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新しいものにわくわくする

近頃では家も車も
自宅にいながらにして購入が可能らしい。
VR技術を用いて
あたかもその場にいるような
まるで目の前に実物があるような
そんな空間で購入を検討できるそうだ。

——やはり現物を見ないと
大きな買い物だしと私なんかは思ってしまう。
本来であればそうできるのがベストだと
誰しも思うのだろうが、
それが叶わないからこうした技術で補うわけであって
ここでそういう感想を持ってしまうことは
技術向上、文化改変の妨げになってしまうのかもしれない。

この先VR技術が研ぎ澄まされ、
もしくはそれとは違う新たな技術が登場し
より現実に近い空間を作り出すことに成功するだろう。
——CG技術の歴史を見れば歴然だ

しかしどうしても補いきれない部分、
質感、匂い、音はどうにかなると予想して、
その場の雰囲気、大きさからの圧迫感などは
想像力で解決するほかないように思える。
そうなると想像力を鍛えることに
つながるのではと予感する。

こうした体験が発端となって
面白いことを思いつく人が
この先次々に出てくることだろう。
転換期には賛否両論であっても、
やがて受け入れられた時には
きっと今では考えられない世界が
待っているのではないだろうか。

こうしたわくわくはいつまでも無くしたくない。
楽しみに年を重ねていきたいものである。

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