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苦手な「お正月休み」を自分らしくハックした実例集

あなたの年末年始のご予定は?
その予定、楽しみですか?それとも、ちょっと気が重いでしょうか?

僕は「お正月休み」って、昔から苦手です。お店がしまって街が静かになったり、クソ寒いのに初日の出とか初詣に行ったり、親戚と気怠く集まって正月番組を観たり…どれもこれも楽しくなかったからです。

僕は「場づくり」や、そういうことを通して「新しくて自分らしい生き方」をつくることを、仕事にしています。仕事というより、それが僕のすべてです。そんな僕が、学生時代からあの手この手で「お正月休み」をハックしてきました。

この文章は、お正月休みが苦手な人が自分らしく年末年始を過ごすためのアイデア集(すべて実例)です。お正月らしく過ごすより、自分らしく過ごしましょう。


惑わされるな!「いつもの感じ」をキープする

お正月休みが不快なのは、周囲が「お正月モード」に変化する影響を受けてしまっているからです。たとえ日付が1月1日でも、いつもと同じ暮らしをしていれば、華麗にスルー出来ますよね。

ハック①:年末年始も変わらず営業するカフェを探しておく

僕がよくやっていたのは、年末年始でも営業しているカフェなどを探しておくことです。

「12月26日〜1月6日まで休業です」みたいな軟弱なお店も多いですが、中には「変わらず営業します」とか「12月30日〜1月2日は営業し、3日〜5日は休業します」というようなお店もあります。
ファミレスやホテル内のカフェラウンジなども、変わらず営業しているところがあります。

カフェで読みたい本を読んだり、ブログを更新したりして、その時だけでも「いつもの感じ」をキープしましょう。いつもよりゆったり過ごせるはずですから、「カフェでやりたいこと」を用意しておくと、ほっと一息つけるはずです。

年末年始の営業は本当にありがたい…

ハック②:カレーを煮込む(おせち料理的でない料理をつくる)

他にも僕がやっていたのは、大晦日にカレー作りをするということです。

市販のルーなど使わず、スパイスから本格派のカレーをつくり、サフランライスなんかを炊いていました。まず、すごく時間がかかりますし、おせち料理(近年は美味しいなと思いますが、子どもの頃や若い頃は、まったく美味しいと思いませんでした)みたいな雅な感じの正月料理に対抗するには、カレーが有効な感じがしたからです(笑)。

あとはなんといっても、カレーがすごく美味しいということです。スパイスの香りにつつまれていつの間にか年を越している…となれば、見事「年越し」という形式的な節目をスルーすることが出来ます。

本格派をめざそう

自由になれ!「家族の集まり」から離脱する

お正月といえば、「帰省」や「家族・親戚の集まり」が定番ですよね。僕も、子どもの頃はイベント感があって楽しみにしていましたが、実際に集まってみると下品な叔父や叔母、頭の悪いいとこ達(謎の上から目線で本当に失礼だと思うけど、子どもの頃の僕はそう感じていました)と過ごすことが、「ぜんぜん楽しくなんかないんだ」と気付きました。

ハック③:家族や親戚の集まりに「不参加」を表明する

僕の親戚筋は、「お正月はみんなで集まるもの」という感じだったのですが、僕が「行かない」と表明したことで流れが変わり、「私も行かない」という人が増えました。

もし、お正月休みに帰省したり親戚で集まったりするのが嫌なら、そこに行かなければいいのです。あなたが自分らしく選択をすると、反発する人もいるかもしれませんが、そこから学び「自分も自分らしく過ごそう」という人が出てくるかもしれません。

親が悲しむから…と罪悪感を持ってはダメです。自分の子どもにそんな罪悪感を持たせたいですか?親は親なりに、子どもは子どもなりに、それぞれ「楽しいお正月」を過ごせばいいのです。

だらだらするな!クリエイターモードにシフトする

会社や学校が休みになる「お正月休み」には、求める求めないにかかわらずまとまった時間が出来ます。この空白を空白のままにしておくと、外から「お正月の風」がふきこんできます。Netflix観まくりもありだけど、クリエイターモードにシフトする方法もあります。

ハック④:ホームページ(WEBメディア)を開設する

僕がやったのは、自分のホームページを制作することです。もうずいぶん前のことで、いまはこのnoteやVoicyを発信の拠点にしていますが、まだこういうことが仕事になる前には、自前でいろいろ試していました。

お正月休みは静かだし、電話やメールも減るし、集中して作業するには一番です。僕の場合はメディアづくりだったけど、あなただったらどんなことをしますか?

同類を集めろ!」「正月らしくない場」を主催する

お正月休みとか、家族を意識した場が好きじゃない人は、世の中には大勢います。そういう自分を開示して呼びかければ、応えてくれる人は必ずいるはずです。

お正月に限らず、お祭りっぽい場がつまらない人におすすめしたいのは、自分が主催者側にまわることです。僕はだいたいマイノリティ側の人間なので、多くの場は不快です。また、場づくりのプロからするとろくな場づくりも運営もなされていない親戚の集まりなんかが、集まったみんなにとって面白いはずがありません(一部の人は楽しいかも)。

少々ハードルは上がりますが、世の中の「お正月らしいお正月イベント」にぶつけるつもりで、イベントを主催する方法もあります。以下はその実例です。

ハック⑤:自主紅白歌合戦を開催する

僕がやった中で一番楽しかったのは、「家族と過ごさないお正月!自主紅白歌合戦」というイベントでした。山のなかの別荘みたいな場所で、大晦日から元日にかけて開催しました。参加者には「食べもの一品」と「好きな曲」を持ち寄ってもらいます。

僕の特技が宴会ギター(歌う人のキーやテンポに合わせて適当にギターで伴奏をつける)ということもあり、思いついた企画です。

自主紅白歌合戦の様子

カラオケと違って生のギター伴奏があると、ライブ感といいますか一体感もあり、一人で中森明菜を歌い上げる人もいれば、ロックをみんなで大合唱というようなパターンもあり、人前で歌うのが苦手な人ともいっしょに楽しめました。

まぁ、かなり「お正月」を意識した感じの企画内容なのですが、「家族で過ごす」じゃない方の、新しい楽しみ方だと感じました。

ハック⑥:合宿を開催する

これは、僕が代表をしているNPO法人れんげ舎の話です。年末年始は、昨年から今年にかけて3泊4日の合宿を開きました。NPOということもあり、専従で働いている人もいれば外でフルタイムで別の仕事をしている人もいます。年末年始は、取引先もみんなお休みになるので、合宿を開く絶好のチャンスです。

早めに予定を組み、宿をおさえ、日頃の活動を俯瞰して普段は話せないくらい深〜い領域を扱います。来年に向けての作戦会議でもあり、すごく充実した場になりました。今年もお正月休みは合宿です。

日常を俯瞰するには旅に出るのが一番

お正月らしくより自分らしく過ごそう

というわけで、お正月休みが苦手な僕のお正月ハック実例集をお届けしましたが、いかがでしたか?

完コピ出来るものもあれば、ご自分に合うようにアレンジしていただく必要があるものまで色々ですが、いずれにしても「自分から動く」という精神が肝です。

*お正月に限らず、常識にフィットしなくても、新しくて自分らしい生き方を開発すれば、未来が変わります。「生き方開発lab」はそのための場です。


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