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新聞を読む必要性

※ このトップ画像はごるちきさんから、お借りしました(みんなのフォトギャラリーより)。ありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。※

ツレが購読している東京新聞をたまに読んでいるが、特に日曜版はわたしが楽しみにしている定番の1つだ。

今日は、新聞をおススメしたいのだが、特に地方紙である東京新聞もしくは、中日新聞が良いと言う話をしたい。

但し、テレビであっても新聞であっても真実を語らない闇の部分があり、消費税で協定したため、新聞離れしている現代人の対策として、新聞は消費税を減免されている。

そのため、新聞もテレビもスポンサーには弱い。

消費税や国債について,本当のことを新聞も語りたがらないし、テレビでも池上彰の番組などは、もっともそうなことを言いながら,真実をうやむやにすることもあるので、わたしは池上さんを次第に信じなくなっていった。

しかし、新聞に関しては活字離れで新聞購読者が激減しているので、これは止むを得ないかも知れないなぁと,わたし自身は諦めている部分もある。

だからこそ,新聞を買い支えなければ、ますます国民不在の中で,購読数は減る一方だし、新聞業界が枯渇し消滅する恐れがあり、これらの職業の人たちが無くなってもらいたくはない。

何故ならば、真実を伝える報道機関である限り、情報の多様性が大切なことはわたしは、痛いほどよく知っているつもりだ。

人手が足りなくなれば、真実をより追及出来なくなるだろう。

購読者が増えれば、そこで働く人も増やせるし,潤沢な情報を提供する機会を増やしてもらえると思う。

この新聞は、どの新聞社よりも国民・市民の視線に近いことをわたしは読んでいて感じているので、強くおススメするのだ。

特に今日のこの日曜版の大図解の特集は、とても良い。

note画像 東京新聞日曜版大図解20210502-1

日曜版のテーマは、「子どもの食は大丈夫か」。

日本の農薬に対する規制が、どんどん緩んでいることを,このnoteをご覧の皆さんは、ご存じだろうか?

このグラフは、大変分かり易いだろう。

西欧のほとんどで規制が厳しくなっているものから、アジアは遠ざかっているのだ。

国産野菜が安全と言うのは、一昔もふた昔も前のことで,今や伝説化していると言えよう。

原発による汚染水の放出で,魚までがヤバいと言うのに、国産の食品が食べられないと言うのは、実にむなしく哀しいものがある。

国は、一体税金を払って政治を支えている国民に唾を吐くような行為をしていて、何故平気でいられるのだろうか…安全・安心と健康を保証するべき国のつとめを放棄している。

東京新聞日曜版大図解20210502-2

見づらいかも知れないが、厚労省の見解と言うのが、オレンジの吹出で書かれている。

ここに改めて,転記すると…

「改正前の基準では国内のホウレンソウの栽培が立ちゆかない。

そのため、基準値を変更した。

Codexの基準も上回るが、安全性については食品安全委員会に諮問、薬事・食品衛生審議会の審議を経ている」

――との言い訳がここには書かれているが、Codexと言うグラフの国際基準よりも、改正後は20倍も跳ね上がっているザマだ。

まるで放射能規制委員会に諮問して、お墨付きを得ているから良いのだと言う、放射能基準のようで実に恐ろしいが、このnoteをご覧の皆さんは放射能の安全基準が、事故後に歪められ,緩められたことはご存じだろうか。

わたしはだから,国の基準値のあらゆるものを2011年以来、固く信じないことに決めている。

例えば菓子メーカーなどで,いけない添加物を入れているので苦情を言うと、国の基準に則ってやっていると言う弁解が必ず返って来る。

しかし反論としては、国の基準は世界レベルでも先進国レベルでは最低ですよと…そんな甘い国の基準に任せずに、厳しい自社基準を設けて、安心出来る食品を提供して欲しいです、と述べて来た。

そう言う消費者の声を大事にするメーカーが増えて来たので、わたしは時間の許す限り,消費者活動として、そう言った電話やメールを行っているが、本当に国の基準が緩いので,それにあぐらをかくメーカーも散見する。

東京新聞日曜版大図解20210502-3

わたしは、ガッカリした。

ある時,気付いたことに、DIYショップと言うのか、ドイトやD2のような大型店や、100円ショップでも、いわゆる「猫も杓子も」除草剤を売るようになり、どの園芸コーナーでもこれが目に付くのだが、本当に危険な農薬だ。

「おそらく発がん性がある」に分類される。

WHOの専門機関の1つ「国際がん研究機関・IARC」は2015年3月、この農薬について、『ヒトに対しておそらく発がん性があるグループ』に分類した。

この機関が決めている基準は5段階に分けられ、上から2番目の危険性(1番目は、発がん性があるで危険性が高い)に位置する。

その表もこの日曜版には載っているが、おそらくあまりここに載せてしまうと、著作権の問題にも触れてしまうと思うので、この辺にしたい。

こうした良質な情報は、スマホでは得られまい。

勿論,検索してネットサーフィンしたところで、こうしたものがヒットすることもあるまい。

ある程度,専門的なことなども書かれていはいるが、新聞ほど信頼して良いかどうか不明なサイトも多々ある。

だから、新聞を購読してみないと分からない良さと言うものもあると言うことだろう。

とにもかくにも,新聞を購読してみて欲しい。

どこの新聞紙も同じではない。

原発依存の読売やサンケイなどは、あまりおススメ出来ない。

自民党系の都合の良いことも、結構載せている。

過小評価や過大評価も盛り込まれていることが多い。

つまり、偏りや振れ幅が大きいと言うことだ。

サンケイは特に,わたしからしたらなんちゃって新聞であり、新聞社としてのジャーナリズムがある記者は少ないと感じる。

実際に,読み比べるのは大変なことだと思う…資金面でも、時間的にも。

それが出来るなら,noteを読んだりモノするヒマもないだろう。

それでも,新聞を読むことをおススメしたい。

                            (おしまい)


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