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致死に関わる心臓病にかかって初めて見えてくる自分の健康ケア

2019年の5月に心筋梗塞になってからもうすぐ一年になる。当時39歳。この病の発病としては若年である。

人間、誰しも当事者にならないと「真剣」にならないものだ。これはどんな有能な人間であっても限界はあるだろう。だから、経験ほど重要なものはない。今回は命を張った経験であった。

そもそも、 心筋梗塞。

心筋梗塞は心筋が壊死する恐ろしい病気
心筋梗塞は日本人の死亡原因の第二位にあげられている病気です。60代の男性に圧倒的に多く、突然激しい胸の痛みに襲われ、「火箸で刺されたような痛み」「えぐられるような痛み」と表現する人もいるほどの苦しみを伴います。突然死の原因にもあげられる恐ろしい病気といわれています。
大和成和病院


この、火箸で刺された痛み、なるほどと思った。刺されたことはなのだけども。

前兆は約1.5週間前から。走っても自転車乗っても心臓がちょっと痛い。というか苦しい。しかし、平和な私は「最近運動不足なのかなぁ」と勘違いもほどほどの判断をしていたのである。

特にお酒を飲んだあとの苦しさ。これは血液を運ぶスピードが早くなり、詰まっている血管にプレッシャーをかけていたのだろう。

そのまま緊急入院


ちょうどGW中に帰省していたのも運良かった。知人と終電までお酒を飲んで、地下鉄に乗っている時に、死にそうなくらい心臓が痛くなり、汗が止まらなくなった。手が震え、やっと歩けるくらい。最寄り駅まで母に車で迎えに来てもらい、そのまま緊急入院。0時半だった。救急車に初乗り。

治療はカテーテル治療。右手の動脈からカテーテルを通し、血栓を取り除く。なんと、心臓を取り巻く血管3本のうち1本が完全停止。造影剤(いわゆる血液のレントゲン)では1本消失していた。これで何が起こるかというと、心臓の筋肉が二度と復活しないことを意味する。私の場合は運良く20%死んでいたので、マラソンができないこと以外は普通の人間と変わらない。

手術中、局所麻酔なので意識はある。自分の心臓の血管が造影されたものを見ながら、血管にステントいう2mmくらいの網目状金属を入れて血管が塞がらないようにする。

詰まっていた血管が広がって血管が流れ出した「静」から「動」の瞬間の痛み。忘れることはない。なんときつかったことか。だが、あの急発病した電車の中での痛みに変えれば大したことはない。人間、短期間でこれだけ耐性がつくとは。

生きていると実感したタイミングだった。

2週間の入院の中で、様々なことを頭に思い巡らせた。一番最優先だったのは「食」だ。

BMIも標準以下、コレステロール値C判定以外を除けば全てAでクリアしてきた健康体だった。どうやら長年に渡って血栓がじわじわできていたとのこと。

そうそう、今回は自分の病気の体験談のために皆さんの貴重な時間を頂いているのではない。自分のために命は前フリで、ここからが本題。

自分の体で仮説・検証


この続きは自分のBlogに掲載しているのでぜひ読んでもらいたい。

(有料でもなんでもありません)

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