している ・この翻訳が本家の利害を阻害しない で何とかお許ししていただこうという所存。本家側から何かメンションがあったりしたら即刻下げます。 はじめに最近くまのプーさんの本家挿入

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          ✌️脱稿しました✌

          まず御報告 ✌️脱稿しました✌ 何日に出したかとかは濁しますけども提出日前日に中間報告書を出しました。己の締切27日は守れませんでした。対戦ありがとうございました。 中間報告書は結局5ページくらいになったのかな?2ページねって言われてたんだけど、規定より多い分には問題なさそうだったので分かりやすくなるように言葉を尽くしたら実験1個でも全然ページ数伸びました。なんならアノテーションの方法書くだけでそこそこ枚数行ったもんな。 本日は卒研の報告会と言うよりは、下半期学生生活

          ✌️脱稿しました✌

          新着をジャックすることになっちゃってごめんねフォロワー……

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          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:終

          終「僕の話はこれでおしまい。」 「そのあと、どうなったんだよ。」 神崎の姿をした何かが語りだしたのは、一人の女子高生が友人と肝試しに行って、人形の中にいた何かと対峙し、そして人形の中に取り込まれた、という話。視界の隅にうつる人形が、いやに目について敵わなかった。 「さぁ?意識がはっきりしたときにはもう屋敷には誰もいなかったし、どうなったかなんて知りやしねぇよ。って、しまった、僕自身の話みたいに話してしまった。」 「お前がゆりなんだろ。」 「ただの作り話かもよ。」 「お前は

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:終

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:7.神崎あとがき引用

          7.神崎あとがき引用(中略) (以下、P317から引用) あとがき 今回初めて短編集を世に出すこととなりました。自分はデビューから三作、すべて長編小説を手掛けてきたので、短編を書くこと自体が随分久しぶりだったんですね。いやぁ、長編とはまた違った難しさがありました。 まずアイディアの数が足りない。二万字程度を五本、と依頼されていたのですが、そんなに思いつかないよ!と。挙句、何度も何かインスピレーションが沸きやしないかと心霊スポットだの自殺の名所だの妙な観光地に友人を連れま

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:7.神崎あとがき引用

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:6.

          6.「ほら、起きて瑞希!」 倒れたままの瑞希の肩を思いきり揺する。へぐぉあ、みたいな言語化不可能な叫びをあげて瑞希が飛び起きた。勢いに思わず後退りする。 「なんじゃ!?地震!?」 「雷?」 「火事、親父!」 「お、正解!」 笑いながら手を叩いて、瑞希の体を懐中電灯で照らしてやる。自分の体を上から下に確認した瑞希が、ほっと息を吐いた。 「ちゃーんともどっちゅうな!」 「無事人形から出てこられて何よりだね。」 ふと、瑞希がこっちを見て瞬きした。 「あれ?将人?それとも

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:6.

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:5.

          5.例の小部屋に入って、テーブルの上に座る人形を確認する。私の記憶が正しければ、入りたての人間が人形の中で意識を持つことはないだろう。周りの音を拾うまでに、しばらくかかったような気がする。 「何も聞いてないよね、将人さん。」 じっと人形の顔を覗き込んでから、部屋を出て隣の部屋に身を隠した。少しすると、足音が近づき、ドアの開く音がする。続いて人が倒れる音がした。息をひそめて待つ。 「ん……あ、あれ?どこだよ、ここ……」 呻き声が聞こえたと同時に、私は隣の部屋に移動した。

          嗚呼なんて面倒な幽霊屋敷:5.