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【魚好き大学生の創業日誌|vol.07】創業動機の見直し

魚を愛し、魚に愛されたかどうかはわからない男。どうも、魚が好きすぎて鮨メインの海鮮料理屋開業を目指している大学生です。

自己紹介にも書いてある通り、現在私は自分のお店をつくるべく準備を進めております。
どんなお店かなのかは過去にこんな記事をあげておりますので、こちらも合わせてご確認ください。

ただ、上記の創業計画書そのままで突っ走る訳ではなく、状況に応じてどんどんブラッシュアップしていくので、お店のイメージもあくまで今日現在(2023.10.13)のイメージだと捉えていただけますと幸いです。実際には、物件を仮押さえしてから本格的にイメージが固まりそうです。

そして、さっそく今回は『創業の動機』部分を見直していこうと思います。

創業動機を見直そうと思ったきっかけ

前述した過去記事の創業計画書に記載されている創業の動機は↓↓
・・・
「1人でも多くの魚好きを生みたい」
です。

この想いは、創業計画書に落とし込む前のイメージの段階から、なんなら創業を決意する前からあり、今後も事業をする上でミッションなどの軸となる部分にしていく予定でした。

そんな根底の部分を変えるきっかけとなったのが、とある人生の先輩から言われた

「魚好き」ってどんな人?みんな魚結構好きだと思うけど・・・?

という言葉です。
その時の様子はこの記事に詳しくまとめてあるので、お時間ある方はぜひ↓↓

これをきっかけに、もっと創業の動機を見直すと同時に、自分がどうしていきたいかを言語化する必要があると感じました。

僕が想像していた「魚好き」の姿

創業の動機を見直すと同時に、自分がどうしていきたいかを言語化するためにも、まずは既存の創業の動機にある「魚好き」の解像度をあげていきます。

以下、僕が想像していた「魚好き」の姿

  • 魚を食べていて美味しい・楽しいと感じる。

  • 魚に関する話を聞いて面白いと感じる。

  • 普段魚に特段興味がなくても、イベントなど何かしらで魚に触れる機会を得た際に目を輝かせている。

  • 自分でももっと魚を知りたいと興味関心が湧いてくる。

  • 水産業の問題とか難しいことは正直あまり分からないけど、自分なりに魚と向き合っているくらいには魚が好き。

僕のイメージはこんな感じでした。
ひとことで「魚好き」と言ってもかなりグラデーションがありますよね。さらに皆さんにもイメージしてもらいやすいように、もっと噛み砕いて、僕が思い描いていた具体的な「魚好き」の一例を出すならこんな感じ。

→普段そんなに魚に興味はないし、全然魚について詳しくないけど、魚に関するイベントに参加した子供が、クイズ大会や魚を触ってみるといった体験を目を輝かせながら楽しいと感じている。
→食に興味がある人が、飲食店において「これは〜〜〜という魚で、〜〜〜が特徴の〜〜〜な魚です。」などと説明を受けて食べたら美味しく感じたし、なんだか勉強した気分になれた。さらにその魚に合うオススメのお酒が最高だと感じた。

どうでしょう?
僕が思う「魚好き」のイメージ伝わりましたでしょうか?

「魚好き」を生むために必要な力

既存の創業の動機にある「魚好き」の解像度をあげるなかで、ひとつ気づいたことがありました。
それは、



僕が思い描いていた「魚好き」を生むためには、誰かに魚を“美味しい”“楽しい”“面白い”と思わせる人が必要で、それらの感情は総じて『魚で人をワクワクさせる力』によって引き起こせるものなのではないか。



つまり、僕に必要なのは「魚で人をワクワクさせる力」であり、僕がしたいことは「魚で人をワクワクさせる」ことでした。そして何より、「人が魚でワクワクしている」という現象を引き起こせることに僕自身が一番ワクワクするのです。(何回もワクワク書いているとおかしくなるわw)

ということで一旦今日からは、創業の動機を・・・
↓↓↓
『魚で人をワクワクさせたい』から
に変えます!!

僕のお店や事業を通じて、
・魚って美味しい、
・魚って楽しい、
・魚って面白い、
・もっと魚について知りたい学びたい、
っていう風に人に感じてもらえたら嬉しいな。
そして、僕1人の力では難しいけど、上記のように感じてもらえる人を1人でも世に生み出して、日本の水産業の課題に間接的に寄与できると嬉しいななんて思います。
とにかく、みんなで楽しく魚について話しながら、みんなで美味しく魚が食べれる空間や場をつくっていこうと思います。

それでは、今日はこの辺で。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました!!
最後に毎度恒例、本文よりも本気のあとがきをどうぞ。

あとがき:この日のお鮨

このコーナーは、鮨屋開業を目指す大学生の筆者が、その日に握った鮨を紹介するコーナーです。開業までは、毎日一貫以上握るが最低目標です。

メアジの握り

血合部分が大きくマアジよりも価値が劣るとされているアジの一種ですが、獲れたてで脂の乗ったメアジだとそんなこと忘れてしまうくらいぶっ飛び級の美味しさです。過去に食べたその日水揚げされたメアジの刺身の美味しさとやらは今でも忘れられません。

握ったのとは別個体の「メアジ」

さてそんな「メアジ」の握りですが、青魚特有の香りと味わいが生姜がキュッと引き締めてくれて、その上シャリとの相性も二重丸。非常にバランスの良い一貫でした。

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