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ぐるぐる思考(反芻思考)から一時的に抜け出すには

ごきげんよう、おすみです。

今日はTwitterのフォロワー様から受けた質問から紹介します。

ウツ病特有の『反芻思考』をどうすれば治せるでしょうか?

フォロワー様より

反芻《はんすう》思考とは

「反芻思考」とは何度もネガティブな出来事を思い出し、悩み続けて抑うつ気分を増長させる考え方のことをいいます。もともと反芻とは、牛などが食べ物を消化するために一度胃に入ったものを口に戻し、繰り返し咀嚼《そしゃく》すること。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/1056/

HSP気質のおすみもあれこれ気になり過去の経験を良くも悪くも思い出し考えに考え過ぎてネガティブなループにハマることはよくあります。
このことを難しい言葉で反芻《はんすう》思考と言い、簡単な言葉で言い換えるとぐるぐる思考とも言います。

ぐるぐる思考と精神疾患とのつながり

人によっては『そんなにくよくよするな』と軽くあしらわれることもあります。
しかし当事者からすればいくら考えてもパッとしない時間がいつまでも続き、考えのゴールが全く見えないことで余計に苛立っています。
そのうえ軽くあしらわれたことに更に心も傷つきます。
そうなると気分が落ち込み考える気力さえもなくなります。
これがいわゆる抑うつ状態というものです。

つまり、ぐるぐる思考を単なる考え方の癖だと放置するとうつ病に罹る可能性が高くなるということです。

ぐるぐる思考から抜け出すために

絡まった心の糸をゆっくり解くように

ぐるぐる思考の時の頭の中は、一本の糸がぐるぐる状態で絡まっているような状態に例えるとわかりやすいかと思います。
おすみはその絡まった糸を自分のペースでいいのでゆっくりと解く作業から始めています。
絡まりを解くと悩んでいた問題の根本が見えてきます。
何を今更と思われるかもしれませんが、ぐるぐる思考の時は絡まりすぎて問題の本質を見失っています。

具体的には誰かに相談したり、紙に書き出したりといったアウトプットする作業をしています。

急を要さない考え事は一旦他所へ

考え事の本質が見えると、その考え事がそもそも急を要するのかも見えてきます。
急を要することと判断できる問題はどんな手を使ってもいいので人に頼ってでもできる限り解決する方向へと動きましょう。
逆に急を要さないと判断できる問題は別にその時考えなくてもいいと思います。
でも気になるという考え方は焦りの一つなので、その考え方に気づいた時は自分自身焦っているのだと認識し、いったんマインドフルネス瞑想をしてみたり動けるときは体を動かしてみたりとその時とは違うことをやって気分転換をしてから、急を要する問題に真剣に取り組みましょう。

  • それでも気になって眠れない。

  • 気晴らしの飲酒が止まらない。

など日常生活に支障をきたしている時は迷わず心療内科か精神科を受診することをおすすめします。


ぐるぐる思考に気がついた。
それだけでも素晴らしいことです。
これからも自分自身と向き合うように精神疾患と向き合い続けたいと思います。

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