医師を増やして大阪・憲法集会　民医連・保険医協会宣伝〜すべてがNになる〜

2023年11月4日【地方総合】

　大阪民主医療機関連合会と大阪府保険医協会は合同で３日、大阪市北区の扇町公園で開かれた憲法集会の会場前で「医師を増やしてください」「医療崩壊にストップを」とドクターズ・デモンストレーションを行いました。

　医師や医療関係者が「日本の勤務医は過労死寸前」「医学部定員数を増やそう」などとアピールするプラスターを掲げてスタンディングし、ビラ（大阪民医連作成）を配布。医師の働き方改革として２０２４年度から勤務医の時間外労働の年間上限を原則９６０時間とすることについて医師の青木淳さんは「いま年間１０００時間の時間外労働は普通。いまのままでは患者への責任が果たせなくなる」、府保険医協会の宇都宮健弘理事長は、地域医療と経営の両面から開業医としても健康問題は重要と語りました。

　リーフを受け取った女性は「戦争できる国へ軍事費を増やすより医療、福祉を充実してほしい」と話しました。