デザイン思考で始めるプレゼント選び
皆さん、クリスマスいかがお過ごしでしょうか?
クリスマスといえばプレゼント!
世のお父さんや彼氏さんは「なんだかイマイチ納得するプレゼント選びができないなー」という時ってありませんか?
それ!簡単なデザイン思考で解決できるんです!
ゴール(与えたい価値)設定する
そのプレゼントを渡した時の相手のリアクションを想像してみてください。
驚いてましたか?笑っていましたか?感動していましたか?
その姿が、あなたが相手に伝えたい体験(UX)がもたらす価値です。
もらった瞬間の相手の感情を思い描いて、それをゴールに設定し、
次は「どうすればその価値を届けられるのか?」を考えます。
ターゲットへの「無知」に気づく
プレゼント選びのデザインを始める時大切になってくるのは相手(ターゲット)のことをよく知る事です。
ここで大事なのは、相手の「知らない」を「知る」ことです。
長い付き合いのうちに、知らず知らず「あの子はああいう感じだからなぁ」と先入観に囚われてしまっていることがありませんか?。
まずは事実と仮説を分けて、知見を整理しましょう。
「人参を食べ残している」は事実、
「甘いの好きそう」は仮説です。
まず自身の無知な範囲を自覚することが大切です。
無知を知り、事実を整理して、次は仮説の立案に進みます
ターゲットの行動を観察する
事実と仮説が整理できたら、ゴールに基づいて、さらなる事実を観察から集めていきましょう。
あなたのゴールが「感動の涙を流させる」事であれば、そのほかの状態で感動の涙を流すケースを発見しましょう。
たとえば「映画アナと雪の女王を見て泣いた」や「同僚の送別会で感極まった」などです。
ターゲットのインサイトを発掘する
「映画アナと雪の女王を見て泣いた」という事実から、「アナ雪グッズをプレゼントしよう」というのは、いささか早計です。
この事実は、いくつかの気づきに分解できます。
・ディズニーの映像美に圧倒された
・キャラの熱いセリフに胸を打たれた
・苦難を乗り越えて、幸せになる過程に感情移入した
などなど、、、です。
先程あった「同僚の送別会で感極まった」の気づきを分解したとき
・同僚との思い出を思い出して感極まった
などの気づきあったとしたら、
それら事実から、気づきを照合すると。。。
「大切な思い出・過程に感情移入して感動するタイプである」という仮説が導き出されるはずです。
実際にプレゼントを選ぶ
「大切な思い出・過程を思い出して感動できる」を実現できるソリューションはなんでしょうか??
たとえば、思い出の写真や、思い出の味、昔大切にしてたアイテム、などでしょうか?
仮説を元に、ゴールを想像しながら、実際に選んでみましょう。
ごめんなさい、上手く行かないときもあります
上記のお話は、ターゲットのを分析することで、より精度の高い仮説を出す方法です。
残念ながら仮説は仮説なので外すことはあります。
そんな時は、その失敗を「新しい事実」として自分の知見にし、次のアイデアを練りましょう。
次は、今回よりも分かっている事実が多い分だけ仮説の精度が上がっているはずです。
幸いにもクリスマスは毎年来るので学習のサイクルを回すには最適ですね。
世のお父さんや彼氏たちが、幸せなクリスマスの夜を過ごすためのお手伝いができたら幸いです。
これを読んで「簡単だね」と思ってもらえたデザイナーの方へ
これは明日からのサービス開発にもすぐに使えます!明日から作るデザインに是非これらのエッセンスを取り込んでみてください。
幸せなデザイン生活を過ごすためのお手伝いができたら幸いです。
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