【推し活総研活動報告】企業様向けセミナー「推し活総研設立!事業成長につながる IP×ビジネスの最前線」をおこないました!
はじめに
推し活総研では、推し活に関する様々な取り組みを進行中です。
今回は、推し活総研の活動の1つである、企業向けセミナー講演についてご紹介。
まずは、6/7に開催された企業様向けセミナー「推し活総研設立!事業成長につながる IP×ビジネスの最前線」の様子を総研研究員であるSがレポートします!
Q.推し活総研とは?
そもそも推し活総研って?という方のために、推し活総研についての情報をまとめました。
推し活総研は株式会社CDGと株式会社Oshicoco の2社がタッグを組み、2024年4月に設立した共同プロジェクト
推し活に関する市場調査やデータ分析、企業向けの情報発信、セミナー講演やイベント開催等、サステナブルな推し活を目指し、様々な活動に取り組む
4月4日に『推し推しの日』を制定
現在は2社から集まった総勢9名で活動中
ありがたいことに、活動開始から半年足らずで、たくさんのメディア様やイベント主催会社様から取材依頼やデータ掲載依頼をたくさんいただいております。
セミナースタート!
今回のセミナーは株式会社CDGと日頃からお付き合いがある企業に向けて開催されていることもあり、開始10分前には、会場内は多くの企業様の姿が。
まずは、株式会社CDG 小西代表からのご挨拶があり、いよいよセミナーがスタートします。
本セミナーのテーマは「事業成長につながる IP×ビジネスの最前線」。
推し活を本質でとらえることで、事業・案件を成功へとつなげる手がかりを紹介していきます。
推し活総研の多田所長から自己紹介と、推し活総研の活動紹介からセミナーがスタートしました。
改めて、推し活総研の2 か月の歩みを振り返ると、本当に多くの人に協力いただいており、感謝の気持ちです…!
いよいよ本編へ!
「そもそも推し活って?」「推し活市場って実際成長している市場なの?1部の人の行為では?」「一過性の流行では?」
このようなイメージを持たれている企業さんがまだまだ多いのが現状です。
今回のセミナーで多田所長が話していたのは、皆さんが持っているそれらのイメージは『昔のオタク・数年前の推し活の残像』であるということ。
推し活を本質で捉えるために、まず、「推し活とは何か?」を話していきます。
「推し活総研では国内最大規模のアンケート調査を実施して」と多田所長が話しながら、推し活の見える化につながる総研独自のデータや知見を企業様に紹介していきます。
この記事でも内容の1部を紹介すると、現在の推し活人口は1136 万人にのぼり、10 代後半女性では過半数が推し活をしているという調査結果を公開しました。
推し活は既にメジャーな活動であることが分かりますね。
また、「推し活はグッズを買うだけではなく、友達との交友が大事です」と推し活の実態を多田所長が説明していました。
肌感覚でしか捉えられていなかった推し活の現状を、数値で見える化し、推し活層の行動を分析していくことで見えてくる内容だと言えますね…!
初めて見る興味深いデータの説明に、会場でもメモをとる企業様が多数でした。
いよいよ『推し活の事業活用』に迫ります
前段の推し活の概要の説明を終え、セミナーは中盤へ。
「推し活をどのように事業活用していくのか」へと話が進んでいきます。
まず推し活の事業活用を考える上で、「表面的に推し活を取り入れるだけではNGです!」ということで、総研が考える『推し活の本質』を説明していきます。
『推し活の本質』これは総研の中でもかなり議論した部分です。
「人と同じ・違うの表現が活動の源泉」
総研で推し活×企業の事例を集め続け、見えてきた共通項であり、一番大事なエッセンスはこのワードでした。
「つまり、推し活はアイデンティティづくりなのです。」
多田所長の説明に、まだピンと来ていない企業様もいる様子。
そこで、具体的な事例で、企業様の理解を手助けします。
例では、
人に見てもらうための場や自己表現のためのツールとして、「オタ垢」「痛バ」が挙げられました。
私自身も推し活をしているので、オタ垢で推し活の様子を載せたり、作った痛バッグをイベントに持って行ったりと、自身の推し活を「表現したい」「共有したい」という気持ちがあるという部分に頷けました。
続いて、「同じ」「違う」という部分について具体的な例が。
「同じ」の例として「推し色」消費や「共通の推しで分かり合える」、
「違う」の例として、所有するグッズの種類や推しの誕生日会での「アレンジ」などが挙げられていきます。
セミナーのハイライト内容は?
本セミナーのハイライト!
推し活の3要素、『表現』『同じ』『違う』に沿うIP施策や推し活施策は、廃れにくく・受け入れられやすいというまとめが出てきました。
会場のみなさんが熱心にメモをとっている様子が見られました。
セミナーもいよいよ終盤へ
まとめの内容が出てきたところで、ここからは株式会社CDG で総研メンバーでもある荒川さんが登壇。
多田所長と一緒に、さらに具体的なプロモーション事例をみながら、先程のまとめで出てきた推し活の3要素に沿った、成功へのポイントは何かをディスカッションしていきます。
ここでは、プレスリリースやマスでの情報発信、そしてノベルティグッズと具体的なプロモーション手法について、「明日からすぐ出来る推し活活用」の話が続いたのですが、この部分は来場いただいた企業様にだけ、ということにさせてください…!(どうしても知りたいという企業様は、ぜひ推し活総研までご連絡ください)
推し活総研、初の企業様セミナーもいよいよ最後のセッションへ。推し活総研からのメッセージを多田所長が読み上げました。
上記スライドに書かれている
”「スキ」を尊重し、「スキ」に寄り添った PR や企画が大事“
というメッセージは、総研メンバー一同、本当に大事にしたいと思っています。
そして、約 1 時間にわたるセミナーが終了!最後のメッセージ含め、メモをとり、大きく頷きながら最後までご清聴いただいた企業様、ありがとうございました。
登壇した多田所長、そして荒川さん、発表内容を一緒に作った総研メンバー、そしてセミナー事務局の皆さん、初のセミナー開催、本当にお疲れさまでした!
私自身も総研メンバーの一員として“スキに寄り添った活動”を広げる仕事を、これからも続けていきたいと改めて思った1日でした。
セミナーを振り返って(多田所長の一言)
最後に、登壇した多田所長から一言いただきました!
推し活総研としては初めての、複数の企業様の前での登壇機会でした。
熱心にメモを取って下さったり、深くうなずきながら話を聞いていただいた方も多く、企業の皆様が「推し活」を理解しようと感じてくださっているのだなと思いました。
推し活をプロモーションに活用する際には、企業様が推し活をするファンと、版元様について深く理解することが必要不可欠です。
推し活総研は今後この3者の橋渡しをして「三方良し」の状態で推し活文化が広げたいと考えておりますので、今後もこのような活動を継続していきます。
推し活総研所長 多田夏帆
最後に
今回は推し活総研初のセミナー開催レポートをお届けしました。
推し活総研では、企業様向けセミナーの開催を今後も進めていきますので、ご希望の法人の方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:sara.sone@oshikatsusoken.com
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