遅咲くん(Webプロマネ・制作会社代表)

オソザキくん~人生は30後半から回りだす~ 遅咲きでもいいから仕事ができるようになりた…

遅咲くん(Webプロマネ・制作会社代表)

オソザキくん~人生は30後半から回りだす~ 遅咲きでもいいから仕事ができるようになりたい、日々のアウトプットとメソッド。 東京代々木上原のWeb制作会社にて代表/プロジェクトマネージャー現職。プライベートは南米音楽デジタルベースDJ。テリア犬好き。Rice28スノーボーダー。

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  • 無能を脱却するBusiness Tips

    日々、仕事をしている中で、自分なりに「仕事がデキる人の定義」を綴っています。お仕事で行き詰まった時やストレスを感じた時に読んでもらえると嬉しいです。自分は無能ですが、客観的に書くことはできます。

最近の記事

もう少しだけなんとかならない?に返す言葉

この記事をちゃんと読むと 3 分くらいかかります。 個々最近、宿泊業界の売上低迷で、Webサイト運用のお仕事にもある現象が見られてきた。 出した見積もりに対して、もう少しだけなんとかならない? というクライアントからの返し。 しかも数万円のバナーレベルのものに対してである。 1000万なら、わかる。稼働を効率よく回せばペイできる可能性がありから。 だが、3万とか稼働を2hくらいのものに言われると流石に感情が走る。 どういう予算取りしてるんだよ。と 上記のような言葉は全

    • アウトプットがさらに重要になる時代になったことに確証を得た本

      この記事を読むのに必要な時間は 4 分くらいです。 毎年のようにビジネス本ではある程度市民権を得た英語キーワードが流行る。特にIT業界はまるでルー大柴さんバリだ。 頭が良さそうに聞こえるのは間違いない。 そこまで英語をカタカナで読まなくても。。と思ってしまう。 この記事を何度読んでも笑ってしまうもの条件反射レベルだ。 https://anond.hatelabo.jp/20190526220716 時々、IT系会社のオンラインセミナーにガラパゴス化しないように参加するが

      • 転職は点職でなく、線職にできた時に初めてキャリアに磨きがかかる

        この記事を読むのに必要な時間は 4 分くらいです。 コロナ渦になってからというもの、大企業の採用活動が鈍化し、優秀な人材が我々のようなSMBの企業レベルでも手が届くようになった。ありがたい限りだ。だから特に新卒の採用に力を入れるタイミングでもある。 普通に考えると人件費節約なのだが、これをチャンスと見てとらえている。 今回は転職のお話を。 実は私、40歳でこれまで6回転職をしている。 アパレル企画/店長 3年 Webメディア運営  6ヶ月 Webメディア営業 2年 W

        • 「どうしましょう?」から「これがベストです」に言い替えるには勇気がいる

          この記事を読むのに必要な時間は 4 分くらいです。 「どちらがよろしいでしょうか?」 お客様に選択肢を与えて、AかBを提示することで親切で、先に先に進んでいく。そして、クロージングしていく。 このような流れは正しい。逆の立場からすると提案してくれるしコミュニケーションがスムーズだ。 だが、これをやってはいけないシチュエーション・職がある。 私の職であるWeb制作。クリエイター職。 厳密には、モノ・コトをアウトプットして対価をもらう職。 一見丁寧そうに聞こえるこの選

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          プレゼン失格。テキスト読み上げだけなら小学生でもできる

          この記事を読むのに必要な時間は 5 分くらいです。 先日、とある通販サイトを運営されている企業様へ社内セミナーの講師をさせていただいた。 が、私のパートが酷いもので。 セミナーは計2時間。最初の1時間は社長のパートで、Webのこれからを概念としてお話していく。これからのWebサイトはこうしていかなければならない。 具体的を交えられて、毎回非常に好評を得ている素晴らしい内容で、毎回聴く方も変化があって流石です、と脱帽するばかりだった。 今は分社化してこの会社の代表をやってい

          プレゼン失格。テキスト読み上げだけなら小学生でもできる

          今どき営業リストを買ってローラー営業している場合じゃない

          この記事を読むのに必要な時間は 5 分くらいです。 新しい会社をグループ内で立ち上げ、代表になった私だが、社内の運用案件を回していくお仕事だけでは到底予算は達成できない。 だから、足りない分の新規営業が必要になってくる。 これまで5回転職し、毎回新しい売上口を最低限ながら作ってきた私からすると、新規営業は容易い、と思っていた。 だが、今の会社のフレームワークで全く役に立たないどころか、そういう営業は意に反するからやめなさい、とグループ会社代表に叱責、というか警告された。

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          頭に入らない、覚えられない理由。それは「眺めている」だけだから

          この記事を読むのに必要な時間は 3 分くらいです。 今の会社に入るまで、自分はこれだと気づかなかった。 眺める。ということ、それは資料や記事を読んでいるつもりだが、頭に全く入ってこないことをいう。 つまり、目的を持たず読んでいる。 だから、読んで情報を得ているつもりでいるが、実際にその知識が必要になったとき頭から引き出せない現象が起こる。 ウチの会社は基本的には過去に提出した提案書が山程あり、ほぼそれを使って新規提案を行っている。 使いまわしではなく、その案件ごとにアイデ

          頭に入らない、覚えられない理由。それは「眺めている」だけだから

          依頼された仕事の完成度は、依頼された時にもう決まっている

          この記事を読むのに必要な時間は 4 分くらいです。 前回、「依頼された仕事のアウトプットにケチやクレームをつけるのは、仕事を依頼した側の責任」 という記事を書いて、読んでくださっている方や知り合いからこんな返しがきた。 そんなにきっちり毎回できるわけないやんっ。依頼する側の意向も考えて、10言わなくても汲み取ってくれるくらいしてほしいんやけど。 確かにそう。毎回毎回、依頼する前に完全主義で考え抜くと、時間がいくらあっても足りない。 だから、今回は仕事を受ける側の立場の

          依頼された仕事の完成度は、依頼された時にもう決まっている

          デザインでトラブる案件はそもそも受注時から失敗している理由

          この記事を読むのに必要な時間は 4 分くらいです。 ウチの会社のWebデザインは全く愛想がない。 他の制作会社の実績を見ると素敵だと思ってしまう、見栄えがいい。 色・線・画像・テキスト、以上。行き過ぎるとウィキペディア。 でもクライアントから一切デザインの戻しがない。 最初にこの会社に入った時、なんだこのデザインは?こんなんで通らないでしょう。デザイナー入ってないんじゃない?と思える見た目。 でも会社に入って半年たらずで理由がわかった。 そもそもデザインで受注してい

          デザインでトラブる案件はそもそも受注時から失敗している理由

          なぜ、自分は人の意見に流されやすいのか

          この記事を読むのに必要な時間は 3 分くらいです。 プライベートでも少し会話が進んでいけば、「私って人に流されやすいんだよね」と言われたことはないだろうか。 言う方はいいが、言われた方が結構困る。「そうなんだ」としか言えない。 プライベートならそれだけで話が終わる。 しかし仕事では別だ。そもそも言及はしないのだが、心の中で思っている方はいるはずだ。 自分のその一人。 今日は「流されやすい人」はなぜか?を深堀りしていきたい。 それを改善したい場合、参考になれば幸い。 自分は

          なぜ、自分は人の意見に流されやすいのか

          30代中盤を越えたらいよいよ、会社で「できない」を「できるように」している場合ではない

          この記事を読むのに必要な時間は 6 分くらいです。 まず、このタイトルの「できない・できる」の主語は、明確なスキル(プログラミングや計算)のような覚えたらできるアウトプット/答えが一義になるものは含まず、依頼された資料作成等(捉え方によって完成したと見なされる)を指す。 社会人をやっていて、常々「仕事ができるようになりたい」と大カテゴリで思っていて、それをなし得えるためにビジネス本を読んだり、セミナーに行ったりと時間とお金を費やされているハズだ。自分も然り。 仕事ができ

          30代中盤を越えたらいよいよ、会社で「できない」を「できるように」している場合ではない

          これからオーソリティになりたい人が最初にすべきこと

          この記事を読むのに必要な時間は 5 分くらいです。 人との対面が難しくなってセールスのやり方が変わっている。 クライアントでも真っ先に注目されているのがデジタルマーケティング・Webサイトを活用したMA・DXの最適化、とその実践。 だが、これらのツールを使いこなす、つまり企業の1担当として、外内から見ても有効に活用されている・評価を得ることは困難である。 だが、リモート環境がさらに肌に感じてくるため、これからはデジタル特化は否めない。 逆に商品やサービスを探す人も基本イン

          これからオーソリティになりたい人が最初にすべきこと

          依頼された仕事のアウトプットにケチやクレームをつけるのは、仕事を依頼した側の責任

          この記事を読むのに必要な時間は 4 分くらいです。 少し前に書いた別テーマの一部を掘り下げての内容になる。 一人でできる仕事、できない仕事は必ずある。 また、上司の立場や発注する側の立場になった時に起こる、 「◯◯さん、この資料作っておいて」 「◯◯くん、これをパワポ化しておいて」 「◯◯さん、この手書きを見せられるようにしておいて」 などお願いすることがあるはず。 今回は、仕事を依頼する側を「避難する」。そのような方向で書いている。 なので、仕事を依頼される側を「擁護

          依頼された仕事のアウトプットにケチやクレームをつけるのは、仕事を依頼した側の責任

          スマホ1つで稼いでいる女子がたくましい次の時代

          この記事を読むのに必要な時間は 3 分くらいです。 先日、アプリで会った37歳の女性。 プロフィールにはV tuber的なことをやっています。と書いてあり興味とタイミングが合ったので会ってみた。 その興味とは、「V tuberがお金を稼ぐ考え方」が知りたかったからだ。いや、勉強したかったからだ。 今、その中は個人軸でのフォロー&フォローの関係で出来上がっているといっても過言ではない。 初対面で声をかける時でもSNSでつながっていると、そのネタから話は弾む。 会った女

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          プレゼンに勝ちたいなら提案書を作る前にアジェンダを徹底的に叩こう

          この記事を読むのに必要な時間は 8 分くらいです。 いきなり、提案書を作るときにパワーポイントを開いていないですか? 自分はそうだった。提案書を作る時に会社や事業部ではある程度フォーマット化されていると思う。 が、営業が属人化している企業だと、みんなそれぞれ作り方が異なっている。 また、大手代理店の提案では、「ページ数を稼いで100-200Pくらいにする」ことで一生懸命さを出しているケースもあるだろう。 いま、働いている制作会社ではプレゼンが非常に巧い。定性的な言い方だ

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          クライアントが言った通りに真面目にやると後々クレームになってしまう理由

          この記事を読むのに必要な時間は 5 分くらいです。 Web制作の運用をしていたらよくある、あるあるの話。 特にWebサイト運用をお願いしている会社がいて、 発注元に営業に行った時に担当者がよく言う話。 「今の制作会社の担当の人はちゃんと言ったとおりやってくれるんだけど、提案がなくてね」 業界の方ならほぼ誰でも聞いたことがあるフレーズだ。 しかも制作会社側の社長もそれを知った時は担当社員に頭ごなしに怒る。 「どういうことなんだ!?君はやる気あるのか?」 担当社員の

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